麺。
細長い形状が一般的であるが、粒状や板状・短冊状、筒状などに加工された麺類もある。
発祥地は中国西部から中央アジアの辺りと考えられており、粉類を水で練ったものを短時間で芯まで加熱できるように、火の通りやすい形状に加工されるようになったのが始まりとされる。
茹でたり炒めたりしたものを、スープに浸けたり、ソースと絡めたりして食べる。一般の食事にもなるが、おやつや軽食として食べられることも多い。
英語ではヌードルと呼ばれ、日本ではカップヌードルなどインスタント麺の名前に使われるポピュラーな単語だが、語源はギリシャ語のnudel(ミミズ)に由来する。
ジャンル
小麦粉を使ったもの
- ラーメン
- 焼きそば
- うどん/そうめん/冷麦
- ちゃんぽん
- きしめん
- パスタ:スパゲティ、マカロニ、ラビオリ、ラザニア
- クスクス……粒状の麺類の例。
- ほうとう、すいとん
- 沖縄そば……ラーメンの近似種。
- 伊府麺/イーフー麺、刀削麺、ビャンビャン麺…加工法に特徴があるもの。
- ラグマン
米粉を使ったもの
その他の粉を使ったもの
- 蕎麦:ソバの粉を使う
- 粉絲(春雨):豆類や芋類、トウモロコシからとったデンプンを使う
- ニョッキ:じゃがいもが主原料
- 冷麺:小麦粉を主原料とするものもあるが、ソバ粉と緑豆粉、ジャガイモやトウモロコシなどのデンプン、ソバ粉のみ、ドングリの粉を混ぜるもの、と多種多様。
形状が麺と同様の食品
その他
日本においては「麺は啜るもの」という文化が定着している。中には啜る音が苦手な人がいる等から啜らない人も一定数いる。中には成長の過程で啜り方を上手く習得できず啜るのができない・不得手という人もいる。
それでもそのシズル音こそが麺が美味しそうに感じるのもまた事実であり、特に落語においては「そば」「うどん」「ラーメン」等、その啜り音は異なりそれぞれ使い分けて表現している。
関連タグ
ヌードルジゲン、シェフードン、メンワルド/ダイメンワルド:歴代麺類モチーフの戦隊怪人
外部リンク
- 何を食べて年を越す?麺類を描いたイラスト特集 - pixivision(2022年12月31日)