概要
1976年8月に日清食品からカップきつねうどんが発売された。以後、カップ天ぷらそばをはじめとするカップ麺類だけでなく、冷凍食品や袋麺も発売されている。…されているのだが、袋麺は現在入荷情報があまりにも少なく公式からも品薄等の発表がされていない為なかなか手に入らない・見かけないと言う事態になっている。
つゆ(スープ)を東日本向け(だしに本鰹節・室田節を使用)と西日本向け(だしに本鰹節・昆布を使用)に分けていて、蓋や丼の側面に表記された(E)または(W)で判別できる。
東西の販売網の境界線は様々言われているが、大体言われているのは甲信越・東海地方と北陸・近畿地方、更には三重県名張市・伊賀市辺りを境にしているという説がある。2017年以降、明治のカールの販売域(北陸地方を除く)がどん兵衛の西日本販売エリアに重なるとも言われる。
長距離フェリーの船内では、航海域で東西日本を跨ぐ場合において両方のつゆのバージョンが販売されている場合がある。この他に北海道限定版なども存在する。
また、カップ麺のうち(西日本向け)きつねうどんと(東日本向け)天ぷらそばについては「日清御膳」名義でも発売していた事がある。また、日本航空機内食用の「うどんですかい」「そばですかい」なるものも存在する。
実は、すでにカップうどんを発売していた東洋水産が、特許申請をしていなかったことに目を付けて発売したものだったりする。
カップ焼きうどん系統のものもたまに出ることがある。
主なラインナップ
コラボレーション、他
2017年9月19日、人気メディアミックスコンテンツ『けものフレンズ』とのコラボレーション動画が公開された。きつねうどんという事で、キタキツネとギンギツネが登場している。→ふっくら(けものフレンズ)
2019年には、食べられるキャッシュレスとしてどん兵衛の油揚げで支払いができるどんPay構想がスタートしたが当然すぐに頓挫。CMはほぼPayPayのコピーで、CMタレントは本家の宮川大輔に対抗してどんPayは宮川大助。もちろん本家に許可を取っている。
2020年1月16日から『結城友奈は勇者である』とのコラボレーション企画が行われた。→おゆゆゆ
2021年には『鬼滅の刃』とのコラボレーション企画が行なわれた。
毎年12月に開催されるM-1グランプリのプレミアムスポンサーに日清食品が名前を連ねていることもあり、同じプレミアムスポンサーのセブンイレブンにて放送の翌日から1週間展開する「M-1優勝お祝いセール」(期間中対象のどん兵衛を割引販売)を行っている。2022年からはそのCMを、お笑いコンビの空気階段を起用して1回限りの限定で優勝発表直前に放送。
2023年には『SPY×FAMILY』とのコラボレーション企画が行なわれた。
同年12月にはアンミカをCMに起用した。……のだが、余りにもキャラに合っていなかったためネット上で大炎上することとなった。
同年に話題となり、同年夏にシーフードヌードルのCMでも使われた「強風オールバック」をまさかの実写版で再現したCMを放送した。
2024年『ファイナルファンタジー7リバース』発売前日にコラボCMを放送。本編でも使われている映像をコント仕立てでクラウド・ストライフ役の櫻井孝宏とセフィロス、否、『セフィロスどんぎつね』役の森川智之によるこのCMのための新録で行われた。なお両名とも新年仕事始めだったらしくまさか過ぎるCMに戸惑っていたようだった。
同年10月こっちのけんとの楽曲『はいよろこんで』MVのパロディが東西利きどん兵衛CMに起用され、話題になっている。
関連タグ
- 赤いきつね、緑のたぬき:強力なライバル(なんて呑気なものではないのである、実は)。
- ラーメン二郎:2017年初頭辺りから「どん二郎」というラーメン二郎のラーメンにインスパイアされたであろうねとめしが話題となり、遂にはラブレターを送る流れになったのだが、このラブレターを作ったのは公式(日清食品)である。
- どんぎつね
- M-1グランプリ:2015年から日清食品が協賛している故、予選会場の楽屋に出場者が持ち帰る用に置かれている。特に金属バット友保隼平が持ち帰る姿が2016年からラストイヤーの2022年まで恒例だった。
- そして、2023年は…。