ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

リバース:1999

りばーすいちきゅうきゅうきゅう

中国のゲーム開発会社・BLUEPOCHのスマートフォン・PC向けアプリゲーム作品である「世紀末タイムリバースRPG」。日本語版リリースは2023年10月26日。
目次 [非表示]

捕まえられなくてもいい。明日、もっと早く走り、もっと遠くへ手を伸ばせばいいのだから。

いつかは晴れた朝を迎えるだろう。だから、進むのだ。

流されても尚、前へと向かう船のように。絶え間なく過去へと押し流されながら。

                          ──F・スコット・フィッツジェラルド



概要編集

2020年に中国で設立されたBLUEPOCH(ブルーエポック)が開発し、2023年5月31日に中国本土で配信されたiOS&Android向けのターン制コマンドバトルのゲーム『重返未来1999』の日本語版。

2023年7月21日午前11時、日本語版と英語版のクローズドベータテスト参加者募集を同年7月22日に開始することを公式Twitterと公式YouTubeで発表、公式サイトで配信登録の受け付けを開始。

同年10月26日に正式配信が開始された。


2024年10月9日からはSteamからもグローバル版準拠で配信されている。→Steam版DLページ

2024年12月5日にはDMMGAMES版の配信サービスも開始している。→DMM版公式ページ


本作は「古き良き20世紀」を前面に押し出しており、往年の洋画やレトロフューチャーのような演出と小道具が、他ジャンルの作品と一線を画す雰囲気を醸し出している。記事冒頭のように海外の映画や小説、詩集、はたまた演劇からの引用も随所に見られるのが特徴。その他フレーバーテキストも非常に豊富かつ隅々まで取り揃えられている。


キャラクターはプロフィールにおいて「芸術作品」と称されており、年齢と思しき“展示年数”や、誕生日と思しき“展示開始日”が書き添えられている。

身長(体格)は装飾・付属品を含めた「サイズ」として、高さ×幅×奥行きのインチ表記となっている(一般的に1インチは2.54センチメートル)。

また独立した項目として、いわゆる推し香水の文化を意識したような「香調(ノート)」というユニークな設定も添えられている。キャラクターによっては香りと呼ぶには疑問符の付くものもあるがご愛嬌。


登場人物のボイスは日本語の他、英語・中国語・韓国語のボイスパックが用意されており、無料で追加ダウンロードが可能である。

特に英語ボイスはキャラクターの出身にこだわったキャスティングが為されているため、字幕版感覚で聴き比べてみるのも一興。


ストーリー編集

「ストームが来る」

世紀の終わり、1999年。ミレニアムカウントダウンの最後の瞬間に発生した「ストーム」によって、世界は旧時代へと「巻き戻った」。時代の観測者である「時を司る者(タイムキーパー)」の少女・ヴェルティは、ただ一人時代の消滅から逃れ、逆行を繰り返す時の波間を渡り続ける。


異能を行使する神秘学家(アルカニスト)と、科学技術を駆使する人間

神秘学家を統べ、人間の救済を掲げる聖パブロフ財団

神秘学家を至上視し、人間に敵対するマヌス・ヴェンデッタ

そして人類が築き上げてきた歴史と文化を破壊し、未来を奪い続ける「ストーム」。


1999年の曖昧な記憶の中に残る母の姿と、「ストーム」の真実を追い求めるヴェルティは、1966年のロンドンにて任務を共にした財団の少女・ソネット、指名手配の海賊DJ・レグルスと彼女の相棒・APPLeらと知己を得ながら、さらなる「ストーム」の到来によって1929年のシカゴへと流れ着く──


バトル編集

キャラクターごとに持つ3種の手札「スペル」に記された「神秘術(アルカナム)」を召喚し、編成への参加人数と同数の行動回数を管理しながらターン制の戦闘を繰り広げるシステムとなっている。


スペルのタイプは以下の6種類が存在する。


  1. 敵にダメージを与える「アタック
  2. 敵を弱体化、あるいは行動不能にする「デバフ
  3. 味方を強化する「バフ
  4. 敵の攻撃に反撃する、あるいは攻撃を引き付ける「カウンター
  5. 味方のHPを回復する「ヒール
  6. 自身を特殊な状態にする「チャネル」(Ver.1.6から追加)

