概要
個人の睡眠が困難で、日中の活動に障害をもたらしたり苦痛である状況が、1ヶ月以上続いていること。要因としては持病、環境、精神的なものなどがあげられる。
症状
1.入眠障害(にゅうみんしょうがい)
寝つきの悪いタイプで、眠ろうとすればするほど眠れなくなるが、いったん入眠すると朝まで眠れるというもので、不眠症の中では一番多くみられる。
2.熟眠障害(じゅくみんしょうがい)
眠りが浅く、すぐに目が覚める、夢ばかりみて眠った気がしないと訴えるタイプで、老人の不眠や慢性的なストレス状態で多くみられる。
3.早朝覚醒(そうちょうかくせい)
朝早く目が覚め、その後眠れないというタイプで、高齢者に多い傾向がある。ただし就眠が早すぎるだけで全体の睡眠量は足りているということもある。
関連タグ
類似・表記揺れ:睡眠障害