データ
別名 | 剛力怪獣 |
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身長 | 67メートル |
体重 | 7万6千トン |
出身地 | 怪獣島 |
概要
『ウルトラマンダイナ』第16話「激闘! 怪獣島」に登場。
TPCのオオトモ博士がザリーナ地帯の秘密研究所で、かつてウルトラマンティガに倒されたシルバゴンのDNAから創りだしたクローン(どうやって異次元空間と共に消えたシルバゴンのDNAを確保したかは謎)。オリジナルと違い体のラインは青色(オリジナル及びキングシルバゴンは紫色)で、弱点だった視力は遺伝子操作で改善されている。
パワーはオリジナルとほぼ同等(テレビマガジン増刊『全ウルトラ怪獣完全超百科』によれば「腕力はオリジナルを凌ぐ」らしい)だが、防御力がかなり低下しており、オリジナルがゼペリオン光線にも耐え切ったのに対し、ガッツブラスターやブレイクシューター等のスーパーGUTSの携行火器でもダメージを受けてしまう程度で、総合的に見ると能力はオリジナルより劣っている(それでもクローンシルドロン程度なら圧倒できる強さ)。
活躍
怪獣島に降り立ったアスカ達スーパーGUTSの前に現れ、同じくシルドロンのクローンであるクローンシルドロンと交戦する(なおこれは定期的なトレーニングメニューであった)。クローンシルドロンはオリジナル同様に未来予測でクローンシルバゴンの攻撃を予測し、強固な両腕でのガードを試みるが、そのガードをも力ずくで吹き飛ばす等の相変わらずの強さを発揮して、一方的に倒してしまった。
その後付近にいたアスカ達に襲いかかるが、攻撃を受けて退散する。
それからしばらくして再び姿を現し、研究所を攻撃するアスカのα号を襲っていたが、研究所の破壊を恐れたオオトモ博士によって最強の怪獣・ネオザルスが投入され戦闘に入った。奮戦するもネオザルスの圧倒的パワーに押され、投げ飛ばされた末にホーミングビームで粉砕されてしまった。
その後の登場
ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 新たなる二つの光
エピソード13「シルバゴンの逆襲」に登場。
南海の孤島で遺伝子改造を施されたという設定自体は原作と同様だが、本作ではネオザルスが登場しないため、クローンシルバゴンがダイナと戦う事になる。他にも研究員のミスで解放されたなどの差異がある。
トドメ自体はどのタイプの必殺技を繰り出しても問題ない。
クローンシルバゴンとダイナが戦う唯一の作品となっており、『大決戦!超ウルトラ8兄弟』に先駆けてシルバゴンとダイナの対決が実現した作品でもある。
余談
- 着ぐるみは既存の物を改修し、体色の赤い部分を青く塗りなおして使用している。
- シルバゴンとシルドロンを同時に登場させることについて名前が似通っているという懸念もあったが、有り物の都合とシルドロンをもう一度登場させようという意図から両者の登場が決定された。
- ダイナとの直接対決は実現しなかったが、後に『大決戦!超ウルトラ8兄弟』において、約11年ぶりに実現した。だたし、こちらのシルバゴンは、本個体よりも遥かに強化されていたにもかかわらず、ダイナはソルジェント光線一発であっさりと倒してしまっており、仮にダイナ本編で対決できたとしても、ほとんど相手にはならなかっただろう(逆に言えばダイナはティガよりも遥かに強いウルトラマンという事になるが…)。