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シェフードン

しぇふーどん

『動物戦隊ジュウオウジャー』の敵組織・デスガリアンの怪人「プレイヤー」の一人。
目次 [非表示]

「シェフードンの料理はカロリー1000倍やで~!」

「わいの料理で星ごとメタボや~!!」



データ編集

身長194cm(コンティニュー時:38.8m)
体重184kg(コンティニュー時:368.0t)
リーダークバル
対応機種グルメイス
ジャンル料理ゲーム
CV福田信昭
スーツアクター大林勝
メダル投入口左胸(に付いている勲章)

概要編集

和洋折衷様々な美食メニューをマスターしたスーパー料理人である、チームクバル所属のプレイヤー


麺類を連想する触手やモールドを持った太っちょ体形のコックと言う出で立ちを持ち、口元には長い舌がスカーフの如く垂れている。


料理の腕は確かで、口にした人間が漏れなく「うまい!」と言う料理を瞬時に調理して人間の口へ放り込む。しかしこの料理のカロリーは異常に高く、食べた人間は次の瞬間、ボールの様な体形に激太りして動けなくなってしまう。この一連がコンボ技「スーパーカロリー!」で、これで人間を激太りさせて屈辱を与えるブラッドゲームにエントリーする。

なお、スーパーカロリーのメニューは十数人で取り分けられる量のナポリタンや、腕で抱えられる大きさの巨大お寿司一貫(口に入る際に小さくなる)等がある。


戦闘では香辛料入れを模した棍棒『グルメイス』を使用し、その先端からは様々な効果を持つ香辛料を放つ事が出来る。劇中使用したのはコショウの辛味で相手を怯ませる煙幕『コショウスモーク』、爆発を引き起こす『バジルボンバー』、地面に撒く事で敵の足を滑らせて電撃で追撃する『マヨシャワー』の3つ。

他にもグルメイスを横に持って上げ下げする事で姿を消したり、現したりする事が出来る(本人曰く『店仕舞い』『開店』)。


関西弁で話し、「○○や~」「○○やで~」が口癖。事あるごとに「○○の××や~」と例えたがる(明らかに某グルメリポーターが元ネタ)。自分の料理で人間に被害が及ぶ事は全く意に介して無いのだが、その一方で料理人らしく美味しい料理を作る事に気を向けている様で、自分が被害を与えた人間の事は気にも留めなかったりする。


名前の由来はシェフ+うどん、もしくはシェフ+首領(ドン)か。


活躍編集

第39話編集

ジニスから『一風変わった趣向のゲームを』と言うオーダーを受けたクバルにより地球へ送り込まれる。


街中に現れてコンボ技で人間を太らせていた所をジュウオウジャーに見付かり交戦。しかし戦闘もそこそこにコショウスモークで怯ませ、ジュウオウシャークのキックも腹の脂肪で跳ね返してから「一旦店仕舞いやで~」と言い姿を消して撤退。

しかしその裏で地球に降り立ったクバルは、かつてバングレイから奪い取り自分に移植した右手の実験をしていた。その実験台となった人間のカップルの内、女の方の記憶の中から『零(れい)』という結婚詐欺師(演:岩永洋昭)を実体化させる。


その零とセラの交流を軸に暫し物語は展開していたが、やがて「臨時開店やで~」と言って再び姿を現す。零との関係絡みでセラが何処かへ行ってしまった為、彼女を欠いたジュウオウジャー5人と再戦。今度はグルメイスから放つ香辛料の効果で相手を苦しめる。

しかしそこへ、自分のやり方で零との関係を清算したセラが駆け付ける。この時「ヤケ食いしたい」気分になっていたセラは料理人であるシェフードンを見て逆ギレ、半ば八つ当たりの状態でジュウオウシャークとなって立ち向かう。ならばと反撃に、シェフードンはスーパーカロリーお寿司を調理、シャークに投げ付けて太らせようとするが、咄嗟に割り込んだ零に寿司を食べられて失敗してしまう(太った零はボールの如く遠くへ吹っ飛ばされた)。これに怒ったシャークが野生開放を使い猛攻を浴びせたのをきっかけに、シェフードンは態勢を崩されてジュウオウジャー全員の反撃を受け、ジュウオウイーグルと連携したジュウオウザワールドに蹴られてグルメイスを落としてしまう。

そして直後、「撃ったらアカンて!」と命乞いしたが聞き入れられずにジュウオウホエールを中心に放たれたジュウオウファイナルを喰らい、「撃ったらアカンて言うたや無いか…」と嘆きながら敗北。


その後、ナリアにコンティニューメダルを投入され、「おおきに~、ナリア!」と叫びつつ巨大化。

ワイルドトウサイドデカキングと交戦したが勝ち目は無く、上背の差が大き過ぎる相手に圧倒・蹴っ飛ばされてグルメイスを紛失してしまう。

最後はジュウオウドデカダイナマイトストリームを喰らい、「まるで…動物の宝石箱やぁ~」と技を喰らった感想を述べて爆散した。


なお最後の巨大戦の裏で、先程セラを助けた零が作り主のクバルに見届けられる形で消滅していた。彼が、元々クバルの実験目的で作られた幻であった事や、ついでの余興でジュウオウジャーを玩ぶべくセラに接近した事は勿論、セラの純粋な人柄に感化され良心を得てから消滅した事実を当のセラは知る由も無かった。


第41話編集

遂にジニスへの反逆を実行したクバルの手駒として再登場。前話で気絶させ拘束したナリアの記憶を読み取り再現された。

クバルの策で地球へ降りて来たジニスを攻撃するが、自身の弱体化を克服、シン・ジニスと化した相手には全く敵わず恐怖に支配されたクバルは逃亡。これを追撃するべくジャシンガーオモテウリャーと共に巨大化させられ、クバルを攻撃しつつ町を破壊する。

それを許さないジュウオウジャーの操るジュウオウキングジュウオウワイルドドデカイオーと交戦。他の2体諸共一所へ纏められた上でジュウオウメガトンキック、モグラドリル・ジュウオウブレイク、ドデカイオーシャンスプラッシュを立て続けに喰らい爆散、消滅した。


余談編集

シェフードンを演じた福田氏は本作で特撮初出演。

零を演じた岩永洋昭氏は仮面ライダーOOOにて伊達明を演じたことで有名。



関連タグ編集

動物戦隊ジュウオウジャー

デスガリアン クバル(ジュウオウジャー)

プレイヤー(ジュウオウジャー) チームクバル


他作品の関連怪人編集

NNネレンコ:作風が真逆な激走戦隊カーレンジャーに登場した肥満化怪人。ブルー以外の戦隊メンバーを女性も含めて太らせることに成功している。こちらは人だけではなく物も太らせる(メインはあくまでもこっち)上に最後には爆発、太らされたカーレンジャーたちは体が膨らむ過程がしっかり描かれ激痛にもがき苦しみ爆死寸前まで追い詰められる、太った体型が生々しいなど、作風とまた別の意味で真逆な肥満化が行われる。


バズガス:星獣戦隊ギンガマンに登場した肥満化怪人。ピンク以外の男性戦隊メンバー全員を太らせた。こちらはレッドイエローのみ膨らむ過程が描かれ、さらにABパート跨いで肥満化状態が続いた。なお、本来は巨大化を目的にしている。


ウシバロック・ザ・ブロウ2年後に登場する料理人を生業とする戦隊怪人繋がり。偶然にも登場エピソードはシェフードンやNNネレンコと同じく青色の戦士の主役回でもある。

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