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「私は、蛮野天十郎。ロイミュードの生みの親にして、霧子と剛の父親だ。」


CV・演:森田成一


変身する戦士

ゴルドドライブ


※注意編集

このキャラクターは、その所業故にアンチが非常に多く、時折過剰なキャラヘイト表現や、「似たような人物」など本来の記事内容の趣旨からズレた書き込みが行われる事があり、それが原因となって編集合戦へと発展する事も多々あります。


原則中立性のある記事を保つ為、そして無益な編集合戦及び、演者への風評被害を防ぐ為にも、そういった悪意を含んだ書き込みは極力控える様、お願い致します


概要編集

仮面ライダードライブ』の本編が始まる15年前に自己成長型アンドロイド=ロイミュードを開発した天才科学者


クリム・スタインベルト博士の親友であり、エネルギーに問題があったロイミュードを彼から提供された動力源「コア・ドライビア」を使い完成させるが、その試作機である001002003などが反乱を起こし、殺害されたとされる。


その後、第27・28話で、詩島剛霧子姉弟の父親であることが剛自身の口から語られた。

なお、剛やその姉の霧子と名字が異なるが、その理由は後述(霧子がお参りしていた墓に母親と思われる名前が刻まれていたが、その名前も詩島澄子と旧姓になっている)。


実質的にグローバルフリーズに始まる全てのロイミュード事件を引き起こした諸悪の根源 であり、実子の剛は彼の不気味な笑い声を回想しており、ハートは「あれ程最低な人間は知らない」と批判され、クリムからは「ロイミュードを生み出した呪わしい男」「悪魔」と吐き捨てられるなど、身内からの評判は散々の一言。


ベルトさんと同様に人格プログラムとしてコンピュータの中で生き長らえており、利用価値を模索するブレンの持つタブレットに存在していた(但し、Blu-ray COLLECTIONの『シークレット・ミッション type TOKUJO』第1話においてもブレンが自身のタブレット端末を「蛮野博士」と呼び画面に向かって話し掛けるシーンがあり、何らかの方法で生き永らえている事が示唆されていた。第39話でベルトさんはドライブドライバーのシステムを蛮野が盗み出したと語っている)。


尚、第37話においてチェイスから仮面ライダー達との共闘を提案されるが、「剛は今まで霧子に自分が父親だと知られない様に戦ってきた」と言ってその申し出をきっぱりと断った。

チェイスの事は「プロトゼロ」と呼んでいる。

また、同話でロイミュード達の目標の1つに「蛮野の奪還もしくは始末」が設定され、彼等から積極的に狙われる事になり、実際に新幹部である006の襲撃を受けたがマッハとチェイサーに救われた。


第38話では、メディック達と仮面ライダーとの戦闘に合流しようとする剛を「自分達の居場所を知られるデメリットが大きい」と一旦は押し留めた(しかし剛は結局戦闘に突入)。

そしてその後は、自身の居場所が知られるリスクを犯す事になると知りながらも結局剛達を見捨てられず、防御壁の様な物を生成して遂に超進化を遂げたハートの攻撃からトリプルライダーを守った。




本性編集

「この世の全ては私のもの。それを理解出来ないバカが多過ぎる。」


第39話後半で、ライドブースターを操りハートと戦闘中のドライブとデッドヒートマッハを攻撃、ドライブを森の奥深くに叩き落とすという凶行に走った。


その真意は第40話で明らかになった。それは自らの意識をドライブドライバー(を模したオリジナルのドライバー)に移し変える事で、ベルトを介して使役できる自らの身体を手に入れる事。そして最終的には世界を自分の支配下に置く事を目的にしており、その為に自らの配下であるロイミュード004を使って進ノ介からドライバーを強奪した。

