コックオオサカ
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こっくおおさか
コックオオサカとは、アニメ『星のカービィ』およびゲーム『あつめて!カービィ』に登場するキャラクター。
CV:菅原淳一
第11話『宮廷シェフ・カワサキ』と第34話『究極鉄人・コックオオサカ』に登場(11話のオオサカは魔獣が化けた偽者なので、正確な初登場は34話である)する究極の料理人で、コックカワサキとコックナゴヤの師匠。
その名の通り大阪弁で喋り、一人称は「ワシ」である。
小さい鳥のような外見からは想像できないほどの宇宙的に有名な凄腕シェフであり、複数のグルメ本を出版するなど、料理評論家としても活躍している(ただし、グルメ本に関してはホーリーナイトメア社が出版したものであるため、本当に彼が書いたのかは不明)。
頑固な性格で辛口な発言や厳しい態度が目立つが、それも全て大事な弟子を想ってのことであり、弟子の成長の為なら自身の名声が汚れることも気にしない、料理の腕前だけでなく内面も一流なお方である(ただし、厳しい性格故に弟子に躊躇なく悪口を言うことも多いため、そこをちゃんと向き合えば自身の名声も汚れずに済んだのだが)。
第82話では、ビブリの本屋に彼の著書と思われる料理本がある。また、チャンネルDDDのフードプロセッサーのCMに登場している(映像は34話の使い回し)。
86話のカワサキの回想シーンでは、彼の料理を鍋ごとひっくり返している。
英語名は「オオサカ」ではなく、「シイタケ」になっている。
当初はアニメオリジナルキャラクターであったが、後に『あつめて!カービィ』のミニゲーム「カービィマスター」に敵キャラとして登場し、ゲームデビューを果たした。コックカワサキ同様、一回でも攻撃をミスすると逃げられてしまうが、倒すとマキシムトマトが手に入り経験値もかなりたくさん得られる。
11話(偽物)
- 「(ワインを飲んで)ギルコン酸(元ネタはワインに含まれる「グルコン酸」)の40年物やな。」
- 「酸化防止剤50%含有や!…まぁええやろ。」
- 「べー!ぐわー!ぺっぺっぺー!(サラダを吐き出す)これはサラダか?それとも雑巾か?…まぁええやろ。」
- 「にゃるほど…(カービィの)活き造りというわけやな。ほないただきまひょか。」
- 「貴様それでも料理人かーい!」
- 「大体こんな汚いフライパンを、食卓に乗せること自体間違えとるわい!(やや方言交じり)」
- 「フフフフフ…。あとちょっとでカービィを食えたのに…。こうなりゃしゃーない!」
34話(本物)
- 「そこのピンクの坊や。レストラン・カワサキはどっちや?おおきに。」
- 「じゃまするで~(入店)。」
- 「うお~何すんねん(カワサキの攻撃を俊敏に避ける)。お前らやめんか~。アホンダラ誰が魔獣や~!」
- 「ほう…ワシや魔獣やったんか。そいつはコレを持っとったかぁ~?カワサキ、ようみんかい。ワシは魔獣かオオサカかどっちやぁ~?(デカい包丁を見せて振り回すが、ここだけ見たらタダのヤバいやつである)」
- 「ご挨拶(ここでは皮肉の意味で言っている)やのぉ…ワシを見忘れるとは、ええ度胸やないか。(泣きつく弟子に対して)変わらんやっちゃのぉ~ホンマに。」
- 「お前の(料理の)腕を確かめに来たんや…。はぁ…流行っとらんようやな。よし、試食したる。できるもん全部出してみぃ!」
- 「マズい…それもタダのマズさやない。お前ワシんところで一体何を修行しとったんや!店を持つなぞ100年早いわ!(カワサキのフライパンと店の暖簾を取り上げる)」
- 「(フームに対して)お嬢ちゃんはだまっとり。この村は海の幸山の幸に恵まれとる。それを活かす腕もないとはアホや!ワシがええとゆーまで営業はお預けや!ほなさいなら~。」
- 「皿洗いやったらつこうたってもええで?(※カワサキの妄想内のセリフ)」
- 「なんやこの村は?ホテルの一軒もないんかい。」
- 「(デデエスに対して)いかにもオオサカや、あんたらは?そりゃお安い御用や、ほないきまひょか~(デデデの装甲車に飛び乗る)。」
- 「まいど、コックオオサカどす。今日は不幸にも、美味い料理っちゅーもんを知らんププビレッジの皆さんのために、ホンマもんをご紹介しますよって、よー見てておくんなはれ~い!まずは前菜!セミフレッド(半解凍)カモ肉のローストどす~。カモはトリ肉の中でも赤身でさかいなぁ~。あぶって脂を落として~。ここでフランベ、アルコールを飛ばすで~!」
- 「中華のコツはなんちゅっても「つよっこう」って言いますやろ?あれ強火のことや。柱侯醤(中国の調味料)入れた方が、香りがよろしゅうばす~。カワサキ見とるか!?どーせヒマやろ、来て手伝えぃ!」
- 「(カワサキに対して)…なんや来たんか。用があったらよこさかぃ控え室で待っとれぃ(方言?)。下手くそは黙っとれぃ。」
- 「コックカワサキ、スタジオへおこしやす(アナウンス)。」|
- 「あい、パスタはアルデンテ。芯まで火が通るのにあと1歩ッチューところで止めて、あげまし!(方言?)そして、オリーブオイルとバジルソースを手早く…。来たか…さ、ここからは不肖の弟子カワサキを迎えて、ぐっと大衆的な料理をお見せしまひょ。(カワサキに対して)お前も一品ぐらい出したらどうや?肉じゃがぐらいできるやろ。」
- 「肉じゃがと一口に言いましてもコツがございましてな。水を一滴も加えんと、野菜から出る水分と肉汁だけで煮ると、ええ味になるんや。」
- 「フフフフフ!ハハハハハハ!バレちゃしゃーない。けど覚えとき…これが味覚の正体や。グルメグルメと騒いどるヤツの舌に限って、こんな薬でコロッと騙されるんや!雑巾食うても極上のヒレ肉や!泥でもゴミでも高級キャビアや。親子同士でも美味そうに見えて、食いたくなるでぇ。」
- 「ワシに楯ついた気迫(?)で、料理に望めや。また来るで、そんとき美味くなかったら、今度こそ破門や。」
- 「アホぬかせ、(ギジラエキスは)お前の土産に持ってきたんや。味覚なんちゅーもんはちょこっとしたことでどうにでもなる、それを掴んでもらいたかったんや。」
- 「(自身の評判に泥を塗られたことに対して)そんなんええわい!お前がそれで成長すりゃな。頑張れや、何でも美味しく食べてくれる強い味方もおること見たいやしの。」
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