解説
サブカル面では豊橋駅の周辺にアニメイト、メロンブックス、らしんばんの3店(同じく駅前の書店の中には、とらのあなの出張所もある)が立地しており、東三河地域のアニメファンから重宝されている。
本宮山の山頂には在名古屋テレビ局の豊橋中継局が置かれているが、この豊橋中継局が立地しているのは岡崎市である。一応市内に受信障害対策用の中継局が存在しているが・・・。
なお市内東部などでは在静局も受信可能。しかしデジタル放送の物理チャンネルが名古屋局とほぼ被ってしまっておりほぼ静岡第一テレビのみが視聴できる。ただし場所によっては他の在静局も受信できるし、混信対策を行えば在名局と在静局の両方を視聴できる。
市内南部では三重県域局の三重テレビも視聴できる。ただし海上伝播のため、季節や天候によってはかなり受信が難しくなる。
豊橋名産といえばヤマサのちくわ。東三河地域の住民でも贈答に使われるほどのブランド物である。
近年ではブラックサンダー(地元企業の有楽製菓が製造)も人気が高まっている他に食卓におなじみのきゅうりのキューちゃんで有名な東海漬物も本社を置いている。
南米系の住民が多く、その多くが自動車関連産業で働いている。勿論外国人学校も市内に存在している。
県内での立ち位置
東三河の中心都市、名鉄ターミナル都市であり、名古屋とは異なる地域圏を形成してきた。とは言え豊橋市も名古屋の通勤圏内であるため、現在では急速に衛星都市化している。
かつては紛れもなく県内第2の都市であったが、人口においては豊田市・岡崎市・一宮市に僅差で抜かれ、県内第5位に転落してしまった。
ただし東三河における拠点性は保持されており、名古屋本社の企業は県内第2のオフィスを豊橋市に置くことが多い。県の行政機関も同様である。2012年には「東三河県庁」と呼ばれる地域事務所が開設された。
2010年代から行政が主導して映画・ドラマのロケ地誘致を活発に行っており、ロケの際には市民へエキストラ参加を呼び掛けている。
とりわけ、TBS系日曜ドラマや、隣の豊川市出身である園子温監督作品では、何度もロケで利用されている。
交通
市内には豊橋鉄道の運営する市電(路面電車)が走っている他バス路線も発達している。
中心部にある豊橋駅は三河地方最大のターミナル駅であり、東海道新幹線、名古屋鉄道名古屋本線、JR東海道本線、飯田線、豊橋鉄道渥美線、市内線が乗り入れ、交通の要衝となっている。
JRと名鉄の改札が共用になっており、初めてだと、誤って別会社の列車に乗ってしまうトラブルもある。
一方、高速道路のICは市内に無く、東名高速道路について、嘗ての検札所に岡崎方面のみPAが有、最寄となるのは豊川インターチェンジとなっており、国道23号には数々のICが整備されている。
2024年5月から、隣接する新城市との境に豊橋新城スマートIC(仮称)を建設中。上り線出入口が豊橋、下り線で入り口が新城市に位置する予定。
主な出身有名人
豊橋市を舞台としたフィクション
- エール(朝ドラ)・・・登場人物の(関内→)古山音の出身地が豊橋市(モデルになった古関裕而の妻・金子(きんこ)も豊橋市出身)で、名産のちくわがたびたび登場する。また、平田や松井といった豊橋出身の俳優も出演。
- フリクリ…作画監督の平松禎史が豊橋市出身であることからモデルの一つとなった。
- ゆるキャン△…主人公・各務原なでしこの祖父母が住んでいる。
- だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!
- 負けヒロインが多すぎる!
- ハリー・ポッターシリーズ(クィディッチ今昔)・・・クィディッチのチームに、豊橋天狗なるものがある。このチームは、試合に負けると箒を燃やす。
関連タグ
三遠ネオフェニックス・・・本拠地だが本社は隣の豊川市。