概要
2017年12月15日に中東限定で放映された『恐竜大戦争アイゼンボーグ』のドキュメンタリー番組。
中東における日本のアニメや子供番組専門チャンネル「スペース・トゥーン」にて放送。関係者やスタッフインタビューの他、田口清隆が監督した新規撮影パートが放送される。
原典のアイゼンボーグは中東では1981年の初放映以来人気が高く、サウジアラビアの皇太子の政策の一つ「Saudi Vision 2030」の下、リヤド出身のジャラーハ・アルフレイル氏の協力や現地からの強い要望により実現した。
登場メカなどは当初新たなデザインにリメイクする案もあったが、サウジアラビア側からの強い要望から極力原典に沿った形で修復ないし新規に作り直された。
同様に、特撮のアクションパートもミニチュアの爆発や倒壊など原典を意識したものになっていたり、アクションに関しても当時アイゼンボーのスーツアクター(アクションパート)を担当していた二家本辰己氏の監修を入れる、BGMはもとより効果音も出来る限り原典と同じものを使用、声優も善と愛はオリジナルキャストという徹底ぶりであった。
なお、アラビア語ナレーションに関しても、サウジアラビアで放送された当時善の吹き替えを担当し現在はイギリスに在住する声優をクウェートに招き収録を行ったという。
登場人物
関連動画
2017年12月29日に日本語版が円谷プロダクションのオフィシャルYouTubeチャンネル「ウルトラチャンネル」で公開された
余談
サウジアラビア側の企画者であるジャラーハ・アルフレイル氏は日本のファンから『石油王』と呼ばれる事があるが、本人は「石油王じゃないよ」とコメントしている。
本作は30分版と1時間版が制作され、1時間版は後にDVDで販売する予定(あくまで現地の情報で日本での発売は現在未定と思われる)