概要
母体は各種工具・機械部品メーカーである「オーエスジー」のバスケットボール部として1965年創部。
創部者である大沢茂樹により「不死鳥のように」との願いを込めて「オーエスジーフェニックス」と名づけられた。
1985年、愛知県実業団リーグに登録。11部からスタートしたが毎年各部優勝と昇格を続け、1994年に2部昇格。
1997、98年の全日本実業団選手権で連覇。
1999年、全日本実業団バスケットボール競技大会で優勝し日本リーグ昇格。
2000年、オールジャパンに出場しベスト8を決め、日本リーグ2部でも優勝。いすゞ自動車ギガキャッツ(現:横浜ギガスピリッツ)とボッシュブルーウィンズ(2002年休部)の撤退に伴い、新潟アルビレックス(現・新潟アルビレックスBB)とともに2002年よりスーパーリーグに参戦。
オールジャパンでは2003年と2007年にベスト4進出、2005-06にはスーパーリーグ準優勝。
旧BLがプロ化を見据えて日本バスケットボールリーグJ(JBL)が発足されると最初に参加に手を上げ、2007年からはチーム名に「東三河」を付けた「オーエスジーフェニックス東三河」とし、豊橋市総合体育館をホームアリーナとした。
しかしオーエスジーを含めた3チームしかオールプロのチームではなかったこと、地域密着を目指すオーエスジーの方針が2005年に発足した日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)の方針と合致したことから、bjリーグへの参加を検討。
2007-08シーズンはJBL新リーグに参加したが、その後bjリーグ参加申請の結果、2008-09シーズンからの参加が可能になった。bj転籍に伴い浜松市と豊橋市を含む愛知県東三河地区とのダブルフランチャイズとしたため、チーム名は「浜松・東三河フェニックス」とすることが決まる。
2007-08シーズンはJBLは総合3位に終わる。
bjリーグ(2014~2016年は「ターキッシュ エアラインズ bjリーグ」(TK bjリーグ))では2009-10、2010-11、2014-15の3シーズンで優勝。
ナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL、2013年発足)と、bjリーグの二つに分裂していた男子プロリーグを統合する形で2016-17シーズンより発足するB.LEAGUEのB1中地区へ初年度より参入。合わせて、リーグ発表の公式なホームタウンを豊橋市、ホームアリーナを豊橋市総合体育館に定めることを決定し、2016年7月1日よりクラブ名を「三遠ネオフェニックス」へ変更した。
永久欠番
#3 大口真洋
※選手として20年在籍、JBL、bjリーグ、Bリーグでプレイ。キャプテン・兼任コーチも務めた。