概要
面積17818平方km(四国とほぼ同じ)、人口446万人(2022年、クウェート人は150万人)、
首都はクウェートシティ。中東に位置する首長制国家、公用語はアラビア語。
AIIBの創設メンバー国の1つ。
テロ組織ISILを支援しているとされ、イスラム教の宗派はスンナ派である。
湾岸戦争ではイラクに占領され激戦地となった。
通貨はクウェート・ディナール(KD)、1KD=約3米ドルで米ドル比で世界で最も価値ある通貨である。
略史
存在が知られたのは16世紀の欧州列強進出、18世紀にアラビア半島中央部からの移民により基礎が築かれた。1899年にイギリスの保護領となるも1961年6月19日に独立。
社会
独立以来サバーハ家による統治がなされていたが、1962年に憲法により国民議会を開設。これにより、首長、内閣、国民議会の三者による統治が成立。翌年には民選議員からなる議会を開催、2005年には女性の参政権も認められ女性閣僚が入閣、2009年には女性議員が初当選と民主化を進めている。
ちなみに、湾岸諸国では最古の憲法と議会制度を有する。
渡航
査証が必要だが短期滞在なら到着時にも申請可能。最長3ヶ月の滞在が可能。パスポートの残存有効期間が6ヶ月以上必要で手数料は3KD。
日本の外務省は、治安は比較的安定しているが過激思想によるテロの危険があるため注意してほしいとのこと。