「俺の運が良かっただけさ。いや、日頃の行いがいいからかな?」
プロフィール
※『万力鎖』とは、鎖の両端に分銅の付いた暗器。
概要
忍術学園五年い組の生徒。人馬の練習中に怪我を負う(原因は着地地点に乱太郎・きり丸・しんべヱが昼寝していたため)という初登場から、16年もの間存在を忘れ去られていたが、46巻の混合ダブルスサバイバルオリエンテーリングで虎若と組んだ事でようやく名前が明かされた。
そのためファンの間では「16年目のキング」と呼ばれている。ただし留三郎の「9年目のプリンス」と違い、こちらは非公式なので注意。一人称は「俺」(目上の人には「僕」もしくは「私」)。
当然ながら委員会には所属していなかったため、文化祭時に各委員会にスカウトされた。しかし後に学級委員長だと判明し、学級委員長委員会に所属している。アニメでは戦輪は大会3位の腕前。
人物
他の五年生の例に漏れず面倒見が良く、乱きりしんからもいい人と言われている。
公式では天然ボケとされており、21期では更に爽やかであるという設定が加わった。ノリが良く、祭りは精一杯楽しむ派の様で、学園祭の話では屋台で様々なものを購入していた。
反面、兵助の相談を丸投げして逃げ出すなど少々小狡いというか無責任な所があり、どこか人を食った様な所もある。
再登場した混合サバイバルオリエンテーリング直後の学園祭では下級生を纏め上げたり、運動会で審判を務めるなど、16年間の憂さを晴らすかの様に活躍している。
忍たま長屋では久々知兵助と同室だという事が、26期55話『一人になりたいの段』で判明。なお、同話では八左ヱ門と同室になろうとしたが逃げ出している。
映画『ドクタケ忍者隊最強の軍師』の豪華版パンフレットに掲載されたスピンオフ小説『受け継ぐ者の段』では、三郎の変装を瞬時に見破ったというエピソードが明かされた。
更に、五年生の中での勘右衛門の立ち位置は「八左ヱ門と三郎に引っ張られて巻き込まれる可哀想な奴」だと伊作は考えていたが、それを聞いていた仙蔵は「三郎の変装を見抜く程の観察眼があるとすると、その観察眼を元に策を立てているのは勘右衛門なのでは?」と思案していた。
得意武器について
原作者がプロットを担当した31期68話『久々知の豆腐の謎の段』にて、彼が万力鎖の技を磨いたのは、同室である久々知兵助の得意武器である寸鉄の弱点を補うためである事が判明した(寸鉄は強力な暗器だが、攻撃範囲は素手と変わらないため、勘右衛門はリーチの長い万力鎖を選んだ)。しかし、具体的にいつ技を会得したのかは不明である。
また、万力鎖の2つの分銅はそれぞれ兵助と勘右衛門を表し、五年い組の絆の象徴であるとの発言も見られた。この事からも、2人の仲の良さが窺える。
ヘアスタイル
原作では黒髪だが、アニメ版では赤紫がかった濃い茶髪。
毛先が丸い(いわゆるうどん髪)ため、それをネタにされる事もしばしば。作者も「急いでデザインしたためとんでもない髪型になってしまった」とコメントしている。暗闇にいてもその特徴的な髪型で見分けられ、小平太からは「摩訶不思議」と揶揄される程。
余談
関連イラスト
関連タグ
中在家長次(中の人が一緒)