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寿がきや

すがきや

愛知県豊明市に本社を持つ、インスタント食品販売の「寿がきや食品」および名古屋市中区に本社を持つ、ファストフード・チェーン店を運営する「スガキコシステムズ」の総称。 後者はカタカナで「スガキヤ」と表記されることがある。
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概要編集

1946年に名古屋市栄で「甘党の店」として創業。2年後にラーメンをメインに提供する「寿がきや」となり、以後、愛知県を地盤とするファストフードチェーン店として、東海3県を中心に展開する。(現在の「スガキコシステムズ」)

1963年に冷やし中華用、味噌煮込みうどん用などのインスタント麺や生麺の製造販売も行う「寿がきや食品」を設立する。

名前の由来は、創業者の姓である菅木(すがき)に、縁起担ぎとして”寿”の字を当て込んだものである。


東海地方の住民には馴染み深い存在で、進学や就職で県外に出て寿がきやがローカル・チェーンなのを知り、カルチャーショックを受けるのが通過儀礼とされる。少数ながら関西圏にも店舗が存在する。かつては関東地方にも出店していたが、1999年頃に撤退している。


また、本場である愛知県の商業施設(イオンヨシヅヤアピタ等)に行けば、必ずと言っていいほどに存在しているなど地元民に非常に愛されているのだ。





特徴編集

特徴は何と言ってもその価格で、ラーメンは320円、ソフトクリーム(レギュラー)は160円である。物価の安い時代はラーメン1杯が140円で提供されていた。

ラーメンとソフトクリーム]のセットなど奇抜なセットメニューが存在する。

また、スプーンの先からフォークが生えているという奇怪な食器「ラーメンフォーク」も有名。

初めて見た人はその形状に戸惑い、使いづらさに戸惑う。(慣れてしまえば、とても便利)実はあの陶磁器・カトラリーメーカーのノリタケとの共同開発品で、モダンカトラリーとしての機能性を買われて、ニューヨーク近代美術館(MoMA)でも販売されているという業物である。


マスコットキャラクターの女の子「スーちゃん」は1958年デビュー、水玉リボン付きの三つ編みおさげにくりくりした目でおなじみで、寿がきやといえば彼女を思い出す人も多いはず。pixivにも彼女が題材の作品は多い。




寿がきやの危機編集

2020年8月28日、スガキコシステムズより全店舗の1割に相当する約30店を閉店すると発表した。新型コロナウイルスの影響による売上低下が原因とのこと。


関連タグ編集

愛知県 名古屋めし

すがきや スガキヤ sugakiya


八十亀ちゃんかんさつにっき:実名で店舗が登場している。

安達としまむら:こちらも原作及びアニメ(第9話)で登場していて、エンディングにもクレジットが表記されている。


外部リンク編集

スガキコシステムズ - Wikipedia

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