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概要

GA文庫で2012年6月から2018年1月13日まで刊行されていたライトノベルシリーズ(全13巻)。著者は望公太。イラストは029が担当。

コミカライズが黒瀬浩介が担当、月刊コンプエース2013年9月号から2015年4月号まで連載された。

不可思議にして絶大な異能の力(一人除く)に目覚めたとある高校の文芸部メンバーたちの日常と恋模様を描いた作品。外伝的に本筋の物語の裏側で繰り広げられている本格的な異能バトルを描いた巻も一部ある。

2014年10月よりテレビ東京テレビ大阪テレビ愛知AT-Xでテレビアニメの放送が開始される。アニメーション制作はTRIGGER

主な登場人物

各キャラクターのCVはドラマCD版/テレビアニメ版の順。

厨二的なセンス大好きな主人公で自身も立派な厨二病(自覚はあり場の状況でオンオフの切り替えはしっかりできる)。ノリのいい性格で自分のセンスに酔いしれたり無駄にクールぶったりする(その癖すぐにそのキャラが保てなくなる)ことも多いなどおバカ扱いされることも多々あるが、その実仲間や友人を心底大切にする優しい性根の持ち主。仲間の為なら汚れ役に回ることも厭わない一方、かつての友人と手痛い別離をした現在も「知り合い」ということで付き合いを継続するなど対人関係にはなかなか複雑な部分が垣間見える。

異能は『黒焔(ダークアンドダーク)』。黒いを発生させる、ただそれだけの異能でありその炎自体湯たんぽ程度の温度しかないなど攻撃性は皆無だが、安藤自身はこれを純粋にかっこよく感じ大切にしている。能力自体には第二段階が存在することが語られているが詳細は現状不明(アニメ版では使用すると使用者にも解除できない能力として表現されている。)。

文芸部のメンバーで主に安藤のネタへのツッコミ担当。中学時代は重度の厨二病だったが高校デビューと同時にそれを封印……していたつもりだったが安藤のトークにつられるような形でそちら方面の知識やセンスを披露することも少なくない。

異能は『永遠(クローズドクロック)』。己以外の時間を停止(遅延)させ、その中で活動することで相対的に他者からは知覚不可能な速度での活動が可能。

文芸部のメンバーで安藤の幼馴染。昔からずっと一緒にいたことで仲は非常によいが厨二的な事象やそのカッコよさに対する感触についてはよく分からない。かなりのお笑い好きでその手のことを喩えに引用することも多い。

異能は『五帝(オーバーエレメント)』。自然界のの属性を自由自在に支配し操る。この内「火」属性で生み出す火炎に関しては単純に使用しただけで安藤の『黒焔』より遥かに高い破壊力を見せる上に形状まで変化させることが可能。

文芸部顧問ので部室に入り浸っている小学生。無表情かつテンションは基本低めだが独特の価値観とセンスをもつある種の天才肌でさらりと爆弾発言をかますことも多いなど掴みどころの難しい女の子。

異能は『創世(ワールドクリエイト)』。ありとあらゆるものを自由自在に創り出すことができ、その対象は一般的な道具から精密機械、果ては空間そのものにまで至る。ただあまりに強大な異能の力の重さを鑑みた安藤と「命は創らない」ことを約束している。

文芸部の部長。部長として平時の言動こそ冷静かつ理性的だが意外と熱くなり易いところがあり、また部内で最も率先して安藤をからかってはリアクションを楽しむなど悪戯めいたことが好きなお茶目な一面もある。武道の有段者であると同時に以前は生徒会長選挙での有力者にも挙げられていた文武両道の人。

異能は『始原(ルートオブオリジン)』。物質や事象を彼女の認識する『あるべき姿』に回帰させることで物体の修復や傷・病気の治療などを可能とする。反面彼女が『あるべき姿』と(自覚・無自覚問わず)認識できない状態に戻すことはできない。千冬と同様の理由で安藤と「死んだ者は生き返らせない」ことを約束している。

灯代のにして文芸部のOB。高校生のころから現在に至るまで安藤に負けず劣らずの厨二病。安藤たちと同様に本物の異能に目覚めた現在は生活面では高校時代の知り合いの世話になりながら超常の異能バトルを謳歌するための集団を集め(実態はともかく)そのリーダーを務めている。

千冬が通う小学校の友達。

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異能バトルは日常系のなかで
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