概要
1984年、祖父と『ゴジラ』(1984)を観に行ったことをきっかけに怪獣映画に傾倒し、平成ゴジラ、平成ガメラ、平成ウルトラマンに親しむ。『ガメラ2』は自身の金字塔となった。
高校に進学した時点で、将来は特撮関係の仕事に就こうと決めていたという。
1999年に上京し、日活芸術学院に入学。映画製作に実習生として参加。
2000年に学院中退。2007年、学生時代から制作していた自主制作映画『G』が完成。それが認められて2009年、テレビ番組の企画で『長髪大怪獣ゲハラ』を制作。商業監督デビューを果たす。
同年2月『G』と『長髪大怪獣ゲハラ』がゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009にて市民賞を受賞。
2023年12月に結婚したことを2024年6月に自身のイベントで発表。
作風
- 「長回しでいろんな要素を詰め込むのが好き」と公言しているように、一カットが数十秒続く長回しのシーンが数多くみられる。ファンはこれを見ただけで明言が無かったとしても田口監督が担当していると気づかれる。
- その真骨頂とも言えるのが、『ウルトラマンブレーザー』の第14話で、ウルトラマンのぐんぐんカットから怪獣を倒して飛び去るまでの1連の流れ(田口監督の中でも最長となる約2分30秒)を長回しワンカットで演出している。とはいえ、複雑な仕掛けや合成に時間がかかる空中戦のみという前例のない挑戦であったこともあり、特撮班の打ち合わせでスタッフに提案した際には少し微妙な雰囲気が流れたとも語っている。
- また上記の長回しワンカットは合成部や助監督時代に見たウルトラマンメビウスインフィニティの板野サーカス貼りのアクションと長回しの総決算のつもりで演出したとインタビューで語っている。
- 後に仮面ライダーガッチャードに登板した際には仮面ライダーとキュウビマルガムの対決で応用している。
- ミニチュアのビルが倒壊する際に飛び散る破片は「タグチップ」と呼ばれる細かく刻んだペットボトルの破片を使用している。スタッフは暇なときにひたすら切り刻んでいるらしい。
- ミニチュアのビルの破壊にもこだわり年々と試行錯誤している。
- 固定された視点ではなく、手持ちのカメラのように「ぶれる」視点に怪獣などが合成され、人間パートと巨大パートが同時に進行。ミニチュアセットを奥にだけおいて手前には本物の建物を合成するなど、技術の進歩もあり真新しい合成技術を取り入れている。
- 川北紘一の平成ゴジラや樋口真嗣の平成ガメラを見て育ったため、それらのオマージュしつつ両者の作風のハイブリッドを得意としている。
- 高校時代には『ウルトラセブン』を繰り返してみていたため、ドラマパートにはいわゆる「実相寺アングル」を多用している。
- 近年では同じくウルトラシリーズを監督した坂本浩一の魅力的なヒーローの描き方を学んでいる。ちなみに、ファンからはよく「坂本監督は主にヒーローをメインにかっこよく描く監督」、と言われるのに対し、「田口監督は怪獣をメインにリアルに描く監督」と言われる(事実として、ウルトラシリーズに監督として本格参戦した作品こそ、怪獣が主役である『ウルトラゾーン』である)。ツブイマでの両名の対談にて「アクションの坂本」「リアルの田口」という世間からの評価をインタビュアーから聞いた際には、坂本と田口は、「坂本がアクション出身、田口がゴジラ特撮と若い頃に影響を受けた物によるが違うから」と答えており、キャスティングにも自分達の性格が顕著に現れていると笑いながら話している。
- このように評されるが、『きたぞ!われらのウルトラマン』では、ウルトラスラッシュを巧みに扱う初代ウルトラマンが登場したり、石像から蘇った巨人であるウルトラマンティガの設定とバラージの設定の設定を上手くミックスしたりと、ウルトラマン側も大切に扱い、魅力的に撮る事の出来る人物である。
- 同じく坂本との対談にて上述のように坂本のヒーローの魅せ方を学ぶ際、普段から「坂本監督っぽいと言われないように意識している」と語っているが、坂本がメインを務めた『ウルトラマンジード』で田口が担当したペダニウムゼットン回のように、坂本がメインの作品に入った時には枷が外れて「『思いっきりアクションしちゃえ!』や『ここは早回にしちゃえ!』と振り切ることが出来る」と語っている。