ベルトさんは進ノ介によって奪還されたものの、既にドライバーの解析は終わっており、蛮野の意識が入った悪のドライブドライバーであるバンノドライバーが誕生してしまった。また、ドライブドライバーをコピーする際に何らかの回路をオリジナルのドライバーに組み込んでいると思しき描写も見られた(この装置は悪性プログラム入りの回路であり、夏の映画でベルトさんが暴走を起こしたのはこれが原因)。

lap.40「2人の天才科学者はなぜ衝突したのか」


自分以外の全ての人間を見下しており、その人柄故に妻の澄子にも2人の子供(剛と霧子)と共に逃げられてしまっている。

過去には青年実業家広井真蔵に自分への出資を断られたことで002(ハート)に彼と同じ姿を与えた上で、実験と称し拷問(という名の憂さ晴らし)を行った。これが最初にハートに与えた人間の姿であり、彼に「最低」と呼ばれた理由である(尚、広井本人はその後蛮野によって始末された事が東映の公式ページで記述されていたが、実際には生存しておりロイミュードが撲滅された後の2018年でも資産家として活動している事が『ドライブサーガ』第2弾で判明した)。

その一方で前述の広井やクリムが彼を見限ろうとした際には追い縋る等、傲慢で身勝手な人物である事が窺い知れる。

彼の発明の殆どはクリムがいなければ成し得なかったものばかりであり、ロイミュードもクリムから原型と動力源(コア・ドライビア)を提供され、何とか完成させている。

しかしロイミュードのコンセプト自体は彼が考案した物であり、0から1を作る事は苦手でも1から10を作るのは得意だったのではないかと推察される。


プロトゼロを製作し、ロイミュードの抱える重加速現象に気付いたクリムが実用化の延期を申し出た事で、クリムに去られるのではと焦った蛮野は、プロトゼロのデータを盗用し独断でロイミュードを開発し始める。

ロイミュードに元々は埋め込まれてなかった人間の悪の心を植え付けたのも、クリムのプログラムを打ち破るためである

皮肉なことに、002への拷問によってクリムは蛮野を完全に見限り、ロイミュードは人間以上の力を獲得し、蛮野自身も殺害されてしまった。

バンノドライバーとなった彼は、ロイミュードともライダー達とも決別。第三勢力として本格的に活動を開始した。


第41話ではベルトとして取り憑くことでメディックの身体を強制的に操ったり、ベルトから触手を出してロイミュードや仮面ライダー達を攻撃したりと、想像以上の能力を見せつけた。また、彼を倒して超進化するべく待ち伏せしていたロイミュード006軍団を瞬時に全滅させ、進化態になろうとした006をもコアを抜き取り破壊。遺された006の体を乗っ取ってゴルドドライブに変身した。


「メディックの体を奪うつもりだったが……予定変更だ……」

「変身……」


第42話では前話での自身の様子を目撃していたブレンに依頼して超進化出来ずに悩んでいたメディックに接触し、彼女に蓄積していたドス黒い感情を取り除いて彼女の超進化に貢献したが、実はメディックに「超進化したら全ての感情が失われて蛮野の操り人形になるプログラム」を仕込んでいた事が判明。こうして超進化態となったメディックを支配下に置き、彼女を事実上の人質にしてロイミュード側のリーダーの座を奪った。

それと同時に、ゴルドドライブが超進化態と同等の力を持っていることから「約束の数」に名乗り出るが、ハートの指示でブレンが行方を晦ましてきたことから「第2のグローバルフリーズ」を起こすことはできず、ブレンの捜索に乗り出した。


第43話では死神を蹴り飛ばそうとし、それを庇ったハートに暴行を加えた挙句、同話終盤でのドライブとの戦いではメディックの件で自分に逆らえないハートを盾の代わりに使用しドライブの必殺技を受けさせた

同話ではロイミュード004に蛮野の支配下に置かれるプログラムを仕込んでいた上に、更には彼に死に際のクリムをコピーさせていた事も判明。これにはクリムもどこまで私を利用すれば気が済むのだ!と激昂している。


そして、第44話では004が製作した4体の超進化態のエネルギーを蓄積する装置『シグマサーキュラー』を用意して、自らの元へ下ったブレンを含めた超進化態や下級ロイミュードを伴い「約束の地」へ赴き第2のグローバルフリーズに臨んだ。サーキュラーは蛮野曰く「グローバルフリーズを引き起こす際のロイミュードの負担を減らす装置」らしいが?




