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「引き続き楽しもうじゃないか、ブレン。幸い、この人間世界に悪人だけは掃いて捨てるほどいるからね…」


演:堀内正美

概要編集

第26話終盤より登場。本作オリジナルの国家機関である国家防衛局の長官も務める参議院議員

国内のあらゆる機関や警察上層部に対しても大きな影響力を持ち、捜査一課長仁良光秀は彼を「先生」と呼んで平身低頭しており、その仁良には警視庁特状課泊進ノ介の監視を命じている。


しかしその正体は初期型ロイミュードの一体で、同じ初期型である002のハートや003のブレンと共に、蛮野天十郎クリム・スタインベルト博士両名の殺害に加担したロイミュード001である。

序列上は最上位のロイミュードであり、表では政治家として裏ではロイミュードの幹部として双方に絶大な影響を及ぼしている。その立場と能力を使って警察を初めとした公的機関からロイミュードの存在を隠蔽し、ベルトさんや本願寺課長らが水面下で進めていた対ロイミュードの方策も悉く潰すか遅延させ、ロイミュードが人間社会で暗躍する上で非常に重要な役割を担っていた。


外見は、眼鏡をかけた上品な風格のある初老の男性で、政治家として活動する際には当然ながらスーツ姿だが、普段はインバネスコートを羽織ってソフト帽を被り、ステッキを携えた英国紳士風の装いをしている。コピー元は言うまでもなく本物の真影壮一であり、入れ替わった際に既に抹殺されていると思われる。

人間から学び、習得した感情は屈辱。かつて進ノ介の父親である泊英介と対峙した際に、彼の特異体質故に自身の能力が通じず、ただの人間である彼に追い詰められた事で屈辱に目覚めた。


登場して暫くは下級ロイミュードの姿で活動していた為、他の幹部達からは「001(ゼロゼロイチ)」とナンバーで呼称されていた。第31話以降は進化態の姿で活動しているが、それ以降も特にライダー側では主に「フリーズ」ではなく「001」もしくは「真影」と呼称される事が多く、「フリーズ」と呼称されたのは彼の死後にベルトさんやハートから数回呼ばれた程度である。


ハート曰く「泊進ノ介に縁浅からぬ存在」らしく、進ノ介は自分の父親である泊英介の死に関わっていると推測している因縁の相手である。さらにベルトさんにとっても最初の反乱とグローバルフリーズの件を経て、ハートと並んで最も恐れている最大のトラウマの対象であり、同時に本願寺課長と共に長年その正体を追い続けてきた最大の敵の一人でもある。


人物像編集

普段は紳士的かつ温厚な好々爺のように振る舞っているが、その本性は冷酷かつ狡猾な性格の策略家であり、人間の事は「ちっぽけで何の価値も無い」「虫けら」等と完全に見下している。


その人柄についてはメディックからは「頼もしいけど不気味な男」と評されており、彼女からは苦手意識を持たれているらしく、ブレンからも「とても頭脳的で用心深く冷酷」「迂闊に近づけば虫けら同然に潰される」と評されているなど、その冷酷さや智謀の高さなどの危険性から、他の幹部達を初めとした多くのロイミュード達からも恐れられ一目置かれている。


他の初期型二人とは異なってあまり表立っては行動せず、同じ初期型のハートからも「陰から物事を動かすのが好き」「誰も知らない幻のロイミュード」と評されている。本人も高いカリスマを持つハートを「王の器」として認めており、序列的には自分の方が上でありながらロイミュードの王としての座は全面的にハートに譲っており、メディックに対しても裏から彼を支えていくと語っている。しかしそのハートの方からは、考え方の違い等であまり快く思われてはいないらしく、冷たくあしらわれている。

一方で、もう一人の初期型であるブレンとは考え方も近い事から親しいらしく、メディックとの対立でハートの元から出奔したブレンを受け入れて以降は、ブレンは彼の側近のような立場で暗躍しており、ブレンからの依頼でロイミュードと人間の融合進化態を生み出すネオバイラルコアを開発して、人間の悪人や強い悪意を利用してより強力な進化態を生み出そうと共謀している。


ちなみにハートに王の座を譲っているので彼も立場上は他の者達と同格の幹部なのだが、同じ幹部であるブレンを側近として使い、既に幹部を降ろされていたらしいとはいえシングルナンバーである007を初めとした多くのロイミュード達を配下として従え、メディックですら苦手意識を持ちながらも基本的に彼の意向には逆らえない様子であるなど、明らかに通常の幹部の枠を超えた実権と力を有しており、ハートに対しても対等以上の立場で会話をしている。


同時に、自らの強力な能力やロイミュードの中で最も階級が高いと言う自負に裏付けられた自信家でプライドも高く、それ故に自らの予想を覆す様な人物や出来事に対しては、意外にも普段の落ち付いた態度が崩れる程に激昂して取り乱す一面などもある(第32・33話より)。

