概要
厳密な範囲は定まっておらず、現在は中部地方の静岡県、愛知県、岐阜県(南部)と、中京圏の経済文化のつながりが深い近畿地方の三重県がまとめて扱われる事が多い。
愛知、岐阜、三重を俗に東海3県と呼ぶ場合もある。
4県の合計人口は1,488万人(2020年)で、東西の物流網が発達しているため日本の製造業の中枢にもなっている。
名称はかつての令制国制下における五畿七道での地方区分の一つで、また江戸時代に整備された五街道の一つでもある東海道に由来。
ただし現在の岐阜県と三重県の地域には上記2点に該当しない要素もあり、概ね明治時代以降の交通網・商業圏・文化圏の形成過程が重要視されるようになったという見方もある。
主な中核工業都市