- ウルトラマンタイガ第4話のデアボリックとウルトラマンフーマの対決ではいつものハイスピード46コマや96コマではなく実験的に坂本監督が普段撮ってる22コマで撮っている。
- 坂本監督もウルトラマントリガーラスボスメガロゾーア第二形態の初登場カットでは田口がよく撮っている川北逆光を用いている。
- 上記の通り、リアリティ重視。『ウルトラマンX』では無理言ってヒロインにバズーカを持たせた。怪獣が街を襲う際の風景やそれに人々がどう対処するかといったことへの興味が強い。そのため、「宇宙人が日本語を話す」ことはあまり好まず、ウルトラの星を描くこともほとんど興味がないという。
- 「ホビージャパンmook 宇宙船vol.149」(ホビージャパン)での田口清隆監督へのインタビュー記事(同書のP84からP85)によると、ファントン星人グルマン起用の理由は超兵器を出しやすいため、Xioの制服を布地にしたのも、レザーは動きにくく、リアルではないと判断したため。同様に怪獣の出現地点やタイプ分けもリアリティを意識している。これは「プロの防衛隊らしく頭の良い仕事をやってもらいたい」(同書P84より、原文ママ)という願いが込められている。
- 先述したように「宇宙人が日本語を話す」展開は好んでいないものの、監督作ではメフィラス星人やファントン星人グルマンなどの宇宙人は普通に日本語を喋っているため、物語上、必要であれば日本語を話すこともあるようだ。
- 先述のリアリティ重視のドラマを撮るにあたって『ウルトラマンX』では、撮影前に実際の自衛隊で行われてる訓練をメインキャストが行っており、エックスの必殺技であるザナディウム光線についても大地役の高橋健介氏と数時間にわたって議論をしている。後年の『ウルトラマンZ』でもよりリアルに撮るため軍事考証として小柳啓伍を呼んでいる(小柳は『ウルトラマンブレーザー』でもメインライターとして再び田口とタッグを組んでいる)。
逸話・人物
- 穏やかで柔和な風貌や物腰の柔らかさ、気さくな性格などから、ファンや出演者からはしばしば「お父さんみたいなオーラの持ち主」と言われることも。
- 2018年にニコ生の『吉田尚記 dスタジオ』(第45回)に出演した際には、(スーツ姿であったこともあり)MCの吉田から「これは…あれですよね? 『シン・ゴジラ』で日本を支える官僚の方ですよね?」と言われていた。
- 好物はタラバガニ。担当回の怪獣のデザインモチーフの一つとして取り入れられた事もあるとか。
- ウルトラシリーズに参加した当初は、現在の実績からは考えられない程ミスを連発して怒られることが非常に多く、「もう嫌だ」と泣いてしまったこともあったらしい。
- また当初は怪獣に比べてウルトラマンにはさほど興味がなかったのだが、たまたま立ち寄ったウルトラマンフェスティバルのライブステージで子供たちの応援の力に感動し、『ウルトラマンオーブ』の劇場版にて観客に応援を呼びかけるようなシーンを入れ、実際に応援上映も行った。
- 前述の通り怪獣にはとても思い入れがあり、『ウルトラマンオーブ』でラスボスを務めたマガタノオロチが、数年後にやはりメイン監督を務めた『ウルトラマンZ』では、噛ませにされるくらいならと別の怪獣に改造したと語っている(一応、セブンガーを新造するのに制作予算が回され、新怪獣のスーツが作れなかったという台所事情もあるようだが)。
- ニュージェネシリーズになってイベントやTVシリーズで再登場の機会が増えたペガッサ星人やブースカといった可愛い系の宇宙人やノーバといったマニアックな怪獣が最新のTVシリーズの怪獣達と同じ土壌に立てる世の中になって来たならセブンガーも絶対人気が出ると言う確信がありウルトラマンZで主人公サイドの機体として出すとフィギュアが売り切れるなどマニアックな怪獣達を選出している。
- 特に『ウルトラマン』の怪獣ではブルトンとガヴァドンAにかなり愛着を持っており、歴代怪獣を新規造形で作る企画が立ち上がった際には毎回リクエストしていたが、どちらも可愛い系の怪獣のためなかなか作られず、「絶対人気出るよ!!」とその都度何度もアプローチを続けていたという。その後、令和の世になりブルトンは『ウルトラマンZ』、ガヴァドンは『ウルトラマンブレーザー』でスーツが新造され、再登場の機会に恵まれた。
