概要
東京都渋谷区に本社を置く日清食品ホールディングス傘下の食品加工品会社。主にインスタントラーメン、カップ麺の製造・販売を行なう。
1949年に協和商会と言う名称で創業、1950年3月に改めて明星食品として設立された。
1961年に日本初の即席カップ麺『明星チャーシュー麺』の開発に成功するが、結果的に市販化を断念。これにより、「市販カップ麺第一号の商品」の座は日清食品の『カップヌードル』に明け渡すこととなった。
だがその一方で、1962年にはスープを粉にしたうえで小袋に包んで麺と分けるという、いわゆるスープ別添方式を開発、こちらは『明星ラーメン』として市販化された。そしてこれは1966年9月に『明星チャルメラ』にリニューアルされ、以後、同社を代表する基幹商品となっている。
1981年10月には『中華三昧』を発売。1993年、『一平ちゃん』シリーズ発売(なお、シリーズ中最も人気があるとされている『一平ちゃん夜店の焼そば』は1995年に発売開始。実は元々はカップ麺の名称であった)。2007年にはライバル会社だった日清食品の子会社になる。
近年では『超極太麺 麺神』で知られる。