概要
ホーリーナイトメア社が誇る作中最大規模の円盤兵器。典型的な巨大UFOを外見をした宇宙船で、コックカワサキ曰く「中華鍋野郎」。
宇宙間を航空することも可能だが、ワープ機能はついていない。
基本的に作中での描写だとコックピットが描かれないため無人なのか有人なのかは分からないが、後述のように少なくとも有人操作は可能である。
作中での登場
作中で初めて兵器として使用されたのは第96・97話『ワープスターの危機』で、カービィの命の源であるワープスターの所在が分かったことで、ホーリーナイトメア社からポップスターへと送られてくる。
上記の回では1台しか来ず、クラッシュカービィによって破壊されたが、続く第98話『発進!戦艦ハルバード』では複数台のデスタライヤーがやってきて、ププビレッジやデデデ城を総攻撃したため、メタナイトが決起してナイトメア撃退へ向かうきっかけとなった。
第99話『撃滅!ナイトメア大要塞』では、ホーリーナイトメア社本部で多数のデスタライヤーが待ち構えていた。また、要塞自体の装備もあり戦艦ハルバードでも対処できないほどの量の攻撃を受けていたが、一部のデスタライヤーにナックルジョーやシリカ、銀河戦士団の生き残りが紛れており、同士討ちする形になった。
100話ではナックルジョーらの仕留め損なったデスタライヤー3機が戦艦ハルバードを砲撃し、撃墜するに至ったがハルバードの爆風で3機全てが破壊されてしまった。
その後ナイトメア大要塞自体が爆破されてしまい、ナックルジョーらの乗った機体以外は爆風に巻き込まれ破壊されてしまったものと思われる。
武装
防御面は、外装に関しては通常兵器ではあまり歯が立たないものの、内部からの「クラッシュカービィの爆発」や重力波干渉砲など、とてつもないエネルギーを食らうと流石に耐えきれず破壊されてしまう。
攻撃面に関しては、以下の武装があり、ププビレッジ程度の小さな村ならまたたく間に壊滅へと追い込むことができる。
- 光弾
散弾で放つデスタライヤーのメインウェポン。追尾機能もある。カービィが吸込めば強力な「クラッシュ」をコピーできる。
- レーザー
宇宙での戦闘時やナックルジョーらが操作していた際に放っていた技。
余談
実は、本格的にナイトメア社の侵攻が始まる最終話以前でも、第33話『え~っ!宇宙のゴミ捨て場』でナイトメア社関連のゴミ投棄会社のエイリアンが、これと瓜二つの円盤に乗って登場している。上記のエイリアンは、村人たちに不法投棄に対する文句を言われて律義に帰っていったものの、もしこれが兵器を持ったデスタライヤーであれば、ププビレッジは大惨事になっていたであろう。