巴投げ
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ともえなげ
巴投げとは、柔道の投げ技。
自分の体を後ろに投げ出しつつ頭越しに相手を押し上げて放り投げてしまう。
決まれば実に豪快だが素人にはちょっとお勧めできない技である。
練度の高い選手になると、巴投げが不発に終わってもそこから腕ひしぎ十字固めや三角締めなどの技に移行し、相手を仕留めることが可能である。
▲玄人の巴さんが素人のためにこの投げを実行するシーン。
柔道の技術体系では、投技の下位分類である真捨身技(ますてみわざ)5本のうちの一本に含まれている。捨て身技という割りには上記のように不発になった場合のフォロー技術もあり、死ぬ死ぬ詐欺の系統に属する技といえなくもない。あんまり苦し紛れの脱出に使い続けると反則を取られる事もある。
柔道の技は片手で相手の片襟、もう片方の手で相手の袖を持つのが普通だが、この技は両手で襟を取る所に特徴がある。
(他の持ち方でも投げられない事はない)
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