その他の用法
- 1985年にセイブ開発が開発しタイトーが販売したアーケードゲーム。→ナックルジョー(アーケードゲーム)
概要
初登場は『スーパーデラックス』。格闘家の姿をした敵キャラクターで、頭にハチマキをつけている。
見た目は人間に近いが、世界観を壊さないために頭身は小さめになっている。
バルカンジャブなどの挌闘技で攻撃してくる。
すいこむと「ファイター」をコピーできる。ファイター能力でヘルパーを出現させると彼が登場する。
また、リメイク版である『ウルトラスーパーデラックス』で追加されたモード「ヘルパーマスターへの道」のオープニングムービーでは、彼が主役を務めている。
『スターアライズ』のフレンズヘルパー時にはファイターカービィのように星の描かれた赤い鉢巻を巻く。
口調については安定しておらず、『カービィのきらきらきっず』では、幼い口調だったが、後述するアニメ版では一人称は「俺」の熱血少年口調で、『カービィバトルデラックス!』や『スターアライズ』では語尾に「~っす」を付ける体育会系の口調である。
性格はどれもだいたい熱血漢である。
スマブラシリーズにおける活躍
『大乱闘スマッシュブラザーズX』および『大乱闘スマッシュブラザーズfor』、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では、アシストフィギュアのひとりとして登場している、
出現するとバルカンジャブを放った後、スマッシュパンチかライジンブレイクでフィニッシュを決める。
なお、声優は後述のアニメ版と同様に、高山みなみが勤めている。
アニメ版
CV:高山みなみ
銀河戦士団の中でもかなりの実力を持つ戦士の息子という設定であり、ゲームとややデザインが異なり、バーニンレオのように白目が多くなっている。また、鼻をかく癖がある(彼に鼻はないけど)。作中では「ジョー」と呼ばれる事が多い。
初登場時の19話では髪は銀髪で、肌は紫色だった。しかし、40話で再登場した際の外見はヘルパーの外見になっている。これは「敵(魔獣)」から「味方」へと変わったことによるものだと考えられる。
前述の通り19話では、父親を殺した相手への憎しみで魔獣化しており、ププビレッジにやってくるやカービィをボコボコにする(なぜカービィが父親を殺した犯人だと思ったのかは不明だが、ナイトメアに唆された可能性もある)。
しかし、自身の父親の戦友であったメタナイトに「お前の父を殺したのは私だ」と告げられ、それと同時に父親がナイトメアによって魔獣にされたことを教えられる。また、カービィを傷つけた様子から、自身も無自覚のうちに魔獣になっていることを指摘される。
そして、自身が魔獣ではないことを証明するためにカービィと戦うが、自身の身体が突然某ポケモンにトゲを生やしたような姿に変身し(この変身に関してはジョー本人も予想外であった)、自身が魔獣と呼ばれても仕方ないことを自覚するうちにカービィに体当たりされ、正気に戻る。
その後、ナックルジョーはデデデ城のデリバリーシステムを通じて、再び旅立っていった。
40話ではナイトメア社の社員に寝返っており(このときの彼は青いスーツを着ている)、大量のザコ魔獣や最強魔獣『マッシャー』でカービィを苦しめた。しかし、これは「魔獣ハンター」として前述のマッシャーを倒すための作戦であり、カービィを痛めつけたのは彼を油断させるためであった(一見考えられた作戦に見えるが、マッシャーを倒すためだけだったら、カービィの体力的にも彼を痛めつけたあとではなく、マッシャーが転送されたタイミングで裏切った方が良いのだが、アニメの尺の都合だろう。前の19話といい無駄にジョーに痛めつけられたカービィはかわいそうだが…)。
その後、ファイターに変身したカービィと共にマッシャーを攻撃し、最後は2人同時の『ライジングブレイク』で倒した。
65話では火星のような惑星で、復活して強化された『パワードマッシャー』に追いかけられており、そこにあったデリバリーシステムでププビレッジに逃げ延びるも、戦いの疲れからか倒れてしまう。そして、それを見つけたソドブレによってフームの部屋へ運ばれて治療され、目を覚ましたあとは父親の形見のペンダントを落としたことに気づいて慌てている。