このようにプライドの高い性格だからこそ、かつて泊英介に追い詰められた時に感じた屈辱が、進化やその後の超進化に至る為の最も重要な感情となった。


前述通り、人間の事は虫けら同然に見下しているが、その一方でハート程では無いが仲間意識は意外にも高く、孤立しつつあったブレンを自身の側近として傍に置いたり、自身がネオバイラルコアの実験体として動かしていた007が撃破された際にはコアを救出し、007を治療したメディックに対しても素直に感謝の意を表すなど、仲間内では常に穏やかに振る舞っている。

特に、同じ初期型仲間であるハートやブレンの事はかなり大事にしており、上記の通りハートからは方針の違い等で反目されながらも、彼の方は特に気にせずにハートを支えて導こうと策謀を巡らせており、ブレンに対しては彼がメディックに抱いた嫉妬の感情そのものを賞賛して励ましたり、ブレンが仮面ライダーマッハに人質にされた際には攻撃を躊躇う様子も見せていた。


フリーズ・ロイミュード編集

至高の凍土【ドライブ・ファイナルラップ!!】

真影=ロイミュード001の進化態。

氷を操る能力を持ち、あらゆる生物やその記憶をも自在に凍結させて操作する事ができる。非常に強力な能力であり、タイプフォーミュラを難なくあしらう程の戦闘力を持つ。

詳細はリンク先を参照。


主な活躍編集

本編開始前から、人間社会での自らの地位によって得た警察組織への影響力や自身のロイミュードとしての能力(記憶操作能力)を利用してロイミュードに関する情報を隠蔽していた。その為、第25話までは警察内部にロイミュードに関する情報は殆どなく、ロイミュードの存在そのものを疑問視する者が殆どであった。


また、ロイミュード事件が正式に警視庁の捜査対象となった際には、ブレンをロイミュード事件の専門家「能見壮」として警察に送り込んでおり、第27話ではその策略が功を奏して進ノ介を陥れる事に成功している。


更に第29話では、本願寺課長が仮面ライダーとロイミュードの事をマスコミにリークした仕返しに、仮面ライダーマッハこと詩島剛に他の仮面ライダーを憎む記憶を植え付けてロイミュード側に引き入れる事に成功した(本人曰く、「最も効果的で残酷な方法でのお返し」)。


第30話終盤では、進ノ介の父である泊英介が死亡した銀行強盗事件の事件現場に居合わせた事、ハートとの戦いに敗れたプロトゼロをハートやブレンと共に魔進チェイサーに改造・洗脳した張本人の1人という事が発覚した。


そして、自身の正体を知った進ノ介と第31話で遂に対峙。進ノ介の父である英介と彼との12年前の因縁や彼の目的が明かされ、更に彼の進化態も登場してドライブを圧倒した。


更に第32話では新たな本編開始前の動きとして、自身の持つ権力を利用して偽のウイルス流行騒動及びそれを利用した集団検診によって、英介と同じ「特異体質」の人間を割り出していた事が判明する。英介の殉職直後の約12年前から特異体質を持つ人間を密かに誘拐し、自身の能力が効かない人間が存在する謎を解く為の実験動物として利用していた。

同話の動きとしては、自らに付き従ってきた仁良を用済みとして切り捨て、その仁良によってアジトの居場所を知ったドライブ達と再び対峙。矮小な存在でありながらとことん自らに屈辱を味あわせる彼等を倒そうとするも、恐れを捨て最後まで戦う覚悟を決めたベルトさんと、人々の幸せを踏みにじるフリーズに立ち向かう決意を固めた進ノ介が変身するドライブの怒涛の勢いに少しずつ押されていき、最後にはタイプフォーミュラの必殺技を受けて爆散。遂に倒されたかに見えたが…


なんと、敗北を喫し親子2代で自身を怒らせたドライブに対しての「屈辱」が限界まで増長、バイラルコアを使う事なく数字の状態から復活して遂に超進化態に進化し、強化された一撃でドライブを撃破。進ノ介を死に至らしめ、ベルトさんを機能停止に追い込んだ


しかし、第33話にて復活した進ノ介とベルトさんが変身したタイプトライドロンと対峙。純粋な戦闘力もそうだが、凍結が通じないベルトさんモードとの相性の悪さもあって圧倒され敗北。


「父の仇を討てたと信じて喜ぶお前は、実に滑稽だ…」


「せいぜいこれから知る真実の闇に、もがき苦しめ…!」


最期はコアの姿になりながらも謎めいた言葉を残して爆散、完全に消滅した。

なお、その後の仁良や本願寺の台詞によると、真影が人間では無くロイミュードであったことや既に仮面ライダーによって倒された事は世間一般にも公にされている模様。


そして、第34話では12年前の衝撃の真実が明らかになる…。


余談編集

演じる堀内氏は『ウルトラマンネクサス』で、松永管理官を演じるなどウルトラシリーズではお馴染みの人物であるが、意外にも仮面ライダーシリーズへの出演はこれが初となる。

また、ネクサスで演じた役柄の組織はゲドンガランダー帝国並のブラック組織でもあり、記憶消去を行う専門の部隊が存在していた。


関連タグ編集

仮面ライダードライブ ロイミュード ロイミュード(コブラ型) 人間態


ロイミュード001 フリーズ・ロイミュード

※ロイミュードとしての能力etcの詳細はこちらを参照。

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