概要
母体はアイシン精機バスケットボール部で、1947年創部。
チーム名の「シーホース」はタツノオトシゴの英名と、地元の愛知県岡崎市にある岡崎城の別名が「龍城」であること、アイシン精機の豊田稔名誉相談役が1916年の辰年生まれだったことに由来する。
1988年、日本リーグ2部昇格。
1995年、元日本鉱業の鈴木貴美一をヘッドコーチに迎え入れ、1部昇格。
2000年、チーム名を「アイシン精機アイシンシーホース」に改名。
2003年チーム名を「アイシン シーホース」に改名。
同時期に、他のチームを解雇されたり廃部により所属先を失った選手をプロ契約として多く受け入れ、2002年〜2005年にオールジャパン4連覇、2002年-03・2003-04スーパーリーグ連覇をしている。
その姿はノンフィクション作品『ファイブ』の題材にもなった。その当時の選手の多くは引退して世代交代したが選手をプロ契約する方針は世界金融危機の影響を受けるまで続いた。
2007年、JBL CHALLENGE CUP優勝。
2008年〜2011年にオールジャパン4連覇、2008・2009・2013は日本バスケットボールリーグ(新JBL)優勝。
2013年にナショナル・バスケットボール・リーグ参戦に伴いチーム名を「アイシン シーホース三河」に改名。
2016年、B.LEAGUE参入に伴いチーム名を「シーホース三河」に改名、運営会社「シーホース三河株式会社」設立。
2020年現在も鈴木貴美一ヘッドコーチの下で活動している。
『ファイブ』
2004年10月にNHK出版より刊行された平山譲のノンフィクション小説。
くさか里樹作画で漫画化、小学館『ビッグコミック』2006年1月から2年間連載、全五巻。
2008年には岸谷五朗主演で正月ドラマスペシャルとして、NHK総合テレビで放送された。
『ファイブ』に登場する選手
※元所属チームは全て解散。
- 佐古賢一(元いすゞ自動車ギガキャッツ、元日本代表。)
- 佐藤信長(元住友金属スパークス)
- 後藤正規(元NKKシーホークス)
- 外山英明(元大和証券ホットブリザーズ、元日本代表で長谷川誠と共に日本人プロ第1号。)
- エリック・マッカーサー(元ボッシュブルーウィンズ、2000年に日本国籍を取得、2006年に日本代表)