プロフィール
東京都出身の俳優、ファッションモデル。トランスジェンダー男性。
ファンからは「王子」と呼ばれ、特に同世代の女性にカリスマ的な人気を誇る。
ファッション雑誌ピチレモン第19回オーディションでグランプリを受賞し、2011年から専属モデルとして活動開始。
2020年、特撮番組『仮面ライダーゼロワン』に亡役で出演。
性自認と性的指向について
出生時の性別は女性であるが、2021年2月に公式ブログでトランスジェンダーの男性(トランス男性、FtM)であることを告白した。また、無性愛者(アセクシャル)である。
告白前は「ジェンダーレスで男性的なファッションが好きだが中身は女性」として振る舞っていたが、そうして自分を偽り自分に嘘をつくことが怖くなったと語っている。
とはいえ、元々自覚を持っていた訳ではなく、2021年に生田斗真主演の映画『彼らが本気で編むときは、』を視聴したことが切っ掛けである。コロナ禍で自粛を余儀なくされている間に様々な映画を視聴していた中山は、カミングアウトの難しさを題材にしたその作品に衝撃を与えられる。なんともいえない気持ちになり、その気持ちが何なのか突き詰めたときに「あ、自分もそうかもしれないな」と改めて自分の心で認識したことが語られた。
その後はカミングアウトまで、自分がトランスジェンダーと明確に認識したことでずっと辛さを抱えていた。明日が来るのが怖くなったり、不眠症気味にもなったという。
最初にトランスジェンダーの事実を告白した相手は同居している友達であり、実は知っていたと語られたことで救われた。
仮面ライダーゼロワンに出演していた頃から一見して男性と見做す視聴者が多かったが、自覚後はホルモン治療を始めて本格的な性別移行に移っている。目標としている人は特にいないが、昔から「内面がかっこいい人になりたい」と思っていた。
現在は男女の境目が良い意味でなくなってきており、性別関係なくかっこよくありたいというのが自分の理想と話している。
2021年9月にフォトエッセイ『無性愛』を刊行。
「中性的じゃ足りない、もう男でいさせてください」とキャッチコピーをつけている。
動画
出演
ドラマ
映画
- ヌヌ子の聖★戦~HARAJUKU STORY~ (2018年11月16日、SAIGATE Inc.・U.F.O.カンパニー) - 久保昭久 役2
- お江戸のキャンディー3「遮那王」 女弁慶役1
- 私がモテてどうすんだ(2020年7月、松竹) - 二科 役3
舞台
- Grand Stage (2016年10月) - 陽央あきと 役
- 春過ぎて、アルタイル(2018年8月) - 主演・桐夢流輝 役6
Web配信
- パラレルスクールDAYS (ワイモバイルの放課後ドラマシリーズ第2弾)和仁留薫 役7
イメージモデル
- KINGLY MASK
- BLAKICHY
広告
- 無印良品「夏の衣類キャンペーン」(2014年)10
- 河合塾「松戸校」「藤沢校」(2016年)
- TOYOTA「WHAT WOWS YOU」 MASSAGE MOVIE スポーツ篇(2016年)11
- トンボ学生服 制服カタログ(2016年)