ウィッサバ☆
概要
CV:千葉一伸
第29話『激辛!ファミレス戦争』に登場し、二つ名は「料理魔獣」である。
ワドルディやコックカワサキのマズい料理に我慢できなくなったデデデが、ホーリーナイトメア社からダウンロードした、フランス語を話す三ツ星シェフの魔獣である。
基本的に「ウィー」としかしゃべらないので、セリフらしいセリフは話していない。この場合のウィーとはフランス語の「oui」、つまりyesの意味であると考えられる(それを知らないデデデは、彼の「ウィッサバ」という挨拶を魚の「サバ」だと勘違いしていた)。
料理の方はフランス料理が専門でその腕前は素晴らしく、デデデ曰く「究極の味」らしい。また、彼がゴーンの料理を食べた途端気持ち悪い笑い方をし、最後には皿まで舐め尽くすほどであった。
彼の料理が気に入ったデデデは、早速レストラン・カワサキの向かいにレストラン「RESTAURANT GOAN(レストラン・ゴーン)」を建てさせた。表向きにはあくまで外国人のシェフとされていた(魔獣と警戒されなかった)ことも加え、ゴーンの料理は村人たちの間でも話題となり、案の定レストラン・カワサキからは客足が遠のくことになる。
その後も宣伝するカワサキをモノともせず客を独り占めするゴーンであったが、店が満員で入れなかったため、仕方なくレストラン・カワサキに食べに来たボルン署長に、カワサキが間違えて激辛ラーメンを食べさせてしまったこと(厳密にはカービィが唐辛子を大量に入れてしまったことが原因であるが)をきっかけに、今度は激辛ラーメン目当てにレストラン・カワサキへ、自身の店の客が遠のいてしまう。
ゴーン側も負けじと激辛ピザや辛さ100倍ハンバーガーなど、次々と辛い料理を出してカワサキと競り合う。そして、ムッシュ・ゴーンは激辛料理を食べきった客に対して、特別サービスとして甘く冷たいカービィ型シャーベットを提供する。だが、そのシャーベットの中にはエスカルゴン曰く「ピンクで丸いモノを見ると無性に食べたくなる化学物質」が混入しており、その化学物質によって村人たちを洗脳し、本物のカービィをシャーベットにしようと、六本腕の怪物に変身して襲いかかる(変身後は各腕にオタマ、フライ返し、包丁、めん棒、肉叩き、ハンドミキサーを持っており、それを武器にして襲いかかる)。
カービィも負けじとコックカービィに変身してゴーンに立ち向かうも、彼も名うての料理人だけあって、調理器具による戦闘の実力はコックカービィ以上であり、ゴーンは追い詰めたカービィをドライアイスボウルに閉じ込めて冷やし、シャーベットにしようとする。
それを見たカワサキはカービィを助けるために、自信作の激辛カレー『カワサキホットスペシャル』をカービィに食べさせる。そして、カービィは今までに感じたことのない辛さを体験して火を噴き、その炎によってゴーンはレストランごと燃やされて倒される(結果的にコピー能力を用いずに魔獣を倒した為、第64話のクイズ大会ではひっかけ問題として出題されている)。
関連タグ
星のカービィ(アニメ) 魔獣 ホーリーナイトメア社 コックカワサキ 料理人 フランス料理
モウ・タクサン:92話に登場した料理人魔獣、ゴーンがフランス系の見た目に対し、タクサンは中華系である。こちらも料理を作る為に手配されたが、彼の作る料理はカロリーが高く、簡単に肥満になってしまう欠点がある。