概要
1972年3月25日生まれ。漢字表記は「安美佳」。身長171cm。
出生地は大韓民国・済州島で、幼少期に一家で大阪府大阪市に移住、生野区・阿倍野区で育った。両親とも韓国人であり、本人も韓国籍。
いずれも年子の五人兄妹の次女(第三子)である。貧しい長屋で育ち、きょうだいたちと共に学校に通いながらアルバイトをして家計を支えていた。当時は家庭環境や容姿をコンプレックスに感じていたが、母からは「美人とは目鼻立ちの美しい人ではなく、一緒にいて心地よい人のことを言う」と、コンプレックスを克服していくことを教えられ、これが現在まで続くポジティブなキャラクターの原動力となった。
高校一年生の頃に母が他界。元々おしゃれ好きであった母の影響からファッション業界に関心を持っており、母の死の悲しみをバネにするつもりで在学中にモデル事務所に応募し、高校卒業後はフランス・パリに単身移住してモデルとして活動。20歳のときにパリコレに初参加した。
帰国後は主に日本と韓国でモデル活動をしていた。また2000年代からは関西ローカル番組を中心にタレント活動も行い、2010年からは活動の拠点を東京に移し全国区の番組に出演するようになる。
2012年に、『魔女たちの22時』の慰安ゴルフコンペで知り合ったアメリカ人の実業家、セオドール・ミラーと結婚。現在の本名はミカ・アン・ミラー。
モデル業のほか、テレビ・ラジオ出演、ジュエリー・ファッションデザイナー、化粧品プロデュース、エッセイ執筆や講演、シンガーなど、様々な方面で活動している。世界標準マナーのEPM プロトコールアドバイザーなど様々な美容関連の民間資格を持っている。
大阪弁の饒舌かつ軽快な早口という独特の喋り方が特徴的で、多くのテレビショッピング番組に出演し、商品の紹介を行っている。また、その流れるようなトーク術はバラエティ番組でも発揮されており、オードリーの若林正恭や麒麟の川島明は、「冠番組のゲストにアンミカが来ればゴールデン昇格のチャンス」だと言っている(そして、毎回のごとく元彼が国際スパイだったエピソードを色んな番組で話しているようである)。
日本育ちということで、元々韓国語はほとんど分からず、リスニングは少しだけできるが読み書きは全くできなかった。29歳のとき父が亡くなり、兄弟で済州島に両親の墓を立てたことをきっかけに改めて勉強するようになる。その後韓国の延世大学校に語学留学し、韓国語能力試験4級(※数字が高いほどレベルが高い。4級は中・上級レベル)に合格したことで、現在ではかなり話せるようになっている。
英語については「あまり得意ではない」とのこと。夫は日本育ちのため日本語が堪能であり、普段の会話も基本的には日本語だとう。
2023年12月にはどん兵衛のCMに抜擢されたが、公開直後からネット上で大炎上してしまった。一番の理由はおそらく吉岡里帆・星野源による「どんぎつね」シリーズが絶大な人気があったため、CMキャラクターが変わったことへの拒否反応によるものと思われる(※吉岡・星野コンビによる「どんぎつね」シリーズは2022年で終了しており、以降は「どんぎつね」役を別のキャストが担当するバージョンや、アニメーションバージョンが展開されているため「吉岡からアンミカにいきなり変わった」というのは誤りである。またアンミカが担当しているのは通常のどん兵衛ではなく「最強どん兵衛」という製品であり、このCMの前任キャラは美輪明宏である)。
名言
「人志松本の酒のツマミになる話」2021年8月20日の放送で、アンミカは「ホンマは、ものすごいキツいこと言ってるように見えんねやろうけど、物事を悪く言うの苦手やねん」「ちっちゃい物のいいところを、コップ1個でも、タオル1個でも、探すのが好き」と話した。
これを聞いた千鳥ノブが「そのタオルも褒めれます?」と手元の白いタオルを褒めるよう求めると、アンミカはすぐさまこう切り出した。「 白って200色あんねん 」。名言を残し話題になった。
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フワちゃん:親交のある芸能人の一人。