ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ラッピング電車

らっぴんぐでんしゃ

期間限定で特別なカラー・デザインに塗装した電車の事。 本項では同種の「広告電車」についても解説する。

概要編集

鉄道会社が他企業やイベントなどとコラボし、期間限定で特別なカラー・デザインに塗装した電車を言う。ラッピング車両と呼ばれることも。


そもそもラッピングと呼ばれる前から、路面電車など一部の鉄道事業者では増収策として車体全面に広告を載せた、いわゆる「広告電車」が運行されていた。


その後粘着フィルムにデザインを印刷し、そのフィルムを車体に貼り付ける「ラッピング方式」が開発され、2000年に実施された東京都の屋外広告条例改正から一挙に全国へと広まった。

従来の塗装と違って製作に手間がかからないことから映像作品やゲームソフト、イベントの公開など短期間のキャンペーン向けに展開されるが、最近はアニメを使った町おこしや人気アニメのBD・CDの発売をきっかけに深夜アニメ系のラッピングも行われている。痛電車


一方、広告内容が運行路線の自治体条例に抵触してラッピングが解除された例もあり、藤子・F・不二雄ミュージアムのオープンを記念にラッピングされた「小田急F-Train」のように、東京都の条例に抵触した(許諾申請を忘れていた点とラッピングの色彩が抵触したとされる)ために1か月ほどで運行終了し、修正ののち再ラッピングという事態もあった。

また、江ノ島電鉄ではかつて数多くの広告電車が運行されていたが、鎌倉市の条例改正に伴い車体への全面広告が禁止された例もある。


なお、鉄道事業者のグループ企業(自社系のカードや施設)の広告は広告条例の適用外となっており、先の小田急電鉄もかつて存在した向ケ丘遊園のイベントに関連した広告電車を運行していたこともある。




関連タグ編集

電車 鉄道車両 ラッピング 広告 痛電車


トッキュウレッシャー:一部の商品はラッピング電車がモチーフになっている。

関連記事

親記事

電車 でんしゃ

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 4812

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました