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エミ、かく戦えり

せいやくがいしゃにはやみがある

「エミ、かく戦えり」(英:THUS FOUGHT EMI)とは、特撮TV作品『ウルトラマンブレーザー』第4話のサブタイトル。
目次 [非表示]

前後のストーリー


予告編集

軟体怪獣レヴィーラに対抗する唯一の手段。

それは新型殺菌剤・FK1。

化学企業「ノヴァイオ」に潜入したアオベ・エミはそこで何を見るのか?

次回『ウルトラマンブレーザー』「エミ、かく戦えり」


才女の瞳が真実を映す。


概要編集

ブレーザー4~6話といろいろ

ウルトラマンブレーザー第4話のサブタイトル。


今回の主役はエミ。

どこか飄々としつつも実力派な彼女を中心に、とある製薬会社の闇を暴く。

ゴールデン枠のウルトラシリーズとしては非常に珍しい、ミステリースパイものの要素を含みつつも企業の不祥事に大きく切り込んだ社会派ドラマとでも言うべき内容となっている(深夜枠では前例があるが)。


主な出来事編集

  • ある目的で製薬会社・ノヴァイオに秘書として潜入中のエミ。社長である曽根崎にも気に入られていると、軟体怪獣レヴィーラが出現。
  • 妙に落ち着き払っている曽根崎。エミは、ノヴァイオの新型殺菌剤「FK1」によってレヴィーラを追い払う様子を目撃するのだった。
  • レヴィーラは3ヶ月前に現れた謎の怪獣で、FK1に弱く、防衛隊はこれを用いて追い払う事を続けていたが、日に日に使用量が増えていることから、ゲント達はレヴィーラに耐性が出来ていることを疑い始める。
    • アンリも言っていたが、撃退せず追い払うだけで対応してきたツケである。
  • 水族館で待ち合わせるゲントとエミ(ゲントは一瞬忘れかけていたが……)。エミは、ノヴァイオの孫会社が生み出した人工クリオネとレヴィーラに共通点を見出したテルアキに言われ、ノヴァイオへ潜入していたのだ。
    • 曽根崎が元防衛隊で過去の記録を抹消している事をゲントから知るエミ。ゲント曰く「ちょちょいと、ね」とのこと。何をどうやって調べたんだ……
  • アースガロンのアースガンにFK1を装備し、レヴィーラ内部に撃ち込んで直接撃破を狙うも、既に相当な耐性を持っていることが判明。更にレヴィーラと例のクリオネのDNAに一部共通点があることも判明する。ゲントはこの事態にとある作戦を立てる。

  • 中止を決めるゲントだったが、余計な横槍を入れられないようエミは独断で潜入調査を続行。水族館に置いてけぼりにされるゲントだったが、そんな2人を何者かが監視していた……
  • 社長室をあれこれ調べるエミは、曽根崎のポスターに仕掛けがあることを見抜き隠し通路を発見。曽根崎の自己満足グッズの中に、レヴィーラに関する情報をようやく見つけるが、彼らに見つけられてしまう。
  • ……が、当然これはエミの想定範囲内。水族館のくだりは尾行してきた曽根崎のSPを欺く2人の演技で、エミの隠しカメラを通じて前哨からゲントとヤスノブが監視していたのだ。
    • しかしせっかちゲント隊長、エミの合図を待たずに出発。ヤスノブに彼女の居場所を連絡するよう伝えて車を出てしまった(この時頭上の電灯保護ゲージに頭をぶつけている)。
      • ヤスノブ「えっ!?あっ、ちょっ……。むっちゃ自由やん……」
  • 軟体怪獣レヴィーラ
  • ノヴァイオ地下に連れられたエミは、帰巣本能によって必ず帰ってくるというレヴィーラを見せられる。「私の子供」と称する曽根崎は、自作自演のすべてを語る。
  • 「自分で作ったレヴィーラを自分で作ったFK1で撃退して周りの支持を集める」事を行ってきたこと、今のレヴィーラにFK1が効かなくなれば培養している他の個体で世界中で同じことを行うことを告げられ、エミは呆れを隠せない。そして曽根崎の本当の目的は「自作自演を行ってでも、防衛隊の頃は成し得なかった“リスペクト”という周りからの称賛の声を得て英雄となる」ことだった。
  • そんな彼にエミの一言。「自分好き過ぎでしょ。」ごもっともである。
    • なお、曽根崎は「瞑想」と称して自作の自分称賛ソングをイヤホンで聴いていた。どんなものか一言でいうと、イタい
  • 自身の尊厳を傷つけられた曽根崎はエミを冷凍保存しようとするが、(勝手に)すべてを聞いたゲントが駆けつけ、エミと2人でなりふり構わぬ曽根崎とSPを鎮圧する。
    • この時の華麗なアクションシーンは必見。
  • しかしその騒動でレヴィーラが起きてしまい、ゲントはエミに曽根崎を連れて外に出るよう指示し、いなくなった頃合いを見てブレーザーに変身した。
    • また前に自分が食い止めると言ったゲントだが、手段を問われて手元の銃を取り出し、エミから「無理でしょ!?」と返されている。そりゃあそうだ。
    • なおブレーザーブレスはエミが真横にいるのに出現したので、気付いたゲントは慌てて隠した。ブレーザーは空気が読めないらしい……
  • レヴィーラは液状化能力と口元からのレーザーを得ておりブレーザーをも翻弄、不意打ちを立て続けに食らってカラータイマーが点滅するまで追い詰められてしまう。
  • ヤスノブの連絡でテルアキとアンリの乗るアースガロンが駆けつけると、エミは(たまたま避難で向かった先にあった)液体窒素保管庫から液体窒素タンクを投げつけ液状化を封じることをことを提案する。
  • 一瞬戸惑ったがアンリは「おりゃぁー!」とタンクを引っこ抜いてレヴィーラに投擲、アースガンで炸裂させて冷凍することに成功。すかさずスパイラルバレードが上投げ投擲され、内側から爆散しレヴィーラは倒された。
    • この後ブレーザーとアースガロンが顔を見合わせるシーンが挟まれた。ブレーザーが飛び立つ時には口を開けたまま見上げるアースガロンも。コイツかわいい。
      • 更によく見るとアースガロンの目がにっこり笑っている。やっぱりコイツかわいい。
  • 野望が潰え、力なくがっくりとうなだれる曽根崎。彼の横では燃える新聞記事の音と例の自分称賛ソングが悲しく響いていた……。

  • 水族館にて事の真相がゲントの口から語られ、エミは曽根崎と防衛隊上層部に呆れていた。
  • エミからガーベラを手渡されるゲント。ピンク色のガーベラの花言葉を言おうとしたところで、慌ててエミは退勤していった。
    • そんなピンク色のガーベラの花言葉は、感謝。ゲントは「こちらこそ」と返し、満足気に彼女の後を見守るのだった。

登場怪獣編集

軟体怪獣レヴィーラ編集

軟体怪獣 レヴィーラ


余談編集

  • ゲントとエミの密会場所の水族館のロケ地である神奈川県川崎区にあるカワスイ川崎水族館では、放送を記念して公式Twitterの対象ツイートのフォローRTプレゼントキャンペーンを行っている。
  • エミと曽根崎の部下の激しいアクションシーンはエミ役の山田姫奈(旧搗宮姫奈)が坂口拓の教え子で動ける人ということをアクション監督の寺井大介は知ってたためぶっつけ本番で激しいアクションを着けている。

関連タグ編集

ウルトラマンブレーザー

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