「ハハハハッ…ヘンシンシロ…ヒロミ
オマエノ イノチ…クラウ」
「ハハハ…オレ アクマ」
「我が名はベイル···さて、我が家に帰るとしよう」
CV:津田健次郎(システムボイスと兼任)
概要
第19話でデモンズドライバーに宿っていた何かが覚醒、当初は悪魔かベルト自体の意思か不明…だったのだが続く20話にて実は悪魔を宿したドライバーであると判明。自ら悪魔であることをカミングアウトした。
バイスもドライバーから悪魔の気配を感じ取っていた。
意思が現れる時は「オーインジェクター」にバイスタンプを押印した瞬間に表示される紫色の目が浮かび上がる。
覚醒してしばらくは片言でしか喋れていなかったが装着者にとって危険な変身を促すなど貪欲かつ凶悪な人格である。
如何やらヒロミとは別の人物の為に作られた存在であるらしく、変身する度に使用者の命を食らうというとんでもなく危険な代物であったことが19話で判明する(この危険性に関しては、少なくとも開発者であるジョージ・狩崎とフェニックス長官・赤石英雄は事前に知っていたような描写がなされている)。
そもそも五十嵐三兄妹と違い"悪魔獣となるような通常の悪魔"しか宿していないヒロミがデモンズに変身できる事自体を視聴者達からは疑問視されており、「(変身音からして不穏だし、モチーフ的に判子に朱肉を押し、押印しているように見えるから)変身する度に契約するか、命が削られている」「ドライバー自体が悪魔」等といろいろ考察されていたが、その予想はほぼ的中する結果となった。
第24話において、オルテカに誘拐される形で依頼を受けた狩崎によって調整され「真の力」を引き出された結果……。
「俺は俺の意思で戦うだけだ。そろそろ我が家に帰るとしよう」
苛立つオルテカに対し、調整されたからか今までより流暢にそう告げると、宿っていた悪魔であるベイルが幽閉を破ってドライバーを抜け出し、ただのドライバーとなった。
以降の動向は「ベイル(仮面ライダーリバイス)」を参照。
なお翌週の第24話でベイルとして再臨したものの、曰く宿主(ネタバレ注意!)が「まったく使い物にならん」有様だったためかデモンズドライバーに戻りオルテカに力を貸した。これからもちょいちょい「デモンズさん」として暗躍していくと思われていた…ものの、オルテカがその後1戦でホーリーライブに撃破されてしまったため再び見限って飛び出していった。
この後、ベイルに代わるシステムコアが新たにジョージの手で開発されたこともあり、ベイルがドライバーに宿って活躍することは無かった。
余談
- 朱肉がドライバーのモチーフのひとつに入ってるためか、変身シークエンスは朱肉→押印でさながら変身するたびに契約しているようである。
- 津田健次郎がボイスを担当しているため、SNS上ではツダケンドライバーとも呼ばれている。
- 公開当初は津田ではなく機械染みた無機質な音声だったが「これはこれで試作品感があっていい」と好評で「CSM化したら収録してほしい」と言う声が上がる程。
関連タグ
仮面ライダーリバイス デモンズドライバー ベイル(仮面ライダーリバイス)
キバットバットⅡ世:声優が声をあてた、意思のあるアイテムをセットする4号ライダーの変身ベルト。「赤と黒」「左右に同型のホルダーがある」「変身する事がリスク」「本来の使用者が別にいる」事が共通する。
こちらは実際に変身者の命を奪ってしまったが、デモンズさんとは反対に危険な事を何度も警告している。
キバットベルト:バックルに意思のあるアイテムをセットする変身ベルト。セット前後で名前は変わらないがカブトゼクターなどもこのタイプ。
広い意味だとダブルドライバーやビルドドライバー、ソードライバーなども入る気がする。
サガークベルト(サガーク)、バースドライバー 、ドライブドライバー(ベルトさん):そのものが意思を持つ変身ベルト。
後者は愛称の由来にして、システムボイスとインストールされた意思の声を演じる中の人が同じな点、左右対称、変身アイテムをセットしない点がデモンズさんと共通。
ビーストドライバー、アイコンドライバーG:意思を持つものを内包した変身ベルト。出入りが可能だったり、ドライバーが破損しても内包した側は無事な点で上のベルトと異なる。
デモンズさんは"悪魔を幽閉してシステム中枢している"のでこのタイプで、実際分離した。