当然それには裏があり、サーキュラーは「蛮野1人がグローバルフリーズを起こし世界を支配する為の装置」であること、エネルギーを蓄積した後に発生する過剰エネルギーの逆流の受け皿としての役目を果たす様、第42話でメディックの身柄を預かった際に彼女にプログラムを仕込んでいた事も判明した。

尚、この際メディックをその対象にしたのは「メディックがいなくなればロイミュードは回復出来なくなり、自分に逆らえなくなる」という非常に厄介ながら合理的な考えに基づくものであった。恐らく最初にメディックの肉体を支配しようとしたのもこの考えに基づいていると思われる。


そして、その策略は見事に成功しその為にメディックは死にかける。だがブレンの捨て身の策によって後一歩の所でメディックが生き延びた。蛮野の野望は打ち砕かれたかの様に思われたが、彼は笑っていた。


実はそこは「約束の地」などではなく、単に蛮野が他の超進化態のエネルギーを得るための「儀式」の場に過ぎなかったことが発覚した。必要な条件が揃った事でシグマサーキュラーを手にし、自らが離脱した後邪魔者をまとめて葬るべく彼らを電磁フィールドで拘束して配下である004を自爆させた。なお、彼らは剛によって助けられており、004のみ死亡した。

剛の行動が無ければブレンの行動が無駄になるところだったのが、高笑いしていた理由と思われる。


そして。第45話で「約束の地」として、グローバルフリーズの跡地に建てられた「特防センタービル」をハートとメディックを除く9体の内6体のロイミュードを配下に従えて占拠(このロイミュード達は蛮野によってプログラムを書き換えられている事が第46話にて判明)。同時に特状課や仮面ライダー達の介入を防ぐ為に残りの3体にドライブピットを襲撃、破壊させた。

その後何とか体制を立て直してセンタービルに突入を図った仮面ライダー達を迎え撃ち変身を解除させる。そしてその場でセンタービルの職員を配下のロイミュードたちが襲う所に立ち会うと、人間をデータへと変化させるところをライダー達に見せ付けた。


そこで明かされた彼の真の野望は、全人類をロイミュード同様にデータ化して自分が統制者として管理し、世界を自分の支配下に置く事だと判明。グローバルフリーズを起こそうとしていたのは、重加速領域内では全人類の探知が容易になる為であった。またその為にシグマサーキュラーにセンタービルのエネルギーを与え、完全覚醒したシグマの力を用いて野望を成就させようとしていた。


その野望を聞き、自身を「化け物」と呼んだ剛を「自分が作ったものの中で一番不出来だった」と言い放ち、始末しようとするが、彼を打倒する為に立ち上がったハートとメディックにより剛は救出。仮面ライダーとの共闘を選んだ彼ら5人との最終決戦へと突入した。





衝撃の結末編集













前述の救出活動の際にダメージを負っており全力を出せなかった剛のデッドヒートマッハを圧倒し、変身解除に追い込んでトドメを刺そうとするが、チェイスに妨害された為に「邪魔をするな! 裏切り者の出来損ないが!!」と口汚く罵り猛攻を加え、そのドライバーを破壊。

残されたシンゴウアックスで今度こそ剛を殺そうとするが、魔進チェイサーへと変身したチェイスの捨て身の行動によりまたしても剛を救われた上、咄嗟の反撃でダメージを与えられる。更に怯んだ隙にチェイスの最期の突撃を食らい組み付かれ、刺し違えるつもりの自爆に巻き込まれた。


