概要
アニメ版カービィの舞台となる村であり、人口は数百人ほどである。
住民は基本的にキャピィ族が大半を占めるが、それ以外の種族(カービィ、デデデ大王、コックカワサキ、ワドルディなど)も存在する。
丘の上にはデデデが住む城が立っており、四方をウィスピーウッズの森と海、カブーの谷に囲まれている。
また、森の向こうには「ギラウエア火山(元ネタは「キラウエア火山」)」という活火山があり、この火山の活動と、南国という地理的条件が重なり、ププビレッジは一年を通じ温暖・常夏で、雪が降ったことはない(魔獣やとある浮浪者によって寒冷地化したことはある)。
その他、海辺にはネコノメ灯台がある。
デデデによる独裁国家で、大王権力による統治とワドルディの軍隊による治安維持が行われているが、基本的にあまり法的拘束力はないようで、住民は割と自由に生活をおくっているようである。
デデデ側は、自らの系譜による正当な統治としているが、キャピィ族が正当な住人である事が判明している。
また、ワドルディの軍隊も実質的に取り仕切っているのはワドルドゥ隊長である。
また、デデンという通貨が流通しており、切手もデデデの顔になっている。
税金が高く、搾取された税金は基本的に[[デデデの趣味や私物購入に充てられ、愚かな人民達の為に役立てられた事はほぼ無い。
主な施設
前述の通り、デデデ大王が住んでいる城。
内装はとても広く、彼のほかに大臣一家やエスカルゴン、ワドルドゥ、ワドルディ達、メタナイト卿等が暮らしている。
- カービィの家
第2話でカービィがププビレッジに居住するために、フーム達によって建てられた家。
デザインはゲーム版とほぼ同じ。
しかし、トッコリが占拠(?)しているため(カービィ本人は気にしていないが)、肝心のカービィは外にある木の上で寝ていることが多い。
コックカワサキが店主の飲食店。
最初期は彼にメシマズ設定がなかったため、そこそこ繁盛していたが、話が進むにつれて、特別な要因がない限り終始ガラガラの状態が多くなった。
それでも、当店が集会所として使われることは多い。
- 村役場(村長の家)
また、牧場には大量の羊がいるが、魔獣に捕食されて骨だけになったり、恐竜の餌にされたりするなど、非常に扱いが悪い。
ボルン署長とサトが暮らしており、牢屋には囚人が収監されている。
また、裏は日本庭園となっており、デデデ城の他にトイレの描写がある数少ない建物である。
ガスが経営している。
なお、この村で自動車を所持しているのはレン村長とデデデだけなので、彼の収入が心配である。
タゴが経営している。
アニメ内で確認できる商品は、お菓子や電動歯ブラシ、スパゲティ等がある。
- おもちゃ屋
ガングが経営している。
普通の玩具のほかに、実際に走行できるレーシングカー等がある。
- 郵便局
郵便局長のモソが運営している。
野外への配達が彼の主な仕事であるため、アニメ内では郵便局の建物自体はあまり登場しない。
- バー
サモが経営している。
ここの飲み物はレストラン・カワサキの料理に使用されている。
- 骨董屋
キュリオが経営しているものの、彼は歴史の研究に没頭していることが多いため、実際に骨董品を売って商売をしているシーンはほとんどない。
- 本屋
ビブリが経営している。
小説『パピー・ポッティーと愚者の石』が発売された際は、多くの住民が当店に並んだ。
- 占いの館
メーベルが経営している。
しかし、実際に占っているわけではなく、サモが見つけた情報を彼女に伝え、メーベル自身はその情報から相手が不安にならないようにアドバイスをするのが仕事であるため、やっていることはカウンセリングに近い。
ヤブイが運営している。
怪我や風邪、歯の治療等のほか、魔獣が原因の病気まで診察してくれる。
アニメ内ではププビレッジにはこれ以外の病院が描写されてないため、感染症の流行でヤブイ自身が病気になったら医療崩壊が起きそうである。
上記の建物以外に、アニメ内では美術館や博物館、スタジアムやダイナソーパークなどが建てられたこともある。
なお、発現したD-レックスやボルントサウルスなどの姿から、少なくともププビレッジの住人は帽子やアクセサリーも肉体の一部である可能性が浮上した。