概要
デコトラをモチーフとしたシフトカー。第11話から登場。メインカラーは紫と黒。
他のシフトカーと比べてデザインがかなり派手で、トラックの荷台部分には「怒羅威武」「電光石火」と記されており、運転席部分のサングラスもチャームポイント。また、全身の色鮮やかなライトも外見の派手さに磨きをかけている。
カラフルコマーシャル・ロードウィンター・アメイジングサーカスの様に、海外で暗躍するロイミュード達に対抗する為に外国に渡っていたシフトカーの内の1台。世界各国のロイミュード達が日本に渡ってきた事で自らも来日した。
人物(?)像・対人関係
他のシフトカーと同じく無論彼(?)にも独自の意志・人格があり、第18話の描写から推測するに「人情溢れる昭和のオヤジ」と言った感じである。
同話にて、ジャッジ・ロイミュードの事件に関する証拠を追っている中、同じく奔走する追田現八郎警部補が偶然道中で見つけ手に取る。
外見から「時代遅れな感じがする」者同士のシンパシーを感じつつ、追田は恩人の橘が自らが悪になってまで囮となり誘き出した真犯人を取り逃がしたことに涙をこぼす。
その涙がボディに落ちたことで彼の「デカ魂」に触れて熱いものを感じたのか、感極まったかのように色鮮やかな光と大音量の演歌を流し彼を困惑させつつも励ました(ちなみにトラベラーがこの演出を行っていた場所には演歌大会の看板の他、皮肉にも「私有地につき、お静かに」と言う看板があった)。
そのまま突如飛び出して進ノ介らの元に帰還、「熱い漢気に触れた、デカ魂に」(ベルトさん訳)と興奮気味に伝えていた(ちなみに帰還の際、感極まるあまり他のシフトカーをはね飛ばしている)。
その後は前述の事件解決の糸口が中々見つからずに自らの力不足を憂いていた追田の助けになるべく事件解決に積極的に協力。最終的には湖か何かの水中にまで飛び込み、事件を解決に導く決定的な証拠品を見事に発見してみせた。
その後の回もこの交流をおいてか、追田警部補が主役のギャグシーンにてトラベラーの走行音声や演歌がSEやBGMとして流れる演出が度々登場している。実質の最終回である第47話でも、追田は特状課の仲間の中でも殊更、デコトラベラーとの別れが悲しそうであった。
能力
彼のシフトカーとしての個別能力を一言で言うと「光」である。具体的には「光のチェーンを操る」「車体に付いた大量のライトでの目くらまし」「光での演出と共に演歌を大音量で流す」等の能力を持つ。
初登場した第11話ではドライブを光のチェーンで救出している。また、第16話では大乱戦を避ける為にドライブの依頼で魔進チェイサーの武装であるブレイクガンナーに自らをセット、ド派手な演歌の演出にチェイサーを巻き込んで戦闘を強制的に終わらせている(進ノ介曰く「平和的解決法」)。
タイヤコウカーンでは未使用。
一応6輪タイヤを有する点と、シンボルマークのタイヤ痕が横向きであるため、テクニック系統ではある模様。
タイヤカキマゼール
タイプトライドロンの能力でマッシブモンスター、フッキングレッカーの3台が合体してタフガイになる。