マッシャーがププビレッジにやってきた際は、某漫画の如く素早い動きからの奇襲でマッシャーの弱点と思わしき目を狙うも、全く効いておらず再びマッシャーから逃げることになる。
その後、ブン達が持ってきた『腕輪型エネルギーブースター』とエスカルゴンの宝石を利用してマッシャーを攻撃しようとするも、普通の宝石ではエネルギーに耐えきれないのかすぐに消えてしまう。しかし、ブンがズボンの中にしまっていた「形見のペンダント」を使用したことで強大なエネルギーを発射し、マッシャーとの拮抗の末、倒すことに成功した。
ナイトメア大要塞での最終決戦では、シリカと共にナイトメア社から巨大円盤『デスタライヤー』を奪い、ナイトメア大要塞に侵入するカービィ達を助けた。
コックカワサキ同様、当初はゲーム版ではかなり出番の少ないキャラだったが、アニメ版での活躍からその後のゲームでも出番が増加したキャラクターである。
アニメ内のおもなセリフ
第19話
- 「ホーリーナイトメア社…ネットワーク…。」
- 「フッ…ポップスター星系に最強の星の戦士の存在だと?」
- 「あそこに…オレの探し求める敵が…。」|
- 「(デデデに対して)ついでにお前らも粉々にしてやろうか?」
- 「(オレが)年寄りに見えるか?オレはナックルジョーだ。」
- 「(デデデに対して)じゃあ教えなおっさん。」
- 「カービィどこだ!どこに隠れた!?(スイカを蹴り壊す)」
- 「お前ら!皆とぼけた顔してカービィを隠してるなぁ!?(サモの店を破壊する)」
- 「(ボルン署長に「誰が何を隠してるって?」と聞かれて)お前らがカービィを隠してるんだ!」
- 「(ボルン署長に「どうしてカービィに会いたいのかね?」と聞かれて)会いたいんじゃねぇ、(カービィと)戦いてぇんだ!」
- 「親の仇だからさ!親父は星の戦士に殺されたんだ!」
- 「カービィ…星の戦士が逃げ隠れするとは呆れたぜ!(ボルン署長を殴り飛ばす)」
- 「ナックルジョーだ。こんなところに隠れていやがったか、カービィ!」
- 「もしかして…お前がカービィ?」
- 「なんてことだぁ…とても戦う気になれねぇ…。こんな緊張感のないヤツだとは…。」
- 「…まぁいい。強さとルックスとは関係ない。カービィ!このオレと戦え!」
- 「バルカンジャブ!」
- 「スマッシュパーンチ!」
- 「片手投げ!」
- 「ともえ投げ!」
- 「ふみつけ蹴り!」
- 「スピーンキック!」
- 「なぜだ…なぜ(カービィは)戦わない?星の戦士がこんなに弱いわけがない。何かの罠か?オレを油断させようってわけか。」
- 「嘘だ!デタラメだ!親父が魔獣になったなんて、信じるもんか!」
- 「クソォ!(魔獣になるなんて)バカなヤツだぜ親父は。大バカだ!」
- 「何!?オレは魔獣じゃねぇ!」
- 「だから何だ!オレが魔獣だという証明にはならねぇぜ!」
- 「やってやろうじゃねぇか…ここで負けたら親父の二の舞だ。」
- 「(ファイターカービィに対して)クソォ!オレの真似しやがって!」
- 「何故か知るはずのない技を、オレは知っている!」
- 「究極の奥義、ニードル!」
- 「あれがオレか?これじゃ魔獣と呼ばれても…仕方がない。」
- 「世話になったな、結構面白かったぜ。」
- 「カービィ、いずれお前と戦うときが来るかもしれない。それまで腕を磨いておくぜ!…憎しみは抜きにな。」
40話
- 「(デデデに対して)ナックルジョーだ。よろしく頼むぜ、おっさん。」
- 「オレは顔見知りのおっさんだけのために、特別なサービスを企画したんだぜぃ?(ザコ魔獣共は)タダだよ、オレからの挨拶代わりだ。待ってろ…今そっちに出向くぜ!(デリバリーシステムでデデデ城に来る)」
- 「整列!(拳ではなくムチでザコ魔獣共を整列させる)…というワケだ。よろしくな、おっさん。」
- 「(裏切ったことをフームに指摘されて)正しい道ねぇ…。あぁ…カービィを仇だと思っていたが、オレの親父を倒したのはメタナイトだった…(19話の復習)。」
- 「フフ…長い物には巻かれろって言葉…知ってるか?(ここでは「ナイトメアは余りにも強大な敵であるため、逆らわずに寝返った方が都合が良い」という意味)オレも大人になったってことさ。さぁみんな仕事だ!思う存分暴れろ!(ザコ魔獣にムチで支指示する)」