しかし、第46話では、ダメージを負った様子も無く立ち上がり、チェイスの最期の行動を「無駄死に」と侮辱。それに激昂して再び変身した剛を圧倒する。

しかし、チェイスの託したシグナルチェイサーを使用して剛が奇跡の変身を遂げた仮面ライダーチェイサーマッハにより形勢逆転。性能上では勝るゴルドドライブだったが、激しい怒りによってシステムの力を引き出した剛に激闘の末撃破され、006のボディも破壊された。






それでもまだ辛うじてドライバーの機能停止はしておらず、シグマサーキュラー覚醒時の重加速発生の混乱に乗じてデータの再構築を図ったがそれすらも剛に見破られており、先程とは真逆に自身が見下ろされながらシンゴウアックスの刃を向けられる事に



「よし…今なら…消えかかっている私のデータの再構築も……

……っ!?……!」


『ヒッサツ! マッテローヨ!』

「待て…待ってくれ!待つのだ、剛!偉大な私の頭脳をこの世から消してはならない!!


イッテイーヨ!


「“逝っていい”……ってさ」

「待ってくれ、剛っ!

待て、待つのだ、落ち着け! やめろ! やめろ! 剛…!

うわぁっ! うわぁぁぁっ……!」



「フルスロットル!』


「剛ぉぉぉおおおおおおおおおおおおおお―ッ!!!

ごっ、…」





家族の情に訴えることもなく最後まで自分勝手な命乞いをするも当然剛に届くはずもなく(情に訴えたところでどのみち結果は変わらなかったであろうが)、シンゴウアックスの処刑宣告と化した音声と共にアクロスブレイカーの一撃を受けて破壊・粉砕され、呆気無く消滅した。


自身の親友や家族でさえ道具として切り捨て、他者の生を弄んだ男の因果応報の最期だった。



「さよなら…父さん。俺の未練」





『type TOKUJO』では本編前の状況が描かれている、タブレットに閉じ込められた後にもデータを介してネットワークで行動しており、ネットワーク上に人間の脳をアップロードしネット内を自由に行動する「アニマシステム」を研究していた小田桐教授に関心を持ち接触を行っていた。ブレンの発言によると「グローバルフリーズにおける騒ぎでハート達の意識がそちらに集中している隙に、アニマシステムを利用し小田桐教授に寄生し、生身の肉体を得て脱走する予定だった」らしい。

しかし、グローバルフリーズが要因で小田桐教授が死亡。身体を得る事が出来なくなり計画は失敗しその事についてブレンに皮肉られている。

因みに、この計画が成功していれば当然生身の為本編の様に自らを超進化態として策略に利用出来ない為、本編で剛を利用したりロイミュードを介した作戦もこの件の失敗があった事が推測される。



余談編集

  • 作中では専ら004含めてクリム頼りな一面が見られるが、ロイミュードに対し細工や改造を施している事を考えると、彼も十分優秀な科学者であるという事は間違いない。そればかりか、策を巡らせて、仮面ライダー、警察組織、ロイミュードを相手にし、ほぼ、彼の思惑通りに物事を運んでいる。頭脳が優れているというのは本人の戯言という訳ではない様だ。
  • 世界は自分のもの、他人を見下す、自分に絶対の自信を持っている等、如何にもプライドが高そうな人物だが、余りそういった面で怒っている様子は見られない。寧ろ、見捨てられそうになれば縋り、クリムの研究を積極的に利用し、タブレット時は冷静な人物として協力していた事を見ると、自分の利になるのなら平気で捨てられる厄介なタイプらしい。
    • 名前の「蛮野」をひっくり返すと野蛮と読める。狙っていたかは不明だが、彼の性格や行動原理を端的に表していると言えよう。
  • 初変身を遂げた際「これからは、ゴルドドライブと呼べ!」と高らかに宣言するも、面と向かって蛮野をそう呼んだのはチェイスのみ。しかも「ゴルド」呼びであり、結局のところ「ゴルドドライブ」と呼んでくれた人物はいないままだった。彼のいないところでベルトさん及び沢神りんながゴルドドライブの名を用いているが、蛮野本人ではなくあくまで変身形態を指して呼称していた様である。001といい突然の改名は受け入れられない風潮にあるようだ。そして8年後の再登場の際には、「ゴルドドライブと呼ばれない」事そのものを蛮野自らネタにするに至った。
  • プレミアムバンダイで、「バンノドライバー」が発売された。ゴルドドライブへの変身などができるほか、大量の蛮野ボイスを収録している。公式でも第46話で登場したシーンが再現されており、商品ページやPVには必ずシンゴウアックスが登場し、「\マッテローヨ/」と死のカウントダウンを迫っている(「乱暴な遊びをしないで下さい」との注意書きもある)。
  • 生前の姿はヴァルゴ・ゾディアーツワイズマンの様に声優俳優が別々に担当しているわけではなく、タブレットの声と同じく森田氏が担当している。いわゆる「声優の顔出し出演」であり、仮面ライダーシリーズではやや珍しいケースにあたる(同様の例にウェザー・ドーパントなど)。
    • なお、森田氏は40代であるため、十数年後に成人する事になる2児の子供を持つという年齢設定についても違和感はないと言える(蛮野が死亡したのは15年前)。



