概要
1946年に名古屋市栄で「甘党の店」として創業。2年後にラーメンをメインに提供する「寿がきや」となり、以後、愛知県を地盤とするファストフード・チェーン店として、東海3県を中心に展開する。(現在の「スガキコシステムズ」)
1963年に冷やし中華用、味噌煮込みうどん用などのインスタント麺や生麺の製造販売も行う「寿がきや食品」を設立する。
東海地方の住民には馴染み深い存在で、進学や就職で県外に出て寿がきやがローカル・チェーンなのを知り、カルチャーショックを受けるのが通過儀礼とされる。少数ながら関西圏にも店舗が存在する。
また、本場である愛知県の商業施設(イオンやヨシヅヤ、アピタ等)に行けば、必ずと言っていいほどに存在しているなど地元民に非常に愛されているのだ。
特徴
特徴は何と言ってもその価格で、ラーメンは320円、ソフトクリーム(レギュラー)は160円である。物価の安い時代はラーメン1杯が140円で提供されていた。
ラーメンとソフトクリーム]のセットなど奇抜なセットメニューが存在する。
また、スプーンの先からフォークが生えているという奇怪な食器「ラーメンフォーク」も有名。
初めて見た人はその形状に戸惑い、使いづらさに戸惑う。(慣れてしまえば、とても便利)
寿がきやの危機
2020年8月28日、スガキコシステムズより全店舗の1割に相当する約30店を閉店すると発表した。新型コロナウイルスの影響による売上低下が原因とのこと。
関連タグ
八十亀ちゃんかんさつにっき:実名で店舗が登場している。
安達としまむら:こちらも原作及びアニメ(第9話)で登場していて、エンディングにもクレジットが表記されている。