「無駄なのカナ~。そして、僕の力に気付いた時はもう遅いのカナ~」
「文字を奪われたお前たちはもう喋れないし、読めないし、書けないのカナ~!ハハハハ!この星の文明も終わりカナ~!」
データ
身長 | 42.0cm(ダミー含め217cm、コンティニュー時9.2m) |
---|---|
体重 | 38.0kg(ダミー含め195kg、コンティニュー時83.6t) |
リーダー | クバル |
対応機種 | クエスチョッパー、ダミーバイオボディ |
ジャンル | テキストアドベンチャー |
CV | 飛田展男 |
スーツアクター | 大林勝 |
メダル投入口 | 帽子の真上(本体の上側) |
概要
あらゆるものから文字を奪うことができる、チームクバルに所属するプレイヤー。
学者の様な姿をしており、万年筆をそのまま大きくした見た目の巨大指差し棒『クエスチョッパー』を武器に戦うが、戦闘力は高くない。
その一方で、ジュウオウジャーの一斉攻撃を受けてもすぐに再生する身体を持ち、戦闘力の低さは補えていると言えるが、実は人型の身体部分は『ダミーバイオボディ』という見せかけの身体であり、その上に帽子として乗っかっている方が本物のハッテナーである。
本体は他の生物の頭に被り、下の触手で相手を取り付かせて乗っ取る寄生能力を持つ。
コンボ技は本体が放つ、文字を吸い取るビーム「ワードハンティング」。これを受けた人間は言葉を話す事も書く事も出来なくなる他、器物からも数字や記号(本や看板の文字、信号のマーク等)と言った文字に関する物を吸い取る事が可能。
これを使い、文字のやり取りで成り立っている文明社会から文字を奪い取り、文明を混乱・麻痺させて滅ぼすブラッドゲームにエントリーした。
性格はのんびりとした口調で話す掴み所の無い性格で、「・・・カナ~」、「・・・ハ~テナ~」が口癖。
活躍
街中に現れた所を、立ち寄った古本屋の店主・大岩源九郎とのトラブルに遭い、タダ働きさせられていたタスクを欠いたジュウオウジャー四人に見付かりのっけから交戦。
一斉攻撃をくらうが、ダミーバイオボディの能力ですぐ再生、動揺したジュウオウジャーを尻目に逃走する。
どうやらワードハンティングを効率良く撃てるポイントを探していた様で、それを探し当てるや本体がダミーの頭から上空へ飛来し、ワードハンティングを乱射。目的通り町中から文字を奪い取り、町中を混乱に陥れ、その近くにいたタスク以外のジュウオウジャーと再度交戦(タスクはヘソを曲げた源九郎を追い掛けていた)するが、ワードハンティングを四人に浴びせる事でジュウオウチェンジャーのボタン数字も消失させ、変身を封じてしまう。
直後、引き返してきたタスクはハッテナーと初めて戦うが、他の四人同様ダミーに攻撃を当ててしまい、攻撃が効かず苦戦する。対して四人は文字を奪われる時に帽子が本体である事に気付き、奪われた言葉の代わりにジェスチャーでタスクに伝えようとするが、タスクに全く伝わらない。
しかし説得をされ、タスクの事が気になり追って来た源九郎がジェスチャーの正解を看破。
結果、ハッテナーは弱点の分かったタスクに、本体を地面へと引きずり降ろされた所をジュウオウエレファントの野生開放でダミーごと上空から圧殺され、「ハ~テナ~~!!」と叫んで敗退する。
その後、ナリアがコンティニューメダルを投入、本体だけが巨大化。
ジュウオウキング、ジュウオウワイルドと交戦し、ジュウオウキングの頭に取り付いて同士討ちをさせるが、ジュウオウワイルドの『モグラドリル・ジュウオウブレイク』で頭から剥がされ、更に大合体したワイルドジュウオウキングを見て、「デカッ!!?」と驚いている内にワイルドジュウオウキングの『ジュウオウダイナミックストライク』を受け、等身大同様、「ハ~テ~ナ~~!!」と叫びながら呆気なく爆散した。
余談
公式サイトではなぜか肝心の本体が写っていない、ダミーバイオボディだけの写真が使われてしまっている。
巨大化した本体がジュウオウキングに取り付いた時、人間大のダミーバイオボディがイーグルの操縦席に座るシーンがあったそうだが、放送時間の都合でカットされたらしい。
これまで、プレイヤーの一度目の断末魔は普通に叫び声だったが、ハッテナー以降は一度目でも特徴的な断末魔を残すプレイヤーが現れるようになった。
チームクバルのプレイヤーで唯一バングレイ、クバルの手で再生されていない。
声を演じる飛田氏は救星主のブラジラを筆頭に何度かスーパー戦隊に出演経験のある声優である。
同じく飛田氏が声を演じている『烈車戦隊トッキュウジャー』のマンネンヒツシャドーとは、モチーフに万年筆が含まれる、教師風のデザイン等と共通点がある。
その後の第29話では再生怪人としてブラジラが登場している(ただしセリフはなし。)
同12話のゲストである大岩源九郎を演じた堀内正美氏は、ちょうど一年前の30分後で序列一位の機械生命体の人間態である国家防衛局長官を演じていた。またこれにより、堀内氏はウルトラマンと仮面ライダー、スーパー戦隊の全てに出演する事となった。
関連タグ
トランパス:41話でチームクバルのプレイヤーの中で出てこなかったプレイヤー繋がり。
ロクロクビ(カクレンジャー):同じく首と胴体を分離させられる戦隊怪人。但し、こちらはハッテナーと違ってどちらも本体である。