前後のストーリー
前回 | 次回 | |
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SKaRDを作った男 | 今回 | エミ、かく戦えり |
予告
新たなエネルギー源「液化ティーテリウム」を貪り食う甲虫怪獣タガヌラー。
刻一刻と迫りくる大爆発の危機を打破するため、23式特殊戦術機甲獣がそのベールを脱ぐ。
次回『ウルトラマンブレーザー』「その名はアースガロン」
戦士たちが駆るは、鋼の体を持つ獣。
主な出来事
- クリーンなエネルギー・液化ティーテリウムを狙う謎の怪獣に備えて「楽しくてしんどい訓練」(ゲント談)を行うSKaRD。
- 各々が得意分野で一際活躍する中、アースガロンのシミュレーションではミニチュアを使っていたのだがやってることがただのフィギュア遊び。
- 上から作業員達が見ていたのだがどういう気持ちだったのだろう……?
- 各々が得意分野で一際活躍する中、アースガロンのシミュレーションではミニチュアを使っていたのだがやってることがただのフィギュア遊び。
- ドイツ→フランス→イギリス→アメリカと大陸間移動を行っている例の怪獣。何故かレーダーから逃れられてしまっているらしいが……?
- 次に狙われるであろう日本の液化ティーテリウムがある場所である茨城県つくば市へ赴いたエミは、貯蔵施設の所長である大川の熱いティーテリウムの説明を聞かされるハメに。
- いまいち自信が持てないアンリだったが、ゲントに励まされて自身なりの作戦を立て、後述のタガヌラー攻略に採用されることになる。
- 甲虫怪獣タガヌラーがくつば市に襲来。液化ティーテリウムを体内反応させ高熱になっていたため、火気厳禁状態という厄介な状況になる。
- なお仮にも自身の施設だからか大川が無茶をしそうになってエミに止められていた。前話の老漁師といい、ブレーザー世界の人間達勇気ありすぎ……
- そして何も知らないGGFによってあろうことかミサイル爆撃を実行しタガヌラーの温度を上げてしまう。これにはエミも大川も焦る事態に。
- そんなタガヌラーを格闘戦で街からどかして迎撃すべく、23式特殊戦術機甲獣・アースガロン初出撃。
- 気合の入りすぎている発進シークエンスで興奮した人は老若問わず多いはず。
- アンリの操縦でタガヌラー相手に奮戦するアースガロン。
- アンリは甲虫という気持ち悪さとも戦っていた。
- その頃エミは無茶をしそうな大川を止めていた。
- ゲントの機転でアースファイアを発射し、タガヌラー右腕の鎌を落とすことに成功。一気に攻めるが、体内エネルギーの暴発でレフトアームが破損し、善戦虚しくなぎ倒されてシステムダウンしてしまう。
- 首元の緊急スイッチを押しに俺が行くゲント隊長。液化ティーテリウムが遂に吸われ始めてしまう中、助けるようにブレーザーブレスが出現。「力を貸してくれるのか…?」と一瞬戸惑うも、ゲントは意を決しブレーザーへ変身する。
- ……が、ブレーザーですら「アチッ!アチッ!?」とたじろぐ程の高温(始めは3000度以上だったがこの頃には1万度になっていた。無理もない)になっていたタガヌラー。遠距離射撃技のサプレッシブ・スプライトを何度か当ててこちらに気を引かせた後、体表の熱さと戦いながらなんとか善戦する。
- なお、エミはやっぱり無茶をしそうな大川を止めていた。流石に少しは落ち着いた模様。
- 動けないアースガロンとアンリだったが、ヤスノブの指示で緊急レバーを操作し、アースガロンのテイルVLSを強制作動させる。ヤスノブはこれをSKaRDCPから遠隔操作し、熱さと体躯の大きさに苦戦するブレーザーを援護すべく、見事タガヌラーを転ばせることに成功した。
- まさかの遠隔制御に「そんな事もできるのか!?」と視聴者の驚く声が多発した。
- タガヌラーのエネルギーが100万度に達し、抑えきれずになんと暴発。ブレーザーによってなんとか真上に撃たせ、体表が熱くなくなる程にまで放ってしまい弱体化した。すかさずブレーザーはゼロ距離でスパイラルバレードを刺突し、タガヌラーは無事に倒された。
- 突然熱くなくなったことにはブレーザーばかりか、タガヌラーも一瞬戸惑っていた様子。
- なお、この時はブレーザーともみ合った末に暴発したかのような描写がなされていたが、23話でこれは暴発ではなく、地球に接近しつつあった外敵を明確に狙っての狙撃であったことが判明している。つまり、液化ティーテリウムを狙っていたのも単なる腹ごしらえではなく、外敵を迎撃出来るだけの超遠距離狙撃に必要なエネルギーを蓄えていたというのがその真相であった。
- タガヌラーに善戦したアースガロン。これによって正式な怪獣対応部隊として、SKaRDは活動していく。
- 満足げにブレーザーストーンを見ていたゲントは皆に呼ばれて慌ててストーンをしまって後を追った。迂闊に出すとバレますよ隊長……。
登場怪獣
甲虫怪獣タガヌラー
余談
- 今回のゲストである大川の演者は、ウルトラシリーズもとい特撮ファンには最早お馴染みの人気声優・関智一氏。これまでもウルトラシリーズで宇宙人キャラクターの声などを度々演じてきた関氏だが、顔出しでの特撮出演は『ウルトラマンX』のイカルス星人以来であり、純粋な地球人の一般市民の役で登場するのは今回が初である。
- なお大川は設定上アースガロンに携わった一員らしいが、アースガロンの姿を見ても特別な反応は示しておらず、設定と矛盾が生じてしまっている。
- 本作のメインライターであり、本エピソードの脚本を担当した小柳氏によると、アースガロンの発進シークエンスに1番時間を割いたと語っている。