「観測台に立てば、遠くの地平をも眺望できる。冷たくて乾燥した風、頭上にある天体…孤独を感じたことはない。」
プロフィール
英語名 | Black Dwarf |
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簡体字名 | 伽菈波那 |
分類 | 神秘学家 |
展示年数 | 27年(20世紀60年代) |
展示開始日 | 7月15日(夏) |
展示場所 | インド共和国南部のマイソール → 英国ロンドンでの短期間の巡回展示 → 聖パブロフ財団 |
ミディアム | 仰望 |
本源 | 隕石の決心[岩] 天文観測 |
香調 | オリエンタルノート シナモン ベチバー 金香木 ビサボロール |
サイズ | 65 3/4×18 17/64×17 23/32 in.(高さ:167.00cm 幅:46.39cm 奥行き:45.01cm) |
ユーディモ | トラ |
CV | 大坪由佳 |
公式の紹介 | 【神秘学家】 /【神秘学家の展示品】 /【コスチューム紹介】「仰望者」 /【コスチューム紹介】「スタンバイ、ジャンプ、ポーズ」 /【カーラ・ボナー KV】 |
概要
Ver.1.3のイベントストーリー『モル・パンク遊記』の主役の一人。
インドのバナー大学で天文学の研究をしている女性。
望遠鏡で電波やスペルトルを観測し、天体の運行軌跡の分析をしている。
必要なことは効率的に処理し、不要なものをなるべく省く実用主義者。
締め切りが迫る仕事はコーヒーを啜りエナジーバーを齧りながらこなす。
ちなみに朝食については「英国式よりインド式のほうが美味」と断言している。
インド占星術を神秘術として利用し、宇宙の奥の星を瞑想してイメージすることができるが、人間の観測技術を逸出しているものであるため公式には扱えない。
そのため自身が神秘学家であることを隠してプロジェクトに参加しており、大学の学者や教授は疑心暗鬼だ。
幼少期は貧しい日々を送っており、空腹の時は屋根の上に寝転んで星を眺めていた。
養母ワクィーニからは護身術を仕込まれ、聡明で喧嘩に強い子どもに育った。
バナー大学の天文所見学でクマールという天文学者と出会ったのをきっかけに、自らの手で星を掴もうと宇宙への入り口を開いた。
クマールとは大学入学時に再会し、彼女の専門的な見解に唯一付いて来られる存在として無二の友人となった。
しかしクマールの研究はどんどんカーラ・ボナーの先を行ってしまい、気づいたときにはもう側にはいなかった。
モル・パンクの遺跡で窮地に陥ったマチルダを救った後、クマールの唯一の肉親であるシャーマィンとも協力し、消息不明になったはずのクマールが残したであろう痕跡を追うことになる。彼女の居る先に自分の求める答えが有ると信じて。
バトルでの性能
「落ち着いて、今行くから。」
レアリティ | ✦6 |
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本源 | 岩(自然) |
ダメージタイプ | メンタル |
ポジション | アタッカー 瞬間火力 追撃 |
伝承 | 星移の学問 |
公式の解説 | 【神秘術紹介】/#9コマで分かる神秘学家 |
3種類の「惑星」を身に付けて自身を強化するアタッカー。最大保有数は3個(1凸で4個)。
洞察1ではスペル使用後に「惑星」の数が上限を超える、またはアルティメットを発動すると、消えた惑星の種類に応じて「占い」状態をスタックし、次に使うスペルを一度だけ強化する。「占い」は「惑星」と両立できるため、重なると強力。
洞察3になるとアルティメット発動後に「惑星」の種類と数に応じて追加効果を発揮する。
「単なる学術の争いだと思っていたのに。」
- アタックスペル《カラリパヤットの吟唱》
「これを試してみて。」
古代空手の体術でタックルする。
敵単体にダメージを与えた後、黄色い「土星」をランクの数だけ獲得する。
「土星」の数が多いほどに防御の貫通率が高まる。
「ちゃんと覚えられるかしら。」
- アタックスペル《古の天体観測》
「空想を現実に。」
流星を具現化して降り注がせる。
敵2体にダメージを与えた後、赤い「火星」をランクの数だけ獲得する。
「火星」の数が多いほどにHPの吸収率が高まる。
「降臨せよ!」
- アルティメット《唯一の円満》
「運命に忠実な選択。」
黒色矮星が白く染まり、隕星となって墜落する。
獲得した惑星を全て除去し、敵単体に「占い」の効果の乗った大ダメージを与える。そして白い「満月」を獲得する(獲得数は無凸で2個、2凸で3個、5凸で4個)。
「満月」はスペルの威力を増やす。また「満月占い」はアルティメット発動後にも持ち越される。
洞察3では身に付けていた「惑星」の数に応じ、満月補充後に更に効果が発動する。
- 「土星」が多ければ消えた数と同じランクの《カラリパヤットの吟唱》で追撃する。
- 「火星」が多ければ消えた数と同じランクの《古の天体観測》で追撃する。
- 「満月」が多ければ消えた数と同じターンの「スペル強化Ⅱ」のバフを付与し、次のターンに2枚のスペルランクを上昇させる。
複数の惑星が同じ個数で並んでいた場合、満月>土星>火星の順に優先される。
また1凸以上で同一の惑星を4個並べていても追加効果はランク3/3ターンのままである。
追撃時は新規に「惑星」を獲得しない。
また「満月」は普通に運用していると次にMPが溜まる過程で消えていることが多く、別途MPを補給できる手段がなければスペル強化を狙うのは難しい。
「全てのものに…因果あり。」
余談
英語名のBlack Dwarfとは「黒色矮星」のことで、恒星が寿命を迎えた後の白色矮星が冷えて電磁波を発しなくなり、観測不可となった星のこと。
しかし現在の宇宙空間には黒色矮星と呼べるほどに冷えた矮星は存在しないとされており、悪魔の証明さながらの「仮説上の天体」である。
またインド占星術では日食や月食を引き起こす「ラーフ」と彗星として流れる「ケートゥ」という仮想の天体を、月火水木金土日の七曜に並ぶ要素としていた。これら二つは実際に『モル・パンク遊記』内でも言及される。
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