前後のストーリー
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ファースト・ウェイブ | 今回 | その名はアースガロン |
予告
ヒルマ・ゲントのもとに集う精鋭たち。
大海を割り出現した深海怪獣ゲードスを前に、特殊怪獣対応分遣隊の初陣が開始される。
次回、ウルトラマンブレーザー「SKaRDを作った男」
結集せよ!志共にする者たちよ
概要
『ウルトラマンブレーザー』第2話のサブタイトル。
主な出来事
池袋での宇宙怪獣掃討作戦から一夜明け、ハルノ長官の指示により、ゲントが隊長を務める特殊怪獣対応分遣隊「Special Kaiju Reaction Detachment=SKaRD」が結成。
- エミと真っ先に合流したのだが愚痴をこぼし合ったり会計を取り合ったり。2人は残り3人にサインを貰いに向かう。
- テルアキはテルアキでド緊張してカッチカチ。アンリも取り乱してしまう。
- なぜかヤスノブだけ随分前に異動していた(後述)ため、周りがうるさ過ぎる格納庫で参謀長に苦言たらたら。「しっかりしてよあの参謀長〜ぉ!!!」「でもそのうち会えますよー!」「なんだって〜?」
- エミと真っ先に合流したのだが愚痴をこぼし合ったり会計を取り合ったり。2人は残り3人にサインを貰いに向かう。
- 各種設備を紹介してまわるゲント。
- SKaRDの前哨となるワゴン車があるのだがほとんどそのまんまという低予算。アンリが改修を担当することに。
- ところがいつの間にか改修されていた。後にヤスノブがこっそり行っておいたことが判明。ついでにSKaRDの銃のヤスノブ自作の紙の説明書も置いておいた(これにはアンリも「なんで?」とガチトーンで困惑)。
- SKaRDの前哨となるワゴン車があるのだがほとんどそのまんまという低予算。アンリが改修を担当することに。
- 海から漁師達も恐れる怪獣・ゲードスが出現。民間船を撃沈し、軍の攻撃に逆に怒り狂ってしまい上陸。かまぼこ工場をぶっ壊してかまぼこを食い尽くした。かまぼこかよ……
- 上層からの連絡でテルアキが取り乱すシーンが3回くらいあった。かわいそう。
- 肝心の参謀長ことハルノ長官はゲントに出撃命令だけ出して丸投げ。
- 無謀にも1人で立ち向かおうとする老漁師だったが実際に近くに来られて気絶。おじいさん無理すんな……
- ブレーザーストーンが反応し、取り出して間もなくブレスも出現。ゲントは「やはり夢じゃなかった…!」と先日の出来事が現実だったと確信する。そしてストーンを装填した……のだがその後のボタン押し込みを忘れており慌ててボタンを押した。お茶目。
- 相変わらず勇猛に戦うブレーザー。水流や触手の電撃に苦戦するもSKaRDの援護射撃で難を脱し触手を手刀で切り落とした。すると戦意を喪失したのか、スパイラルバレードを見たゲードスは海に逃げ込む。
- これに対抗してスパイラルバレードが釣竿に変化、深海のゲードスを一本釣り。そのまま槍に戻して投擲、こんがり串焼きにして撃破した。
- 一足先にSKaRD入りしていたことを告げるヤスノブ。そして、ハルノ長官によって23式特殊戦術機甲獣アースガロンの存在が明かされる。
- 長官はなんと「アースガロンを使い、ブレーザーよりも先に怪獣を倒せ」というとんでもない無茶振りを宣言し……
- 本人であるゲントは気まずそうに視線をそらしていた。
登場怪獣
余談
- プレミア発表会での試写会で公開されたのはこの第2話である。
- 第2話に完全新規怪獣が登場するのは、(『ウルトラQ』の派生作品を除けば)『ウルトラマンコスモス』に登場したゴルメデ以来22年ぶりである(『ULTRASEVENX』も第2話の相手は新規だったが、怪獣は登場しない)。
- ただし、『ウルトラマンネクサス』も第2話にペドレオンが登場しているが、あちらは厳密には第1話から登場している。
- ゲードスの襲来に振り回される漁師が語る言い伝えは、日本の怪獣作品の原点となった映画に登場した、ゲードスと同じく海に潜む怪獣の伝説を語る老人へのオマージュと思われるものがある。特に漁船のシーンでは、言い伝えを信じない若者に「またオヤジさんの(怪獣の名前)かよ。そんなのいるわけないって!」と言い返される映画と同じ展開となっている。
- なお、その"怪獣"とゲードスの身長・体重は全く同じ数値であり、後日に発行された新聞の特集は「私たちが今後も海を汚染し続ける限り、また第二、第三のゲードスが現れるのかもしれない。」と、いう映画のラストシーンの台詞を思わせる文でまとめられている。
- また、ニコ生での見逃し配信にて田口監督の解説によると、田口監督が原作を務める漫画『神蛇』を意識した演出にしているようである。
- 本エピソードには、漁師役としてお笑いコンビ・アイロンヘッドの二人がゲスト出演している。