概要
仮面ライダードライブに登場するキーアイテムであるシフトカーの一台。メインカラーは紫で、モチーフは『モンスタートラック』。
主な活躍は第3話からだが、登場自体は第2話からしている(ドライブピットのシーン)。
走行音声が獣の唸り声だったり後述のタイヤや追加装備がモンスターモチーフだったりと、随所に『猛獣』や『モンスター』の要素が見られる。
また、性格の方も獰猛で荒々しい(ジャスティスハンター及び彼の通訳をしたベルトさん曰く『ならず者』)が、第22話にてりんなの機体洗浄から逃げ出したりその際子犬の様な鳴き声をあげたりとかわいらしい一面も(霧子にも「お風呂の苦手な犬ですか!」と突っ込まれていた)。
前述の性格の為に几帳面なジャスティスハンターとは諍いが絶えずよく喧嘩をしているが、心の底では信頼し合っており戦闘の際には見事なコンビネーションを見せる事も。
大型タイヤである事と、シンボルマークに刻まれたタイヤ痕が縦向きである事からワイルド系統のシフトカーであるが、タイプスピードでのみ使用した。
能力
シフトカー単体での特殊能力(フレアの炎など)は特に持たないが純粋なパワーに優れており、第3話ではベルトさんの要請によりドライブピットから出撃、ドライブに巻き付き動きを封じていたロイミュード084の吐き出した蜘蛛の糸を引きちぎってみせた。
ドライブがタイヤ交換した際にはドライブに紫色の「マッシブモンスタータイヤ」が装着され、追加装備として両手にモンスターの頭部をイメージした緑色の武器「モンスター」が装備される。
なお、この装備にも『モンスター』の要素が見られ、「マッシブモンスタータイヤ」にも「モンスター」にも怪物の顔が描かれている。
「マッシブモンスタータイヤ」は顔部分である「マッシブフェイス」の口部分から長い舌を伸ばして敵を拘束する事が可能。
「モンスター」は超硬質の牙である「ラッシュファング」で敵を攻撃する武器。敵に叩き付けたり両手の武装を合わせて敵を噛み砕くといった方法で使用しており、必殺技の時等には高出力のエネルギー体を作り出す事が可能(第3話)。
タイヤコウカーン
タイプスピードモンスター
タイプスピードがマッシブモンスターをシフトブレスに装着してタイヤ交換した姿。追加装備の「モンスター」による近接戦闘を得意としている。
必殺技は「マッシブモンスタータイヤ」から伸びる舌で敵を拘束して「モンスター」(を模した緑色のエネルギー体)で敵を噛み砕く『モンスクランチ』。
タイヤカキマゼール
タイプトライドロンの能力でフッキングレッカー、デコトラベラーの3台が合体してタフガイになるが、劇中未使用。
余談
炎神戦隊ゴーオンジャーの炎神のガンパードに外見が似ており、オオカミ型のシフトカーらしい。
また、劇中での描写は無いがテレビ朝日公式サイトによると、「マッシブモンスタータイヤ」はその恐ろしい顔で敵を威嚇しながら相手の弱点を探し出し、「モンスター」には顔部分の「モンスターフェイス」の野性的な観察力で戦況を把握しドライブの攻撃動作を補正する、といった設定がある。
関連タグ
仮面ライダードライブ ドライブ(仮面ライダー) シフトカー タイプスピード
ジャスティスハンター:コンビ