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ロイミュード005

ろいみゅーどぜろぜろご

『仮面ライダードライブ』、「カウントダウンtoグローバルフリーズ」及び「シークレット・ミッション type TV-KUN」に登場したロイミュードの一体。
目次 [非表示]

「俺はコピーしたこの西堀という人間の記憶から学んだ……復讐と言う感情を!」

人間態・声:野間口徹


概要編集

下級ロイミュードの1体。一桁台のナンバーを持つシングルナンバー(本人は小説にてゼロナンバーとも呼称している)であり当時は幹部格の1人としてグローバルフリーズの決起集会に参加していたが、002の演説の最中密かに独断で行動を開始する。手始めに事件を起こし逃亡中であった西堀光也に共鳴し彼をコピー、そのまま彼に成り変わろうと殺害を試みるも、プロトドライブに阻まれそのまま戦闘へ突入、序盤は戦闘を優位に進めるも猛反撃に遭いライダーキックを受け爆散、コアの姿になり逃亡した。この戦いで破損したバイラルコアはプロトドライブに回収され復元・解析により決起集会で計画されていたグローバルフリーズの情報が仮面ライダー側に渡ってしまう。その結果、グローバルフリーズはプロトドライブとシフトカー達によって被害を最小限に抑えられ、ロイミュード側にとってかなりの不利益を生じさせてしまった。


結果、グローバルフリーズ失敗の責を問われ幹部からは降格したようで、仲間たちからも爪弾かれる羽目になってしまった。そのため、作中ではハートたちにコアを与えられた以外はほかのロイミュードと手を組む事はなく、手駒がいる場合は裏から人間を操る形で利用するなど独自の行動を貫いていた。

プロトドライブに敗北後はコアの姿のままネットワークに潜伏していたが、ブレンに発見され、ハートにより進化の可能性の期待と独断行動の責任を取らせるという名目で新たなバイラルコアを与えられ復活する。

復活後は、進ノ介とドライブへの深い憎しみの感情を抱きながら、西堀本人と同じく模倣犯として行動を開始。アルティメットルパンの模倣犯罪を行いシフトカージャスティスハンターを監禁し、ドライブの後継者となった泊進ノ介に復讐しようと企む。

ハンターを人質とし、進ノ介を挑発しながら戦闘を優位に進めるが、マッシブモンスターにハンターを救出され形勢が逆転しハンター&モンスターの必殺技を受け撃破された。


005絡みの事件はこれで一応解決したが、後に西堀光也に絡んだ事件が起こり、特状課や仮面ライダーの面々を苦しめることとなった。


外見・能力編集

バット型の個体。

超音波攻撃や口からの光弾など通常の個体に比べ豊富な攻撃手段を持つ。

更に復活後は、右腕を拳銃と融合させた強化体へとパワーアップし、マシンガンの様に銃弾を発射する能力を得た。


アニマシステム編集

新京大学人間科学部の小田桐正彦教授(演:大高洋夫)が作った人間の精神データをネットにアップロードするシステム(『ロックマンエグゼ』でいうところのパルストランスミッションシステムのようなもの)。


人間を死から解放するという名目で作られたが、実際には生徒や助手の論文を覗き見るという行為に使っていた。

小田桐はこのシステムで蛮野天十郎と何度も接触しており、これを利用して蛮野は小田桐の体を乗っ取ろうと画策するも、コピー元の西堀がシステムの電圧を最大にした上にグローバルフリーズが重なった事から小田桐が死亡してしまう。


アニマシステムのデータは事件を追っていた日下部章刑事(演:山崎潤)によって複製され、オリジナルデータは処分されるが、動向を監視していたブレンによって日下部刑事は口封じに殺害された上に事件から特状課を遠ざけるための顔として利用されてしまった。


005はこれをバックアップとする事で何度も復活しており、「死からの解放」という開発コンセプトはある意味で達成されたと言える。


小説、Vシネマでは編集

詩島剛と共に『小説 仮面ライダードライブ』のもう一人の語り部として登場。


プロトドライブに倒された後に偶然にも開発中のアニマシステムを発見しており、そのコピーを別の場所に保管していた。


コアが破壊された後も思念が僅かに残存しており、アニマシステムへと回帰しロイミュード達の無念の思いを吸収しながら、サイコパスだけがクリアできる洗脳システムを組み込んだアプリゲームを配布したり、西堀を操ることで配下を増やすなど復讐の準備をしていた。

その他、偽りのテロ予告で進ノ介の結婚式を台無しにするという嫌がらせも行っている。


全てを自分の意思で行っていると思い込んでいる西堀にロイミュード事件の模倣犯罪を繰り返されることで、犯罪者たちの『復讐心』、人々のロイミュードへの『恐怖心』を集め、遂にはバイラルコアを新しいコアへと変化させ蘇った。

そして、復讐の仕上げにかつて憎しみに囚われた剛を再び憎しみに染め上げ、彼の手で進ノ介たちを殺害させようと目論む。


誘いに乗り、一人現れた剛の前に姿を見せ、進化態リベンジャー・ロイミュードへと進化するも撃破された。


しかし、『ドライブサーガ 仮面ライダーマッハ/ハート』にて全ロイミュードのデータの集合体であるロイミュード5886が誕生。最終的に5886は倒されるも、コアが爆散する直前、005が単独のコアを再構築、西堀のデータを利用し、再三の復活を遂げた。

復活後は新たに人間の髪の毛を触手の様に自在に操る能力を得ており、この能力を利用して殺人事件を引き起こしていた。

復活後、以前自身の復讐劇を邪魔した剛や光也の娘である令子に復讐しようと目論み、自身の能力でかつて令子が幼い頃に熟読していた社会的地位のある人物を髪の毛を使って絞殺するという『13番街の絞殺魔』と呼ばれた事件の模倣犯罪を決行し、さらに令子への当てつけとしてマインドコントロールしたターゲットに選んだ人物のの目の前で父親であるターゲットを殺害するという悪辣かつ陰険な方法で令子を精神的に孤立させ、最終的には彼女の目の前で剛を殺害して絶望のどん底へと突き落として自身と融合させようと目論んだ。


しかしその目論見は剛の活躍により失敗に終わり、彼女の父親の記憶を利用して散々苦しめた事に怒りが頂点に達した彼と交戦。一度は撃破されたかに見えたが、再びリベンジャーの姿に変化し、猛威を振るう。だが、剛が変身した仮面ライダーマッハチェイサーにより形勢は逆転し、肉体を破壊され残ったコアも握り潰され3度目の死を迎えた。


余談編集

一桁ナンバーを持つ幹部ロイミュードであり、作中では進化態になれず倒されてしまったが、コピーした西堀から特別な感情である「復讐」を獲得・増幅させていたため、もしも生き延びていれば進化態はおろか感情を極めて超進化にすら届いたかもしれない。結果的にアニマシステムやロイミュード5886と言ったイレギュラー的要因でありながらもまさに「復讐者」として2度も復活を果たし、自らの進化態も獲得している。


時系列的には第4話と第5話の間に倒されたようで、東映公式サイトでは劇場版にて倒された014、020、061と共に第17話の一覧より追加された。


関連タグ編集

ロイミュード ロイミュード(バット型) プロトドライブ

カウントダウンtoグローバルフリーズ 西堀光也 リベンジャー・ロイミュード

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