- ウルトラマンギンガSにてガンQがメインの回を担当した際この時は平成怪獣に詳しくなかったのもあり打ち合わせの現場にてウルトラマンガイアでガンQを演出したプロデューサーの北浦嗣巳の前で「ガンQ気持ち悪いんですよねえ…」と言ってしまいガンQに愛着のある北浦氏に「悪かったな!」と睨まれてしまい謝罪。その後演出をしてからはガンQが好きになったと話している。
- ゲーム『地球防衛軍』を愛好しており、いつか実写映画化したいと思っている。また、カプコンの『モンスターハンター』シリーズもプレイしており、同作におけるモンスターの見せ方等にインスピレーションを受けることもあるとのこと。
- 『長髪怪獣ゲハラ』の特撮でギャグシーンマシマシにして撮影したところ、怪獣に対して別な種類の思い入れを持つ脚本担当のみうらじゅんを怒らせてしまった。そこで製作総指揮の樋口真嗣が間に入って収めたという。
- 『The Next Generation パトレイバー』に監督の一人として参加し、総監督の押井守にその特撮技術をとても高く評価されたが、その器用さから現場で便利屋として扱われないように気をつけることと、本来ライバルであるべき監督の辻本貴則、湯浅弘章と仲が良すぎることを指摘されている。
- 一方の田口も、押井自身が監督した『大怪獣現わる』の特撮シーンを任されるにあたり、最低限の撮影しかしない押井の撮れ高不足に苦言を呈している等、両者の間には色々と因縁めいたエピソードが多い。
- スーツアクターの岩田栄慶とは同い年で現在では盟友ではあるが、当初は同い年故に意地を張ってるところもあって険悪な仲であった。巨大特撮の撮影の際、ゴジラ特撮出身の田口はハイスピードカメラで撮るため役者とスーツアクターに「2倍速で台詞を話してくれ」とオーダーを出したが、役者からは2倍速で話すという意図を理解しきれず、キャスト側と価値観の違いからキャスト側からの田口の評判が悪くなっていった模様。岩田氏から田口に「腹を割って話しませんか?」と提案し、キャスト側のやりたいことと田口のやりたい事を話し合ったことで今の関係性が出来上がって行った。
- 『ウルトラマンブレーザー』や『ウルトラマントリガー』でタッグを組んだ小柳とは歳が近く趣味もミリタリー系やゴジラが好きと共通点があり、ブレーザーのオファーが来た際にも即座に呼ぶ程の仲である。
- オーブやZでジャグラスジャグラーを演じている青柳尊哉からはオーブで自分の才能を見出してくれた田口に恩義を感じており親友と称して今でも飲みに行ったり田口回に出演するなど交流が続いている。田口の方もクレナイ・ガイのオーディションを受けに来てた青柳の芝居を見てオーディションの審査をしたスタッフ達の間で「なんか気になる人がいる」と話題になっていたようである。
- 後進の育成にも力を入れており、2014年から「全国自主怪獣映画選手権」を定期的に開催。2015年からは雑誌「宇宙船」内で「宇宙船内怪獣映画道場」という連載企画の部長に就任。『ウルトラマンX』超全集「キミにも怪獣映画が撮れる!」というコーナーを設け、身近なものを使っての巨大特撮の撮影を指南した。
- 2022年からは、円谷英二の故郷福島県須賀川市にある特撮アーカイブセンターにて特撮塾を開き身近にあるものを使った撮影方法や実際の現場での特撮を子供達に教えている。2023年8月には特撮塾1期生の生徒達が学校の文化祭で作った短編の特撮映画がNHKにて特集されている。
- 近年では、坂本浩一と並んでウルトラシリーズの監督の代表格に挙げられることも多い。加えて、坂本と比べるとウルトラシリーズの仕事の比重が多いためか、ウルトラシリーズ製作陣の代表格として、別の分野のクリエイター等との対談に臨む機会も多くなった。
- 2024年に仮面ライダーガッチャードに登板したことで坂本監督に継いで三大特撮の監督を制覇した。
- ギンガS以降のウルトラ作品では初めてウルトラマンアークに登板しなかったが、これはブレーザーの仕上げとアークの立ち上がりのタイミングが丸被りしていたようである。
- 女優の佐伯日菜子女史とは親交があり、本人曰く「長年の推しであり盟友」とのこと。『ガッチャード』第42話では彼のリクエストでオファーして出演を承諾してもらった。ウルトラマンXでも自身の回に出演している。
主な作品
監督作
ドラマ
- 『MM9』(2010年)
- 第5話「吠谷町M防衛線」 - (樋口真嗣、伊藤和典と共同で脚本も担当)
