アブドラールス
あぶどらーるす
第6話「星から来た少年」に登場。
世界各国に出現し、スカンジナビア半島やメルボルンなどに大被害を与えた謎の侵略者が搭乗、あるいは操るUFOに搭載されていた宇宙怪獣。搭載(あるいは搭乗)していたUFOが日本に上陸した際に初めて出現した事から、おそらく対ウルトラマン80用の怪獣だと推測される。
およそ感情というものが感じられない、動物と植物が合わさったかのような不気味な姿をしている。
目から放つ怪光線「スタンビーム」を主な主戦力としており、全身に生えた触角から毒リンパ液を出してあらゆるものをドロドロに溶かし、口から6万度の炎を吐くとされている。更に80の飛び蹴りを受け流し、巴投げを仕掛けるといった高い格闘術を持っている。
これらの能力を駆使して80をKO寸前まで追い詰めたが、子供たちの声援を受け最後の力を振り絞った80の猛攻の前に次第に押されて行き、サクシウム光線には耐えきったものの、続けざまに放たれたバックルビームを喰らい絶命した。
アブドラールスの敗北を受け逃亡を計ろうとしたUFOもスパイラルビームを受け粉砕され、謎の侵略者による地球侵略は失敗に終わった。
なお、アブドラールスを搭載していたこのUFOだが、UGMのレーダーの捕捉を簡単に振り切る程の空間移動能力を兼ね備えており、更には地中移動をして地震を発生させるなどの機能が備わった超高性能の代物。
また、このUFOにはアブドラールスを操る黒幕の宇宙人が搭乗していたのか、はたまたアブドラールスのみを搭載した無人機なのか、それともアブドラールスが自分で操縦していたのか、その一切が謎に包まれている。
虓魔衆配下の四鬼獣の一人呪鬼アブドラールスとして登場。
腐肉を操り相手も腐肉に変えそれを喰う。口元の発光器官を一定の順で光らせることで光を見た相手を洗脳し同士討ちを狙う。
ガイアの親の仇ともいえる人物で、ガイアの父を洗脳しガイアの母を殺害させて、ガイアの手で父を殺させた。
エースを洗脳しセブンとマンを襲わせ、自身はティガを捕えて喰らおうとしたが、時空を超えて現れた21の攻撃で発光器官を破壊されたことでエースを正気に返らされ、ダメージを受けたところをガイアにトドメを刺された。
名前の由来はアブドーラ・ザ・ブッチャーではないかという説があるが、書籍「君はウルトラマン80を愛しているか」によるとスタッフの行きつけの店「アブドラ」が由来(クレッセントやガビシェールも同じく)。
設定上はアブドラールスはUFOの乗組員の一体だという。
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第100回「アブドラールス」解説ナレーション書き起こし
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