注意(曖昧さ回避)
アニメ公式サイトの第26話の項目および『星のカービィ プププ大全』によると、
「 チリドック 」が正しいとのこと。皆様もくれぐれもご注意ください。
概要
第26話『忠誠!ソードとブレイド』に登場する額に緑の宝石が埋め込まれた紅いオオカミのような魔獣で、二つ名は『火炎魔獣』である。
かつてメタナイト卿と死闘を繰り広げた魔獣であり、チリドック自体は「最強魔獣」ではないものの、それに匹敵する強さと凶暴さを十分に持っている。
「地獄の炎から生まれた」とされる魔獣なだけあって炎が大好物であり、炎のエネルギーを吸って強くなり、自ら辺り構わず火を放っては、その炎でなお一層強力になっていくという強悪な能力を持っている。
眼はエモノの場所を確実に把握するためにサーモグラフィーの機能を備え、呪いの力を持ったキバは刺し残した相手を永久に身動き一つ取れなくしてしまう。
一方、水が大の苦手であり、少し触れただけでも苦痛と共にその箇所が傷ついてしまうほど。
作中ではデデデにいつもの暇つぶしとして(カービィの撃退も兼ねて)、ホーリーナイトメア社からダウンロードされる。
しかしチリドックはデデデの命令など聞かず、現れるや否や彼目がけて炎を吐いて壁に穴を空け、そこから部屋を抜け出して城内を暴れ回った。
そのまま、デデデ城の庭でブンと遊んでいたカービィを攻撃したが、因縁の相手であるメタナイトがカービィを守るまいと立ち塞がったため、まずは彼を倒そうと襲いかかり、前述の呪いのキバで意識不明状態に陥れた。
その後はダクト内を移動して厨房にたどり着き、コンロの火をたらふく補給してパワーアップ。
自身を倒しにやって来たソドブレやカービィも圧倒するが、ここで城の火事に我慢ならなくなったデデデが放水やスプリンクラーの起動を行った事で、たまらず城外に脱出。
だが、近くの川に行く手を阻まれて落い詰められ、ソドブレとのもみ合いの末水中に転落し、全身が激しく傷つきもだえ苦しむ。
そのままギャラクシアソードカービィ会心の「ギャラクシアソードビーム」を放たれ、火球で相殺できる筈もなく一刀両断。凄まじい大爆発を起こして、メタナイトに残した呪いのキバ諸共滅び去った。
余談
英語名は、WolfWrathで「憤激の狼」というような意味になる。
銀河大戦時代に3人を襲ったチリドックは、前述の因縁を覚えていることからデデデ城にダウンロードされたものと同一個体だと思われるが、そのときにチリドックがメタナイトに倒されたかどうかは不明である(当時倒されているのならナイトメア社が復活させた可能性があり、倒されていないのなら当時の3人が上手く逃げたと考察できる)。
『Nintendo DREAM 2019.1月号』によれば、『スターアライズ』のアドレーヌの描く絵として登場するキャラの候補だったらしい。最終的にオクタコンのみが採用された。
魔獣の中でも特に根強い人気を誇り、今後の再登場に期待が掛かる。
関連タグ
星のカービィ(アニメ) メタナイト卿 ソドブレ 魔獣 ホーリーナイトメア社
ヘルハウンド:元ネタ?(地獄で生まれた炎の犬、水を弱点とする個体もいるなど共通点が多い)
カーボンドッグ:任天堂関連の炎の犬繋がり