- 第9話「密着!気象庁特異生物対策課24時」 - (脚本も担当)
- 『ウルトラゾーン』(2011〜2012年) - 全体特殊技術・ドラマパート監督
- 『ネオ・ウルトラQ』(2013年)
- 『怪奇大作戦 -ミステリー・ファイル-』(2013年)
- 第1回「血の玉」
- 『ウルトラマンギンガS』(2014年)
- 第6話「忘れ去られた過去」
- 第7話「発動!マグネウェーブ作戦」
- 第8話「朝焼けの死闘」
- 第11話「ガンQの涙」
- 第12話「君に会うために」
- 『ウルトラマンX』(2015年) - メイン監督
- 第1話「星空の声」 - (怪獣デザイン原案も担当)
- 第2話「可能性のかたまり」
- 第3話「夜を呼ぶ歌」
- 第15話「戦士の背中」
- 第16話「激撮!Xio密着24時」
- 第21話「美しき終焉」
- 第22話「虹の大地」
- 『ウルトラマンオーブ』(2016年) - メイン監督
- 第1話「夕陽の風来坊」
- 第2話「土塊の魔王」
- 第3話「怪獣水域」
- 第11話「大変!ママが来た!!」
- 第12話「黒き王の祝福」
- 第24話「逆襲の大魔王獣」
- 第25話「さすらいの太陽」
- 『ウルトラマンジード』(2017年)
- 第11話「ジードアイデンティティー」
- 第12話「僕の名前」
- 『帰ってきたアイゼンボーグ』(2017年)
- 新撮パート「不滅のD戦隊!時を超えた闘い!!」
- 『ウルトラマンR/B』(2018年)
- 第4話「光のウイニングボール」
- 第5話「さよならイカロス」
- 『ゆうべはお楽しみでしたね』(2019年) - 全話監督
- 『ウルトラマンタイガ』(2019年)
- 第4話「群狼の挽歌」
- 第5話「きみの決める未来」
- 第6話「円盤が来ない」
- 『ウルトラマンZ』(2020年) - メイン監督(吹原幸太と共同でシリーズ構成も担当)
- 第1話「ご唱和下さい、我の名を!」
- 第2話「戦士の心得」
- 第3話「生中継!怪獣輸送大作戦」
- 第14話「四次元狂騒曲」
- 第15話「戦士の使命」
- 第24話「滅亡への遊戯」 - (怪獣デザイン原案も担当)
- 第25話「遥かに輝く戦士たち」 - (怪獣デザイン原案も担当)
- 『魔進戦隊キラメイジャー』(2020年)
- エピソード32「小夜に首ったけ」
- エピソード33「巨獣パニック大激突!」
- 『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』(2021年)
- 第7話「インター・ユニバース」 - バロッサ星人(四代目)の声も担当
- 第8話「繁殖する侵略」
- 第18話「スマイル作戦第一号」
- 第19話「救世主の資格」
- 『ウルトラマンデッカー』(2022年)
- 第20話「らごんさま」
- 第21話「繁栄の代償」
- 『ウルトラマンブレーザー』(2023〜2024年) - メイン監督(小柳啓伍と共同でシリーズ構成も担当)
- 第1話「ファースト・ウェイブ」
- 第2話「SKaRDを創った男」
- 第3話「その名はアースガロン」
- 第14話「月下の記憶」
- 第15話「朝と夜の間に」
- 第24話「第3波接近襲来」
- 第25話「地球を抱くものたち」
- 『仮面ライダーガッチャード』(2024年)
- 第28話「ベロベロ怪奇!蓮華の里帰り」 - (ベロソルの声も担当。)
- 第29話「この村は泣いている」 - (キュウビマルガムが作った大妖怪の声も担当。)
- 第42話「レッツ捜索!102体目と兄の想い」(錬金術師の集合写真にカメオ出演)
- 第43話「愛・哀・AI?憎しみを消す力」
アニメ
- 『クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-』(時期未定) - 監督
映画
- 『長髪大怪獣ゲハラ』(2009年)
- 『The Next Generation パトレイバー』(2014年)
- エピソード0「栄光の特車二課」(第1章前半)
- エピソード8「クロコダイル・ダンジョン」(第5章後半)
- エピソード9「暴走!赤いレイバー」(第6章前半)
- 『劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』(2016年)