- 「じゃあまたな~お先に~(部屋の出口の扉を外側から引っ張り、急に離すことでメタナイト達を転ばせる)。」
- 「いいぞぉ…その調子だ。」
- 「(メタナイトに「ポップスターが滅んでも良いのか?」と聞かれて)はん、そんなの知ったことか!」
- 「(カスタマに対して)計画通りだ、今ならカービィを倒せる…。最強魔獣を送れ。分かってねぇな…ザコ魔獣があまり多いんで、カービィもヘトヘトになってる。今最強魔獣を呼べば、オレと2人がかりでカービィを絶対倒せるんだ。魔獣『マッシャー』を送れ。」
- 「だから言ったろおっさん…アンタだけに特別サービスだって。」
- 「いや、これからがマッシャーの本当の力だ(巨大なマッシャーが浮遊する)。」
- 「カービィ…死にたいのか…。死にたくなけりゃ…スマッシュパーンチ!こいつを吸い込め!」
- 「(ファイターカービィに変身した彼を見て)それでこそ星の戦士。やるぜマッシャー!(マッシャーに)」
- 「ふん!(ナイトメア社を)裏切るのさ!最初っからこういう計画だったんだ…。最強魔獣マッシャー…アイツだけは倒しておきたい…。魔獣ハンターの名にかけて!」
- 「ホーリーナイトメア社は、最強魔獣となるとなかなか出してこない。一芝居うたせてもらったよ。(裏切ったデデデに対して)まぁ見ていてくれよ。」
- 「カービィ!そろそろトドメだ!必殺!ライジングブレイク!」
- 「カービィ…おかげで勝てた…ありがとよ。カービィ、何かあったらいつでも呼んでくれ。すぐにかけつけるぜ。あばよ!」
65話
- 「カービィ!親父!?何を…(悪夢の中のセリフ)。」
- 「(カービィに対して)鬱陶しいなぁ黙っていかせろよ!テメェやる気か!?ケガ人だからって舐めてんじゃねーぞ!」
- 「(「舐めてるのはあなたでしょ?本当は動けるような状態じゃないのよ」というフームの台詞に対して)…分かったよ。大人しく寝といてやるよ」
- 「ない!落とした!オレの…オレのペンダント!オレのペンダントがない!」
- 「そうだ…(マッシャーは)オレがかつて倒した敵だ…。オレは…魔獣ハンターとして、ホーリーナイトメア社の最強魔獣『マッシャー』をどうしても倒したかった…。」
- 「わざとおびき寄せ…カービィと共に戦った…。」
- 「マッシャーは永遠に滅びたはずだった…。」
- 「だがヤツらは…マッシャーを復活させた…さらにパワーアップさせて…。」
- 「悪いが…やはりこうしちゃいらんねぇ…。今度のことは、どうしてもオレ1人でカタをつけたいんだ…。」
- 「親父は大事なモノを残していった…。オレはそれを知りたいんだ…。」|
- 「まぁこんなもんだろーぜ!テメーがタフなのは分かってる!どこをどう突いたって無駄だってな…。」
- 「だがこれならどうだ!(岩を破壊して奇襲する)」
- 「(カービィに対して)助けられてやったんだぜ…ありがたく思えよ…。」
- 「…ントに変身してねぇお前って頼りねぇなぁ…。」
- 「悔しいが…アイツの装甲には歯が立たねぇ…。目を潰せば何とかなると思ったんだが…。」
- 「分かってるよ、1人じゃ無理なのは。」
- 「親父の…夢を見るんだ。オレに何かをしてもらいたがってる。それが分かれば…やっつけられそうな気がするんだ…。」
- 「よーし…口開けなカービィ!スマッシュパンチ!*(ファイターカービィに変身させる)」
- 「ピッタリだ…これを親父が?(※デデデの腕も同サイズです)」
- 「いくぜ…スマッシュパ…あれ?(宝石が消えてしまう)」
- 「結局みんなの助けを借りちまったな~。なによりも…親父の力をよ…。」|
99話
- 「敵のデスタライヤーをぶんどったんだ!お前たちのためにな。」
100話
- 「メタナイト!デスタライヤーの残りが要塞の中に入った!」|
- 「うまく脱出しただろうな…。頼むぜ!」
漫画版
も~れつプププアワー!
途中からレギュラーキャラとなり、カービィのツッコミ役を担当することが多い。
登場作品
- スーパーデラックス/ウルトラスーパーデラックス
- カービィのきらきらきっず
- 星のカービィ(アニメ)
- 星のカービィWii
- 星のカービィ20周年スペシャルコレクション
- トリプルデラックス
- ロボボプラネット
- カービィバトルデラックス!
- スターアライズ