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miHoYoのスマートフォンゲーム『崩壊3rd』に登場するキャラクター。

概説

「聞いて、噛み合う歯車の喝采を」

CV:金元寿子

火を追う十三英傑第5位にして「螺旋」の刻印を持つ魔術師。

特に機械工学に秀でており、火を追う蛾においては様々な兵器や施設の建造を担った。

性格

サプライズを大事にし、魔術で人を魅了する事に執心する変人…もとい天才。

ただしショーマンシップは本物であり、頻繫にマジックショーを開いては人々を驚きの渦に巻き込んでいく。

彼女の開発した様々な機械にもその精神は表れており、奇怪な…もとい独特なギミックが数多く仕込まれている。

……というのは、彼女の1側面の話に過ぎない

なんと彼女は8つもの人格を有する多重人格者なのである。

上記の性格は「ヴィルヴィ」の中でも最初に出会う事になる「魔術師」ヴィルヴィの性格であり、その他の人格はそれぞれ全く異なる特色を持っている。

以下それぞれの性格について大まかに解説していく。

「指揮者」のヴィルヴィ

ヴィルヴィの人格を統括する管理人的な存在のヴィルヴィ。おどけた態度が目立つものの魔術師程人を食った態度はとらないし、百味や専門家ほどコミュニケーションに対して消極的でもないフラットな性格。

「専門家」のヴィルヴィ

建築と機械工学を専門とするヴィルヴィ。寡黙で必要以上のコミュニケーションを取らないが、その技術力は本物。多彩な人格の中でも特に実直であり、コミュニケーションも取りやすい部類に入る。ちなみにサプライズを大事する機構は彼女の本意ではなく、他の人格に勝手に追加されたものであって彼女自身は頭を痛めている。

「百味」のヴィルヴィ

料理の能力に秀でたヴィルヴィ。控えめな性格であり、本編中に出会うヴィルヴィが特に食事を必要としない記憶体なのも相まって登場する機会は非常に稀。実は後述の学者のヴィルヴィの作る薬が美味しすぎて誤飲を誘発したため、「美味しいモノを作る」才能を分割して産み出された人格だったりする。

「学者」のヴィルヴィ

群星を俯瞰するヴィルヴィとも表記される、化学薬学に秀でたヴィルヴィ。本編での登場は少ないが、特に大人びた雰囲気を感じさせる。

「悪人」のヴィルヴィ

ヴィルヴィの中に存在する「悪念」を纏めた人格。その余りある才能が悪念に支配しないような保険として、悪念の廃棄場として封印されていた人格。最も危険である代わりにヴィルヴィの有する才能の内でも最大の割合を有し、他の人格に比べて特に優秀な能力を有している。

「対ケビン武装・タイプ5」

人格とは名ばかりの既に理性を持たない人格。元々は超変手術の結果得られる人為的崩落の制御手段として分割された人格ではあるが、理性を有することなく終わってしまった人格。

「講師」のヴィルヴィ

現在は削除されてしまった、かつて存在していた人格。アポニアの「戒律」から逃れる方法としてこの人格に戒律を集中し、人格ごと切り捨てる事でヴィルヴィは戒律から脱することに成功している。

…しかし記憶から成る「古の楽園」においては意外な形で彼女と出会う事ができる。

能力

莫大な才能を用途に分けて分割することで様々な専門分野に特化して発揮させられる文字通りの「天才」

その技術力は確かで、現文明においても依然切り札として破格の性能を有する「神の鍵」は彼女の作品。

作中登場した「古の楽園」の建築担当もヴィルヴィであり、ゲームを進行していけば彼女の工房なるエリアに入ることが出来るようになる。

ゲームにおける性能

ver5.9から実装された量子タイプの炎S級アタッカー。

全キャラクターでも指折りの特殊な挙動をしており、登場と同時にフィールド上に「喧噪兵装」というガトリング砲と臼砲を設置し、それらのどちらかに乗り込む形で攻撃姿勢を取る。

固定兵装であるこれらに乗っている間は通常移動ができない上に、喧噪兵装に乗ってないと攻撃事態が出来ないのである。したがって極限回避スキルも全方位バリアで行うという稀少なタイプの挙動であり、攻撃防御移動の全てが特殊な挙動になっている。

さらに必殺技を発動すると自作の自走戦車に乗り込んで弾幕戦闘を繰り広げる。

このモードになると移動しながら弾幕を撒き、最後にはフィニッシュ攻撃として自爆特攻を叩き込む、彼女好みの派手な戦闘を繰り広げる。

関連人物

メビウス……火を追う蛾の中でも彼女と同等の天才科学者。メビウスとは専門分野が異なるものの、同じ天才として意外と(彼女なりに)好意的に接してくれている。

余談

・十三英傑が絡むイベントにおいてはとにかく便利な存在で、「何かおかしなことが起きてたら大体ヴィルヴィが噛んでる」と言っても過言ではないし、実際噛んでいる。

・彼女の実装直前の公式生放送において彼女の人格単位での人気投票が行われた。その結果は…ものすごく見覚えのあるパロディの形で発表された。人呼んでヴィルヴィーヴィ・ヴィーヴィヴィ。

・ちなみに彼女の多重人格という側面はゲーム内でも存分に発揮されており、必殺技ボイスやリザルトボイスも各種人格に合わせた複数パターンがランダムで再生される仕様になっている

関連タグ

崩壊3rd

火を追う蛾

以下、彼女の根幹にかかわる内容あり、注意されたし

「詐欺師」のヴィルヴィ

ヴィルヴィのイドに位置する「原型のヴィルヴィ」

普段は権限を全て「指揮者」に譲渡して完全に引きこもっており、ヴィルヴィの人格の多数消滅するなど一定の条件を満たした時しか登場しない存在。

原型だけあって全てのヴィルヴィの才能の持ち主であり、この関係を彼女は「胴体と足」と例えている。胴体は足が無ければ歩けないが、胴体が無くては足も動けない不可分の存在なのである。

正確は非常に大人しくて控えめな性格。「望めばそれができる」の言に違わぬ天才だが、それと引き換えるように彼女は深刻な自己嫌悪症であり、それが「他の自分になる」という形で発揮されたのが表のヴィルヴィ達なのである。

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