ドラマCDドライブサーガ 仮面ライダーマッハ夢想伝編集

「復活!!ゴルドドライブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」


第46話で完全に引導を渡されたと思われていたが、万が一自身の人格プログラムが消滅した時の保険として、かつてロイミュードのコアの開発の理論を提供してくれた人工知能・ヒュプノスの中に自身の復活プログラムを密かに忍ばせていたことがドラマCD『マッハ夢想伝』で判明した。


そして,チェイスのコアを復活させようとヒュプノスの協力を剛を利用して自身の人格プログラムデータを収集し、ゴルドドライブの姿として彼の精神世界で復活。


かつて自身の考えを否定し、抵抗し続けたヒュプノスに対して、自身に逆らったという理由で失敗作と称して散々罵倒した挙句にハートと同じく拷問紛いの攻撃を加え彼を削除したり、剛への復讐として散々に痛め付けたり等、相も変らぬ外道っぷりを発揮し、最終的には剛を殺害した後、現実世界に進出して実体化を果たして完全復活し、今度こそ世界を支配しようと目論んだ。


しかし、彼の復活のからくりを既に見抜いていた剛の一計により復活プログラムは消去され、さらにヒュプノスの復活まで許してしまうという失態まで犯してしまい、最後はヒュプノスとチェイスの力で再び仮面ライダーチェイサーマッハに変身した剛の前に為す術もなく、再び同じ方法で敗北したことに驚愕と戸惑いの叫び声を上げながら爆散。今度こそ完全に引導を渡された。


と思われたが・・・。





仮面ライダーアウトサイダーズ編集



「やあ···。私を呼んだのは君達か?」

ジョゼフ「こんな仮面ライダー、居たかぁ?」

···ゴルドドライブと呼べぇ!

ジョゼフ「全然ゴールドじゃないーーーっ!



財団Xの手で、ゼインへの対抗勢力と成り得る「アウトサイダーの中のアウトサイダー」として、リブートされた仮面ライダークロニクルのデータ及びクロニクルガシャットと財団に回収されていたバンノドライバーの残骸を元に、ヒューマギアを素体として同じくヒューマギア化したブレンと共に復活した。

なお元のゴルドドライブがドライブを模倣した存在であるため、ジョゼフには初見で仮面ライダーと誤認された。


素体が超進化態に近いロイミュードではなくヒューマギアだったのが原因なのか、ゴルドドライブではなくブロンズドライブに変化してしまった。にもかかわらず自身の姿の変化に気づかなかったのか以前同様ゴルドドライブと呼ぶよう発言したためジョゼフからは上記のリアクションを返され、からは「ゴルド?どこがゴールドなんだ?」と指摘された。


