経緯を説明したまえ
『仮面ライダードライブ』第1話より。
被害者の体が赤くなるという連続殺人未遂事件を追っていた泊進ノ介は、遂に容疑者の男を追い詰めた。しかし、男は目の前でロイミュードへと姿を変え、まるで何かを吸収する様に、被害者の体を赤化し始めた。その姿に、同僚・早瀬明を救えなかったあの日の光景が重なる。
ロイミュードに飛び掛かる進ノ介。着用されたシフトカーのお陰で重加速の影響は受けていない。しかし、ロイミュードは進ノ介を軽く跳ね飛ばしてしまう。そればかりか、更にロイミュードの加勢が入って来た。
その現場に突如、トライドロンが乱入。トライドロンから降り立った詩島霧子がロイミュードへ向けて発砲、応戦する。その姿を前に、進ノ介はドライブドライバーに問う。
進ノ介「おいベルト!」
ドライバー「呼び捨ては失礼だね」
進ノ介「────じゃあ、ベルトさんよ! 俺はどうすれば良い?」
ドライバー「変身したまえ」
…そんなやりとりから生まれた呼び名である。
ネーミングと言うよりは名前に敬称を付けただけなので、似た様な技名を付けた彼のようにネーミングセンスが悪い訳ではない・・・・・・訳ではなかった。
余りもどストレート過ぎな呼び名だが、俗称でもなんでもなく本編オープニング映像でもしっかり「ベルトさん」とクレジットされている。
意思を持っているとはいえ無機物に敬称というのも妙な話ではあるが、第2話にて強ち変な呼び方でもなかった事が判明した。
更に第9話でベルトさんが自身の来歴を明かした際には進ノ介が同様の事を指摘している。
尚、見てくれ通り機械の身体だが、これでも眠っている間に夢を見ることはあるとの事。
ベルト姿の科学者が怨んだ事とは何か?
それは、機械生命体発火事件の捜査の最中の事。 フランス料理店「Supreme(シュプレム)」を進ノ介達と共に訪れた時である。 オーナーの奥村の『捜査協力という形ですが、当店の料理を味わっていって下さい』と進ノ介、霧子、現八郎、究が料理を食し感動に声震わせている姿を見て 「そんなに美味いのかね!? あぁ!! 私だけ味わえないぃぃぃぃ!!!」とショックを受け、「ベルトになった事を・・・こんなに呪ったのは初めてだよ・・・」と嘆いていた。
そのせいか、同話でのクック・ロイミュードとの戦闘ではタイプトライドロンに変身し、ベルトさんモードになった際に「今日の私は少々、機嫌が悪いぞ~!」と言いながら八つ当たり気味になりつつも圧倒していた。
※捜査中、料理に使われている秘密のソース「オンフルーレの夕陽」の味としての分析は叶わなかったが、料理そのものの分析はしていた。
しかし、その一方で『ドライブサーガ 仮面ライダーチェイサー』では犬用の皿に注がれた牛乳らしき飲料とそれに刺さったストローが前に置かれているシーンがある。これだけなら飲む気分を体験しているだけと受け取れるが、何故かいつもと違いにこやかに話しかけるチェイスに動揺して剛の顔面に進ノ介と霧子共々飲料を吹きかけているため、これでは少なくとも飲むだけなら可能ということになってしまう(まあ、単なるギャグ描写だと思われるが・・・)。
関連性のあるキャラクターを挙げてみたまえ
進ノ介とベルトさんの関係は、時折ケータイ捜査官7のケイタとセブンにも例えられる。
関連タグの付け方を、忘れているだけだ
仮面ライダードライブ クリム・スタインベルト 泊進ノ介 ドライブドライバー
タイヤコウカーン 黙ると死ぬベルト→ある意味死ぬと黙るベルト(フィジカル的に)
キバットバットⅢ世(とその親戚やクローン達):『仮面ライダーキバ』に登場。喋る変身アイテム繋がり。ちなみに意思を持つベルトもいる。
フィリップ(仮面ライダーW):脚本家繋がりの『仮面ライダーW』にて主人公の相棒であるキャラクター。正体や性質に共通点が多い。最終フォームで一体化する点も同じ。
ユルセン:次回作『仮面ライダーゴースト』に登場。主人公に助言するマスコットキャラ繋がり。
ホッパー1:『仮面ライダーガッチャード』に登場。主人公に介錯された繋がり。
デモンズドライバー:『仮面ライダーリバイス』に登場。喋る変身ベルト繋がり。こちらは、正体が第24話に判明したがそれまでベルトさんからとって「デモンズさん」という愛称で呼ばれていた。
さんをつけろよデコ助野郎(AKIRA)、 クソガキさん(カードファイト!!ヴァンガード):呼び捨てを咎めるネタの先達