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ファングッ!


野獣のF/小さな英雄

仮面ライダーダブルファングジョーカー(以降FJ)へと変身させる、「牙の記憶」を宿したガイアメモリ
それまでのメモリと大きく異なり、「ライブモード」と呼ばれる恐竜を模した形態に変形して独自に動き回って活動することが可能という特殊なメモリである。

詳細な経緯は不明だが、フィリップの護衛用に設計された存在であり、普段はライブモードのまま姿をくらましているが、彼が生命の危機に瀕した際にはそれを察知して姿を現す。
また、フィリップに危険が無い限りは彼の指示で他の者を救助することもある。

ライブモードで恐竜メカに変形している際のパワーは非常に強く、20cmあるかないかの小柄なボディでありながら、大人ひとりが縛られ吊るされたロープを口にくわえたまま苦もなく走り回り、あまつさえそのまま放り投げることすら可能。

ドーパント級の敵と戦う際にもそれは遺憾なく発揮されており、尻尾部分を成している刃を武器にした突撃はドーパントすら怯ませるものであり(敵ドーパントの腕を斬り落とした事も)、生身の人間が受ければ死亡しかねないドーパントの攻撃を幾度となく的確にはじき飛ばしてみせるなど、耐久力や瞬発力も優れたものを持っている。

一方でその身に内包した「の記憶」は『相手を噛み裂く鋭さ』と同時に『獣の野性や凶暴性』も強く宿しており、「いかなる手段を用いてもフィリップを護衛する」べく、彼に危害を与える者をその力によって徹底的に殲滅するプログラムが組み込まれている。
その結果使用者にも(ドライバーを使っているにもかかわらず)それが強烈にフィードバックされ、理性を失って荒れ狂うバーサーカーとなってしまう危険性をはらんでいた。

「知識」および「知性」をアイデンティティとするフィリップは、自分だけでは制御できないこのメモリのことを最初は恐れ、疎んじていた。

後にアームズ事件でこのメモリと再会し、ビギンズナイト以来久しぶりとなるFJへの変身を敢行した際、往時のようにその凶暴性に呑まれ暴走しそうになる(このとき翔太郎はフィリップの精神世界である地球の本棚が炎上・倒壊していくのを垣間見ている)も、共に変身する翔太郎の意志の強さがフィリップの精神をフォローすることで制御に成功し、以降は『頼れる用心棒』としてフィリップに信頼・重用されている。

衝撃のX/優秀な後輩

だが番組後半、そんな彼を悲劇が襲う。
同様にライブモードを搭載した上飛行能力持ち、そして最終形態であるサイクロンジョーカーエクストリーム(以降CJX)への変身の要となる後輩、エクストリームメモリの登場である。

これで終わりだ!



他ライダーのキングフォームプトティラコンボ、さらに言えば同じWの形態たるFJにもある、暴走などのような『変身することでのリスク』も特にない以上、当然の流れとしてCJXの出番は増え続け、それに反比例するようにFJ、そしてファングメモリの出番そのものが減っていった。

後年発売された公式小説『Zを継ぐ者』はフィリップ主体という物語上、中盤までFJの出番が多くファングの扱いもそれなりに良かった。
だが、やはりこちらでもというべきか、活動に支障を及ぼすレベルの大ダメージを負ったり、仮面ライダーサイクロンに出番を取られたりと活躍の仕方は微妙に残念である。

刮目せよm/野獣再臨

そして舞台を小学館の青年漫画誌「ビッグコミックスピリッツ」に移しての、W本編終了後の完全続編である「風都探偵」のある事件において、翔太郎がドーパントとの戦闘で深手を負い、フィリップが敵ドーパントの前に立って戦うことになる。FJへの変身も合わせ、漫画での初登場を果たした。また、この時の翔太郎たちは基本9フォームのみで風都に残る残存ガイアメモリを使用したドーパントを倒していた為久々の変身であったことが示唆されており、フィリップもファングの荒さに呑まれかかっていた。(フィリップ曰く、「下劣な相手なので気が立ってしまった」から)

その野獣性とフィリップの知性、そして翔太郎のサポートも合わせ、鮮やかにドーパントを撃破しメモリをブレイクしてみせた。

その後はパズル・ドーパント戦で変身。
苦戦するWの元へエクストリームメモリでフィリップが飛来したため翔太郎は「エクストリームの出番か」と身構えたが、「仮説を証明する」として選手交代。
フィリップの仮説は正解であり、相手の能力のスキをつく格好となったためFJに切り替えた途端圧倒。最終的に取り逃しはしたものの、犯人に迫る一手となった。

