概要
1971年に誕生したカップラーメンの、そのうどん版ともいうべき商品。
世界初のカップうどんは、1975年9月に発売された東洋水産の「マルちゃんのカップうどん きつね(1978年に「赤いきつね」に改称)」で、これがヒットしたのを受けて、日清食品もこの翌年に「どん兵衛」を発売開始。これによりカップ麺の一種として定番化していった。
同じく和出汁の麺ものということで、類似品としてカップそばも存在する。
カップラーメンよりも麺が太い分、お湯を注いでから5分待つ商品が多い。
基本は乾燥した即席麵であるが、生麵タイプのカップうどんを1977年に寿がきやが、1989年にシマダヤが、1993年に日清食品がそれぞれ発売している。ただし、当初は製法上により生じた酸味が残るため湯切りの必要があったり(後に改善)、即席麺に対して日持ちしなかったり、少し値段が張ったりする中、即席麺がより生麺に近い食感を出せるようになったため、寿がきや以外は生産終了している。
カップうどんの種類
※:☆は生麺タイプ