- 『劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』(2017年)
- 『怪獣の湯 大怪獣ブゴン』(2022年)
- 『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』(2024年)
ミュージックビデオ
- 『Life of Planet』 - Mayday (2017年)
- 『Forgive me, kay?』 - 湯浅かえで・清都ありさ (2018年)
その他
- 『空想科学連続ドラマシリーズ・UNFIX』(2018年〜) - (脚本・撮影・編集・視覚効果も担当)
- 『セブンガーファイト』(2021年) - (編集・視覚効果も担当)
- 漫画『戦え!セブンガー』(2021年〜2022年) - 脚本
- 漫画『神蛇 -ZINJA-』(2022年) - シナリオ
- スピンオフドラマ『SKaRD休憩室』(2024年)-監督・編集も担当。
参加作
- 『ゴジラ×メガギラスG消滅作戦』(2000年) - 監督助手(特撮)
- 『ウルトラマンコスモス』(2001年) - 特撮助監督(第5クールのみ)
- 『ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃』(2001年) - 監督助手(特撮)
- 『忍風戦隊ハリケンジャー』(2002年) - 特撮美術助手
- 『リターナー』(2002年) - 美術助手
- 『ゴジラ×メカゴジラ』(2002年) - 特美助手、デジタル・エフェクト
- 『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』(2003年)
- 『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』(2003年) - デジタル・エフェクト
- 『ゴジラ FINAL WARS』(2004年) - 特撮美術助手、デジタル・コンポジット
- 『仮面ライダー響鬼』(2005年) - VFXアーチスト
- 『劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』(2005年)
- 『ミラーマンREFLEX』(2006年) - エフェクトアニメーション
- 『仮面ライダーカブト』(2006年) - VFXアーチスト
- 『小さき勇者たち~GAMERA~』(2006年) - 2Dデジタル
- 『日本沈没』(2006年) - コンポジット
- 『轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス』(2006年)
- 『劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』(2006年) - デジタルエフェクト
- 『仮面ライダー電王』(2007年) - VFXアーチスト
- 『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』(2007年) - デジタルエフェクト
- 『仮面ライダーキバ』(2008年) - VFXアーチスト
- 『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』(2008年) - デジタルエフェクト
- 『20世紀少年 第1章 終わりの始まり』(2008年) - コンポジットディレクター
- 『琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ』(2011年) - 視覚効果
- 『のぼうの城』(2012年) - コンポジット
- 『ラブ&ピース』(2015年) - 特技監督
- 『CRぱちんこウルトラセブン2』(2018年) - 実写パート監督
- 『ゾイドワイルドバトルウォーズ』(2019年)
- 『SSSS.DYNAZENON』(2021年) - 怪獣デザイン(ネオフォビア)
- 『仮面ライダーBLACKSUN』(2022年) - 特撮監督
- 『温泉シャーク』(2024年)自衛隊員役
関連タグ
アブドラールス:初登場日が氏の生年月日と同じウルトラ怪獣。