概要
アニメ『星のカービィ』第1話に登場した、タコをモチーフとした魔獣。
デデデ大王がホーリーナイトメア社から既にダウンロード購入していたもので、当初は水槽に入る程度の大きさをした可愛いチビタコであったが、実は体のサイズを自在に変えられる能力を持ち、夜になると、城を抜け出しては村の羊を捕食していた
- カービィがデデデ城にやってくるまで、デデデはオクタコンが羊を捕食していることを知らなかった模様。それ故ペット扱いしていたが、カスタマーサービスの会話からしてもっと強い怪物を期待していた事がうかがえる。
ホーリーナイトメア社にとっての敵たる星の戦士カービィを相手にした際には体格をデデデ城並に巨大化させ、八本足による執拗な攻撃と、スミではなく(吐く能力があるのかは不明)炎を吐く「怪獣」と化したのである。
また、見つめた相手を洗脳(これによってデデデは操られ、カービィに襲い掛かった)したり、触手の吸盤から自身と瓜二つなチビダコを大量に生み出すこともできる。
カービィとの戦いでは、上記のチビダコによる数の暴力で彼を追い詰める。しかし、フームがカービィの元気の源であるワープスターを掲げたことで形勢逆転。
元気になったカービィはオクタコンの炎を吸い込み、ファイアの能力を会得したことで、戦いは炎の吐き合いへと発展する。
そして、カービィの炎に押し負けたオクタコンは空の彼方へ吹き飛ばされ、そのまま倒された。
この壮絶な戦いは、ホーリーナイトメア社がカービィを星の戦士であることを確信させるにいたり、以後、長い因縁が続くこととなる。
最初に登場したうえ、星の戦士がポップスターに潜伏していることをナイトメア社は知らなかった割に、魔獣の中では妙に強い部類である。
ゲーム作品への派生
『スターアライズ』では、アドレーヌの描く絵の中に「ミニオクタコン」が登場。巨大化前の形態を呼び出し、直接攻撃で敵を倒す。
『Nintendo DREAM 2019.1月号』によれば、チリドックも候補に挙がっていたらしい。
2022年発売の「キャラクター大図鑑」はアニメオリジナルキャラついてはゲーム作品へ逆輸入されたキャラのみが掲載対象だが、『スターアライズ』へ逆輸入されたオクタコンは何故か掲載から漏れてしまった。
一方、『あつめて!』へ逆輸入された4人のアニメオリジナルキャラは掲載されている。
関連タグ
星のカービィ(アニメ) ホーリーナイトメア社 魔獣(星のカービィ) 蛸