概要
インスタント食品の一種で、容器が付属している麺類の総称。
元祖は日清食品が1971年に発売した「カップヌードル」。他メーカーからはこれより早く世に出たカップ麺もあったが、商業的に成功したのはカップヌードルが初である。
容器自体が「パッケージ」「調理器具」「食器」の三つの機能を兼ねているのが特徴。
現在はラーメンの他、うどん、蕎麦(そば)、焼きそば、スパゲティ(パスタ)という日本人が麺類と聞いて連想できるものは、おおかたカップ麺として食べられる。
お湯を注いで3分(ものによっては1~5分)待つだけの手軽さと長期保存が可能なため非常食としても重宝される。
このため、大規模な災害直後にはメーカーが救援物資として提供すること(供給量の低下)や消費者の買い込みなど(需要の増加)を原因として需要と供給のバランスが崩れ、品薄になりやすい。
最近では、日本各地のご当地の本格的な味を再現した名店仕様のカップラーメンもかなり多い。2つ買ってどんぶりに入れれば、500円前後という格安でワンランク以上の味を楽しめる。
かつては濃口のカップラーメンが当たり前で、1990年代には塩分忌避の時代柄の中でテレビ報道や食育団体の勉強会などでも槍玉に挙げられることが多かったが、2010年代以降は薄口志向が浸透しつつある。一方で、健康志向の浸透により濃口が淘汰されることに対して年配層からは不満の声もある。
よく食べてるキャラクター
このほかラーメン屋によく行くキャラクターが、一次創作・二次創作問わずカップ麺も好んで食べる場合もある。
関連イラスト
関連タグ
【商品】
【キャラクター】
【その他】
鳥人戦隊ジェットマン:第10話のサブタイトルはそのまま「カップ麺」で、登場するゲスト怪人がヌードルジゲンというカップ麺モチーフの怪人。
簡易融合:遊戯王オフィシャルカードゲームのカードの一枚で、ずばりカップ麺なイラスト。