概要
CV:斉藤瑞樹
第92話『ワドルディの食文化大革命』で、デデデがナイトメア社からダウンロードしたシェフ魔獣である。
見た目はワドルドゥと同じ単眼と長い髭が特徴で、一人称は「私」である。
また、話し方も「~アルヨ」「~アルネ」などと語尾に付けてしゃべる(俗に言う協和語(役割語の一つ))、ステレオタイプの中国人を意識したものとなっている。
食費削減のために、今まで出されていた精進料理の代わりにコックカワサキの極薄サンドイッチを食べさせられることになってしまったワドルディたち。
これに怒った彼らは、ワドルドゥ隊長をリーダーに据えて革命を起こしたため、デデデは彼らを鎮めようとカスタマからモウ・タクサンをダウンロードした。
モウはワドルディたちに自慢の料理を振る舞って忠誠を誓わせ、カービィを攻撃するように仕向けた。
得意な料理は中華料理でアニメ内では、シュウマイや餃子、春巻、北京ダックを作った。 しかし、料理専門の魔獣なので戦いにはあまり向いておらず、カービィを油で炒めようとするも、フライパンで殴られただけであっさり倒された。
また、同じ料理の得意な魔獣であるムッシュ・ゴーンとは違い、化学物質などを使用した形跡はないことから、料理人としては、まともなようだ。
なお、前述した料理の費用の件もあり、倒された後は珍しくデデデは喜んでいた。
名前の由来は、中華人民共和国建国の父「毛沢東」と、もう食べられないということを表す「もう、沢山!」とをかけたシャレであると考えられる。タイトルの「食文化大革命」というフレーズも、1966年に始まった文化大革命をもじったシャレであろうが、革命の話だということ以外、ストーリーには関連性がない。
ちなみにコイツが登場した回は、宮城県北部(鳴瀬町・石巻市周辺)で起きた大規模な地震の影響で本放送が最後だけ途切れている。
セリフ集
前述の通り言葉を喋る数少ない魔獣である。
- 「ハイー!ワタシ、ハラペコノワドチャンニ、サイコウノリョウリアゲルヨロシ~!」
- 「シェイシェイ!マズハ『シュウマイ』アルヨ~!(シュウマイを大量にばらまく)」
- 「ホホホホホホホ…。ワドルディドモヨ!カービィヲコウゲキスルヨロシ~!」
- 「ホホホホホホ…。ワドルディ!スデニワタシニ、コントロールサレテルアルネ~!」
- 「モウタクサンの『ギョウザ』!」
- 「モウタクサンの『ハルマキ』!」
- 「ニクマン!アンマン!」
- 「モウの『ペキンダック』!」
- 「(精進料理に対して)コンナウスクチリョウリハ、ダメアルネ!」
- 「コウナリャカービィヲ、アブライタメヨロシ~!」
- 「モ~ウユルサン!」
関連項目
星のカービィ(アニメ) 魔獣 ホーリーナイトメア社 ワドルディ ワドルドゥ隊長 料理人 中華料理
シェフードン:激太りして動けなくなってしまう程の高カロリーな料理を作った戦隊怪人。