過去に映像化されているビギンズナイトにおいても使用しているため、当時の事を翔太郎がときめに語る中でも登場。
Wと共に落下するフィリップの肉体を救助し、変身。タブー・ドーパントマスカレイド・ドーパントをブーメランで追い払う。
その後、変身により仮死状態の翔太郎を抱えたまま、自動航行でやってきたハードスプラッシャーに乗り島を脱出した。

また、FJへの変身はせずともメモリ自体は登場することがあり、敵ドーパントへの迎撃の他、雪山の豪邸での一件では急造の通信増幅器を貼り付けられ、照井に連絡を取る手伝いをしていた事が語られた。

oを食い破れ/新たなる牙

そして風都探偵7巻収録の「闇はoの巣」最終局面において。
照井竜がパワーアップしたアクセルブースターの力で、事件の黒幕であった鳥羽音吉=オウル・ドーパントを撃破するも、己のオウルメモリだけはブレイクを免れ、再変身して逃走を図る鳥羽。
追おうにもアクセルトライアル級の速度で高速飛行できるオウルにはWのファングジョーカーでは追いつけず、そのオウルを撃破したばかりのアクセル=照井も、そこまでのダメージが祟って行動不能。このままでは逃げられる、と危惧する翔太郎に、フィリップは冷静さを崩さず「このままトリガーを使おう」と告げる。
かつての試行・経験もあり「ジョーカーとしか組み合わせられない」と思われていたファングだったが、エクストリームへの進化を果たし、そこからの長い戦いの中で心身ともに成長してきた二人なら、「短時間でならいける」と判断したフィリップの言に従い、ドライバーの左スロットに、トリガーメモリを差し込む翔太郎。
そして、ジョーカー以外では初となるファングと他メモリのハーフチェンジ形態・「ファングトリガーへの変身に成功したWは、『ファング側ではなくトリガー側の』腕から生やした刃で形成した弓に同じくファングの力で形成した矢をつがえ、新マキシマムドライブ「ファングスクリュードル」を発動。放たれた矢は、飛び去っていくオウルに「機械仕掛けの大蛇」の如く喰らいついてその身を貫き、見事に撃墜する。
それを見届けると、やはり無理が生じる形態なのか、湧き上がってくる体の火花と心の凶暴性を危ぶみつつも、ボディ側メモリをジョーカーに戻され、「白と青のファング」の初陣は勝利で幕を閉じるのだった。


親類のf/T2ファングメモリ

【FANG】 改良


『劇場版 仮面ライダーW AtoZ/運命のガイアメモリ』に登場。
他のT2ガイアメモリと同形状で、仮面ライダーWや仮面ライダーアクセルの使用するメモリとも色以外は同じ形であり、形状故にライブモードもない。
他のメモリと同じく仮面ライダーエターナルが持つマキシマムスロットに挿し込まれてマキシマムドライブが発動されている。

形態のw/ファング・ハーフチェンジ

ダブルドライバー


補足のα/その他特徴

なお、ファングメモリの名誉のために記しておくが、ファングジョーカー自体の出番が減っていったとはいえ、それでもフィリップが単独行動する際の護衛メカとしては間違いなく超優秀である(攻撃力や機動力はドーパントでも無視できないレベル。また、ファング自体が壊れでもしていない限りフィリップがどこにいても駆けつける)。

さらに「フィリップの体で戦う」変身メモリであるため、翔太郎が怪我や体調不良で戦場に立てない際にWとして戦う際には必要不可欠な存在でもある(さらにいえばパワー・スピード・跳躍力などの純粋な運動能力においてなら、ファングジョーカーはエクストリームを上回っている)。

『ネット版仮面ライダーW FOREVER AtoZで爆笑26連発」では疾風・切り札のような木製の「牙メモリ』が登場している。

なお「牙の記憶」といっても、当然2代前の仮面ライダーとは関係ない。3代前のライダーマシンでもない。


立体物

DXトイ、食玩サウンドガイアメモリ、ファングキット、CSMにラインナップ。

DXトイ、ファングキットは劇中同様ライブモード⇔メモリモードへの変形ギミックが再現されているがファングキットは変形機構の関係上装填状態への変形となる。 DXトイは、初回生産版には左翔太郎の音声が収録されたジョーカーメモリが同梱している。

サウンドガイアメモリは、従来のガイアメモリ同様の形状になっているのでライブモードへの変形ギミックはない。

CSMは、成形色が変更されているが劇中同様のギミックが再現されている。

関連動画

1:29から


関連タグ

仮面ライダーW ガイアメモリ
仮面ライダーダブル ファングジョーカー ファングトリガー

仮面ライダーファング

クローズドラゴン:主人公の相棒の身を守る小型ロボにして変身アイテムの後輩。
こちらは2号ライダーの基本形態用。

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