なお、選定理由からも分かる通り外道かつ上からな性格は相変わらず(若干テンションが高くなっている位)。『仮面ライダードライブ』本編(およびドラマCD『マッハ夢想伝』)で撃破され、肉体を失った後も黎斗同様意識は断片状態で電脳空間を漂っており、その最中にアークと面識を持って意気投合(?)し「ネットの友達を消そうとする者=ゼイン」を倒すためとうそぶき、財団X及びアウトサイダーズに協力しているとのこと。



エコルの手引きでゼインに協力する滅を襲撃。ライダーに変身した滅と終始互角の戦いを繰り広げるも競り勝ち(向こうのほうが戦闘経験が数年ほど上である)、相変わらずロイミュードに反逆された件を未練がましく語り彼らを「役立たず」と罵倒するも、同じアンドロイドである滅からも反感を買い「お前に造られた者達を哀れむ!」とハートに似た反応を返された。


それでいてなお滅を口汚く罵りながら変身解除に追い込むと他のライダーシステムのアイテムも奪えるよう強化されたゴルドコンバージョンを起動しアタッシュアローを生成する形で奪い「カバンシュート」でトドメを刺そうとするが、そこに突如現れた仮面ライダーゼインに圧倒される。


力の差に嘆いていたところに必殺の構えに入られ「分かった!俺の助手にしてやろう!」とかつて同様上から目線な命乞いをするが聞き入れられるはずもなく、仮面ライダークロスセイバーの力で出現した刃王剣十聖刃で召喚された十聖剣に追尾され、「クソっ、クソっ!」と悪態をつきながら逃げ回るも最終的に串刺しにされ、敗北。「馬鹿な···。こんな···事がァァァ!」と叫びながら爆散した。


しかし実際は肉体を失いデータに戻っただけに過ぎず、ネット経由でブレンのタブレットや財団Xのスマートフォンに意識を転送され消滅はしなかった。




なお、今作では大した理由で活動したわけでもないことに加え、上記の通り妙に高くなったテンション(エコルからは「うざい」と評された)で、(余りのアウトサイダーぶりである故)仮面ライダーとしてカウントされていない」という点に対し自ら言及したり、タブレットに戻った後はかつて散々こき下ろしたブレンとくだらないケンカをするなどネタ的な一面が多く、さらにゼインの噛ませ犬として扱われており同シリーズのメイン枠では黎斗やブレンと同様にネタキャラとしての一面がクローズアップして扱われている

また、結果的にではあるが、ゼインの危険性に関しては流石に危機感を持ったらしく、珍しく裏が無い実質的な味方(?)ともなりつつある。蛮野の目的はあくまで人類の滅亡ではなく支配だったからだろう。



さらに余談だが上記の通りアークのことをネットの友達と呼んでいるものの、オーディオコメンタリーでは「アークにとっては友達として見られていない」と、蛮野を演じた森田氏が語っている。

そもそもアークは『アウトサイダーズ』ではやや性格が軟化しているが人間と人間に由来する概念を総じて軽んじており、蛮野も彼の性格を考えると「友人」と称しても相も変わらず「都合の良い駒」「研究材料」として見ている可能性が高い。


ちなみにアークとは「アンドロイドに憑依し、意識を乗っ取り変身する意思を持ったベルト(正確にはアークはベルトの姿は憑依する際の形にすぎない)」という共通点があるほか、演者がとある作品で共演しているという繋がりがある。





関連タグ編集

仮面ライダードライブ

ゴルドドライブ ロイミュード シグマサーキュラー ロイミュード004

詩島剛 詩島霧子

クリム・スタインベルト メディック(仮面ライダードライブ) ロイミュード006

ハート(仮面ライダードライブ) ブレン(仮面ライダードライブ) ロイミュード001

全ての元凶 黒幕 諸悪の根源 サイコパス 第三勢力 エゴイスト

負けたらギャグ要員:『アウトサイダーズ』で初めて本格的にギャグ堕ちしている。


外部リンク編集

蛮野天十郎 | 仮面ライダー図鑑 | 東映

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