概要
CV:長嶝高士
メームの旦那、ブン・フームの父親でデデデ城の国務大臣である。
英名は「Sir Ebrum」。
少し頼りない部分もあるが温厚な性格で、他の住民と比べて知識に富んでいるが、デデデに仕えている身の上か、デデデの言うことには反発しない傾向が強い(フームからは「権威に弱い」と評されている)。
だが、意外としっかりした部分もあり、デデデの無理難題な注文をのらりくらりとかわし、エスカルゴンのために国王の芝居につき合うなど(25話)、人格者である。
17話『パームとメームの指輪物語』ではメームに幾度と指輪指輪を渡そうとしているものの、緊張しすぎて川に落としたり、部屋から落としてデデデにゴルフボールと間違われて吹き飛ばされたり、うっかりトイレに流してしまっているため、これまでにちゃんと渡せたケースは一度もないことを話している(最終的にはカービィが♡柄の魚の体内から指輪を吐き出させたことで、彼の手元に戻ってきたが)。
31話『ビバ!デデベガスへようこそ』では、村人たちを押しのけてカラオケ大会に参加しようとするなど、普段まともな彼にしてはふざけたことをしている(当然村人たちからはブーイングされたが)。
82話『合体ロボ・リョウリガーZ!』では妻が不在のなか、若い頃の山登りの経験を活かして『ダッチオーブン』という方法で娘たちに料理をごちそうした。しかし、帰ってきた妻がそれを村人たちに話してしまったため、彼が料理が得意だと勘違いされて男女問わず憧れの的となり、挙句の果てにはデデデ主催の『男の料理大会』で審査員長を任されてしまう。
85話『まぼろしの紫外線』では、彼の若い頃の写真がアルバムにあり、当時の彼は黄みがかった茶髪で、野球選手をしていたことが分かる。
89話『オタアニメ!星のフームたん』では、昔ストーカー行為をしていたことを妻にバラされている。
アニメ内でのセリフ(話数順)
メインヒロインの父親という立場ゆえに、登場話数の合計は73話と多い。
1話
- 「怪物かぁ、多分陛下の仕業だろう(堂々とデデデのせいだと断定するあたり、相当信用していないことが分かる)。」
4話
- 「(デデデの撮ったカービィの写真を見て)貴重な記録ですな、陛下。」|
8話
- 「これは誰も陛下を大王として認めていないということですかなー(笑)(デデデの部下という立場でありながら、かなり命知らずである)。」
9話
- 「(ロロロとラララに対して)お前たちはな、コウノトリが間違えて落としていった。」
- 「いやいや、川を流れてきたモモから…。」
- 「ブンが生まれる前だったが…。」
- 「その2人を私は、「ロロロ」と「ラララ」と名づけた。」
- 「(ロロロとラララが)元は「ローラ」という魔獣だと聞いたから。」
11話
- 「(カワサキに対して)それにしても、変わらんねぇキミの店も。」
- 「何はともあれ、全く進歩しないキミの(料理の)腕は相当なものだ。」
12話
- 「(エスカルゴンに対して)説明してくれんかね(温厚な彼にしては珍しく怒っている)。」
- 「(エスカルゴンの受けた仕打ちを聞いて)まるでいじめだなぁ。」
17話
- 「実はパパは…ママに結婚指輪をまだあげていない。」
- 「あぁ…その、ほら…、結婚記念日だから…散歩でもしよう2人だけで。」
- 「メーム!結婚指輪なんだが…すまない!」
- 「今年こそはとは思ったんだが、いろいろあってな…。」
25話
- 「母親に見栄を張りたい気持ちも分かりますが…(エスカルゴン閣下が大王だなんて)。」
- 「そう言われると弱いなぁ…分かりました(上司の頼みだから断ったら大変だし)。」
- 「(エスカルゴン閣下は)哀れじゃないか、助けてやろう。」
- 「(村人たちに対して)エスカルゴン殿を陛下と呼んでください。」
- 「(泣いて頼むエスカルゴンを見て)ほら、お願いと言ってる。1日ぐらいいいでしょう…?」
35話
- 「タイヤ交換はパパに任しとけ(とは言っているものの、彼は不器用であるため次回36話ではタイヤ交換に苦労していた)。」
43話
- 「菜食主義者という点では、私と同じだ。」
- 「ヒツジ達は沈黙せんのだな…。」|
49話
- 「簡単さ、主人公を戦わせればいい…。ドラマは皆そうさ、すぐ戦わせるだろ?登場人物が戦えば、誰でも興味を持つ。」
- 「動かすのが大変だから、おしゃべりして誤魔化してるんだ…。こーゆーアニメは安く作れるねぇ。」|
50話
- 「それにしてもデデデはエラいなぁ(いつもデデデ呼びの娘たちはともかく、デデデの部下である彼がデデデを呼び捨てにしているのは違和感がある)。」
- 「(デデデ人形に対して)う~ん…でも見ようによっては可愛いじゃないか。」|
58話
- 「なーあ子供たち…。陛下の学校に入学しなさい。第一、陛下のお創りになられた学校に大臣である私の子がいかないのはマズい…。」
59話
- 「陛下のご機嫌を損ねてはマズい!(賞金よりもこちらがメインだと思われる)」|
60話
- 「家庭に一台カービィだね(食費がエグいことになりそう)。」|
82話
- 「じゃあ仕方がない…。今夜はカワサキの店で食べるか。」
- 「そりゃ命の危険があるが、たまにスリルを楽しむのも良いんじゃないか?」
- 「まぁまぁフーム…。ここは男性たるパパが解決してやるよ。」
- 「確かに…料理は女性の仕事と決めてかかるのは間違いだよ。見てなさい…。」
- 「コイツは…ダッチオーブンと言ってなぁ…。パパが若い頃、よく山に登ってはこうやって作ったもんさ(彼の過去の趣味が分かるセリフ)。」
- 「告白します…。私が、料理法を1つしか知らなかったのは本当です…。審査員長を務める資格はありません…。」
96話
- 「目の前で私らの娘を攫うとは!」
100話
- 「でも…このデリバリーシステムが直らなかったら…(デリバリーシステムで帰ってくることが分かっているかのようなセリフであるが)。」
関連タグ
プレジデント・ハルトマン…同じく父親ポジションのキャラクターでパーム同様娘がいて、容姿も似ており、(職種は異なるものの)偉い立場だったり…等々、共通点が多い。