概要
骨董屋を経営する考古学者で、「古代プププ文明」を研究するキャピィ族の高齢男性である。
アニメ内屈指の知識人かつ常識人であるゆえにフームからは尊敬されており、文系の考古学を専門にしているが、化石発掘などの地質学(75話)や理系の学問(80話)にも精通し、彼女の化学検証を手伝うこともある。
しかし、デデデに利用されることも多く、8話ではデデデ文明なる偽の遺物(骸骨、サイン入り肖像画、金のおしゃぶり、金の仮面)を用意させられたり(2000年に判明した「旧石器捏造事件」のパロディ)、84話では偽の古文書で魔獣を掘り出してしまったことがある。
また、彼が集めている骨董品(特にツボや化石の類)は、来客等に何かと壊される事が多いため、不憫である。
最終話では、デデデ城の壊れたデリバリーシステムを、ネジ残り1本のところまで直している(彼がそれを直さなかったらフーム達は生還できなかったことを考えると、村で残ったモノの中では一番貢献しているといえる)。
名前の由来は、英語の「curio(骨董品)」である。
アニメ内での活躍・セリフ集(1~50話)
登場話数の合計は78話。
そのなかで骨董品を破壊された(自分で破壊したものは含めない)話数は11話である。
考古学者だけあって、古代プププ文明に関するセリフが多い。
また、フームのことを様付けだったり呼び捨てだったり安定しない。
4話
- 「これぞ…プププケラケラトプスの骨じゃ…。」
7話
- 「うおおおお!ここ、こここれわぁ、100年に一度目覚めると言われるダイナブレイドの羽根じゃあ!」
- 「古い記録には、こう書かれている…。太古の昔から、プププランドには巨大な鳥が住んでおった…。金属の翼と鋭いクチバシ、そしてナイフのようなツメを持ち、音よりも早く飛ぶダイナブレイドじゃ…。」
- 「この恐ろしい鳥の不思議なところは、100年に一度目覚めて、大きな卵を産み、育ったヒナが育つとまた、100年の長い眠りにつくことじゃ…。原始キャピィ族の時代から、ダイナブレイドは何百回も眠りについた…。」
- 「この前目覚めたのは、移民が渡ってきたプププランドの開拓時代で、それからちょうど100年目とゆーわけじゃ…。」
8話
- 「フーム。間違いなくここに、原始キャピィ族の古代プププ文明の跡があるはずなんじゃ。例えばこの石…原始キャピィ族の石器じゃよ。」
- 「(デデデそっくりの)遺骨が出てきた以上、(原始キャピィ族が古代プププ文明を造ったという説は)どうやら間違いだったようだな…。」
- 「今日までに見つかった、デデデ族に関するものは、皆デタラメです。それらは全て作り物で私があらかじめ埋めておいたのです。」
- 「私は…骨董屋をしながら、研究を続けてきました。ところが、誰も買い物をしてくれないのでどんどん貧乏に…。そんなとき、デデデ大王から「遺跡をでっち上げるのを手伝えば、研究費用を出してやる」と言われて、つい手を貸してしまったんです。」
13話
- 「次は、我がプププランドの一億年前の姿じゃ(恐竜に乗った虎柄の服を着たキュリオの山車)。」
16話
- 「(カインを見て)これは、「マンボウ」という種類の魚です。」
- 「よく見ると(フームとカインのカップルは)お似合いですなぁ。」
23話
- 「ダイナブレイドのヒナは、親鳥になるまで100年かかる。それまで、親鳥は気が抜けんのじゃ。」
28話
- 「うむ、だが無駄じゃよフーム。真実を叫ぶ者は常に僅かじゃ。大多数の人々には理解されない。」
- 「ワシが心配なのはこの雨じゃ。」
- 「世の中が良くなって恩恵を受けても、多くのモノはそれが誰のおかげかを忘れる…。知識人の宿命じゃよ。」
29話
- 「おい、ボルン署長に何食べさせた?私にも食べさせてくれ!(普段温厚な彼にしては、かなり強気な言い方である)」
31話
- 「こんな機会は100年に1度ですからなぁ(彼にとってデデデ城の見学は、ダイナブレイドの目覚めと同じらしい。また、彼に限らず一般村人がデデデ城を訪れるケースは1話からあるので、かなり今更な話であるが)。」
47話
- 「彼ら(ワドルディ)は海を渡って来たという…。だが、彼らは一宿一飯の恩義を受けると、そこに住みつくと聞いたことがある。」
- 「(ブンに一宿一飯の説明)食べさせてもらったり泊めてもらうと、恩を感じるんじゃ。」
48話
- 「(観光客に骨董品を破壊されて)ふるさと創生は独身中高年には堪えるわい…。」
70話
- 「今から200年ほど昔…7つの海をまたにかけ…(ポップスターにも7つの海があるらしい)あふれんばかりの金銀財宝を手にした海賊の船長がいた…。」
- 「海の男なら知らぬもののない…その名も『キャプテン・キック』!」
- 「その肩にとまって30年…。キック船長と苦楽を共にしたのは、仲間から尊敬を持って呼ばれた有名な鳥…『ジム・コリート卿』だった…。」
- 「メタナイト卿と同じく…(コリート卿は)卿と尊敬を込めて呼ばれていた…。」
79話
- 「(ボンカースを見て)あれは暗殺者だ!そういう目つきだった。」
80話
- 「果糖ブドウ糖…蓬莱人参エキス…環状オリゴ糖…。」
- 「いや、これは!見たまえ…コッカギンが含まれておる。」
- 「あらゆる欲に駆られて、なんでもしでかす猛毒の興奮剤じゃ…。」
89話
- 「あ~、私のは古代遺跡を巡るスペクタクルで、『インディー・キュリオ』という。」
98話
- 「では…私は残るとするか(彼が村に残ったことで、結果的にフーム達は救われることになるが)。」
100話
- 「(デリバリーシステムを直しながら)ダメなんだ!部品が足りないんだ!」