ハーデー

はーでー

ハーデーとは、アニメ版『星のカービィ』に登場する魔獣(キャラクター)である。

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目次 [非表示]

1 概要

2 セリフ集

3 関連タグ

4 外部リンク

概要

CV:飛田展男

第32話『歯なしにならないハナシ』で登場した魔獣で、二つ名は「デンタル魔獣」である。

見た目は歯茎を模した単眼ロボットというややグロテスクな外見であり、「チリョー！！」という声が特徴である。また、歯に相当する白い部分は椅子になっており、そこに患者を座らせて治療する。

カスタマ曰く、悪い歯を見るや否や麻酔なしで治療を行うが、その代わりとても腕がよく、虫歯の治療であれば10秒足らずで終わってしまう上、無料である。

ヤブイの下手な虫歯治療を受けるのを嫌がったデデデがカスタマーサービスに「腕の良い歯医者」を要求した為、ダウンロードされる。しかし、彼が麻酔なしの歯医者と聞いてデデデは逃げ出すが、デデデと同じく虫歯だったブンを即座に治療している。

それでも痛いのが嫌なデデデは、カービィを身代わりにして治療させようとする。しかし、歯がなくて治療できないカービィに激しく動揺した隙にフームに促されたカービィにドリルを吸い込まれ、そこからトルネイドカービィに変身した彼の竜巻に、精神的ショックのあまり抵抗もできないまま飲み込まれ、「ハ～ミガケヨ～」と言って空の彼方へと吹き飛ばされていった。

その後、終始嫌がっていたデデデは拘束された状態で翌日にヤブイの元で治療を受ける羽目になった。一方それをそばで見ていたブンは歯を磨くと反省したのは言うまでもない。

ホーリーナイトメア社の魔獣の中では、敵を倒すどころか相手の歯を治すという点では無害な方である。しかし、特に危害を加えるわけでもないのにも拘わらず、カービィに倒されてしまった。哀れ…。

それどころか、ブンの虫歯を無料で治療するという善行を行っているので完全に恩を仇で返しており、それに関してエスカルゴンは気の毒に思っていた(一見無害な魔獣でも、何をしてくるのか分からないのがナイトメアの魔獣の特徴であるため、警戒されるのも無理はないが)。

一応、吹き飛ばされたあと、爆発はしなかったので、生存の可能性があるのは唯一の救いか。

彼にとっての不幸はファンファンよりも先に登場してしまった事だろう。理由はファンファンの記事を参照。

良くも悪くも『登場した怪人や怪獣、悪人は必ず倒される』という子供向けヒーローアニメのテンプレに沿ったエピソードでもある。