概要
小麦粉に水と塩を加えた生地を茹でる直前に手で伸ばし、2~3cm程度の幅に整えた手延麺。日本のほうとうもしくはきしめんまたはおっきりこみに似るが、生地を包丁で切って成形するものではない。
陝西省ではこの麺を茹でた上に唐辛子とネギとピーナッツ油を和えて食べるのが一般的であるが、近年はそこに醤油や酢などの調味料ともやしやひき肉などの具材を混ぜて食べるのがより一般的なものとなっている。
日本ではセブンイレブンが「西安風うま辛香油麺 ビャンビャン麺」の名称で一部店舗でのみテスト販売したほか、2022年にはサンヨー食品(サッポロ一番)が「ビャンビャン麺風史上最大級幅広麺」というノンフライカップ麺を商品展開している。
「ビャン」の漢字
一応Unicodeに登録された文字「𰻞」があるが、源ノ角ゴシックを表示する環境に手動設定でもしていない限りほとんどの環境で文字化けするのでウィキペディアのSvgファイルのリンクを添付しておく。
文字を分解すると「穴・月・幺(よう、いとがしら)・言・幺・長・馬・長・刂(りっとう)・心・辶(しんにょう)」となり、総画数は58画とされる。一応、陝西省周辺の方言字とされるが、どの辞書にも載っていないとされ、かなり新しく作成されたものと考えられている。
ちなみに元々この漢字には「他人の死を喜ぶ」という大変不吉な意味が込められている。
また、2022年8月現在この文字はタグに入れることができない。入れようとしてもこの文字の部分だけがタグから消滅してしまう状況である。
関連イラスト
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漢字でGO!…もれなくこの漢字も高レベルの問題としてゲームに収録されている。