キュリオ氏とは、アニメ『星のカービィ』に登場するキャラクターである。
概要
CV:長嶝高士(パーム大臣なども演じている)
骨董屋を経営する考古学者で「古代プププ文明」を研究している。高齢だが独身。
文系の考古学を専門にしているが一方で化石発掘などの地質学や理系の学問にも精通しており、フームの化学検証を手伝うこともある。
しかし、彼が集めている骨董品(特にツボや化石の類)は、来客等に何かと壊される事が多いため、不憫な人でもある。
プププランドで一番の知識人だが、ブームに乗ってテレビに夢中になったり(第6話)、デデデ大王に利用されて遺跡を捏造したり(第8話、旧石器捏造事件のパロディ)、魔獣を発掘させられたりすることもあった(第84話)が、普段は真面目に研究に打ち込んでいる。
キャピィ族の例に漏れずデデデが引き起こす騒動に翻弄される事もあるが第28話ではデデデの策略に乗らなかったように村の住人の中では最もまともな価値観に従って生きており、「人々は誰が今の恩恵をもたらしたかを忘れていくもの」など物事の本質を貫く発言をする(同話より)。
そのためフームからも信頼されており、彼女と一緒に行動することが多く、住人の中でもカワサキと並んで出番が多い。そのため、フームの行動と彼の分析でパワップDの危険性を知るなど、物語打開の手がかりになることもある(第80話)。
最終決戦時には村の復興のためププビレッジに残る。
最終回では、破壊されたデデデ城のデリバリーシステムを修復しており、メカニックにも強い一面を見せた。
なお、名前の「キュリオ」は、英語の“curio”(「骨董品」の意)に由来している。