基本的には2~4のスペルを先んじて使用した上で攻撃を仕掛ける。デバフとバフは大抵2ターン、行動不能ならほぼ1ターンしか持続しないため、こまめにかけ直したり使い時を見極める必要がある。バトルが複数フェーズある場合、3~6のスペルは敵が一度全滅した後のフェーズ移行時にも発動できる。


また各スペルには3段階の✦型の「ランク」が付随し、同数の✦を持つ同一ランクのスペルは隣り合うことで融合・強化されるため、行動回数を消費してスペルを並べ替えたり、召喚の順番を調整するなどして強力な連続攻撃へと繋げることも可能。

召喚または融合と同時に蓄積される◇型の「MP(モキシーポイント)」が5つ溜まることで、キャラクターごとの大技である「アルティメット」のスペルが手札に出現する。


敵味方問わず各キャラクターには「本源」とよばれる属性が設定されており、獣→木→星→岩→…の4すくみの相性関係(自然本源)と、霊⇔知の対立関係(原生本源)が存在する。

もちろん敵の構成に有利な相性をぶつけることで素早くバトルが進む。


手動でスペルを選択するのが億劫に感じた場合は、バトル画面右上にオート選択モードに移行するボタンがあるのでそれを利用するとよい。



用語編集

  • 「ストーム」
    • 単なる嵐や台風とは全く別物の、地球規模で時間の逆行を引き起こす現象。雨粒のようなものが地から天へと遡り、「ストーム」に呑み込まれた時代とそこで暮らしていた人々が跡形もなく消滅した後、より古い舞台の時代に「置き換わる」。何者かによって意図的に引き起こされた現象だとも言われているが、詳細は不明である。
    • 時代の“臨界点”の接近に伴って人類の認識が歪められる事で、理性を保ったまま狂気的な異常行動を示し始める「時代病」ことストーム症候群が誘発される。一応「ストーム」をやり過ごせるポイントがないわけではないが、聖パブロフ財団の施設や人里離れた秘境などごくわずか。

  • タイムキーパー
    • 「時を司る者」。主人公であるヴェルティを指す呼び名。神秘学家でさえ生身では抗えない「ストーム」の影響を唯一受けない存在であり、財団にとっても貴重な人材である。「ストーム」の臨界点が発生すると手首に付けたニキシー管時計に24時間のタイマーが表示され、「ストーム」の接近を財団に報告・共有し対処に赴く。
    • 彼女の持ち運ぶ「スーツケース」は内部に空間が広がっており、更に「ストーム」の影響から逃れられるシェルターのような機能も持つため、各時代から保護・招待された神秘学家がここに集うことになる。招待を受けた者はみな、自分の部屋が与えられる。丹念込めて飾り付ける者もいれば、簡素なままを好む者もいる。

Vertin

  • 神秘学家(アルカニスト)
    • 神秘術(アルカナム)を扱うことが出来、一般的な人間とは区別される種族。魔術や妖術の類に通じたり、特定の異能を発揮したりと、“異端者”ではあるものの、どの時代においても人間社会で一定の認知を得ている。「ストーム」の予兆である世界の異常を認識する事が可能で、ヴェルティの持つスーツケースの中に入ることで「ストーム」を乗り越えることができる。
    • 直感や洞察を重んじ、しばしば論理や科学を軽視する傾向にあるなど、人間とは異なる価値観や行動理念によって排斥の対象となる事もある。また、精神構造が繊細であるとされ、人間からの冷遇や迫害に心を蝕まれたり、「ストーム」に触れた事で狂乱状態に陥る例も珍しくはない様子。そうした“不安定性”は神秘学家の組織的行動を妨げる要因となっており、人間との抗争に敗れた歴史が語られている。
    • ちなみにバトル中サブメンバーとしてスーツケース内で待機している時は、普段と異なる動物あるいは無機物のような姿に変化する。この姿は「ユーディモ」と呼ばれ、その神秘学家の精神的な本質を表しているらしい。

  • 神秘学動物(アルカナアニマル)
    • いわゆるモンスターやクリーチャー・UMAの類で、一部は「魔精」の別名を持つ。ある程度の知性を持つ種もいるらしく、同類に向けた啓蒙や情報発信を行う個体もいる。魔精の行動に手を焼く人類との関係は決して良いとは言えない。
    • もっともよく見かけるのは黒い毛玉のような猫目の魔精カーバンクル。強化形態や亜種などバリエーションが非常に豊富であり、本作のマスコット的存在となっている。

  • UTTU人物特集
    • 図鑑要素の一つで、神秘学家たちが展示品のように紹介されている謎のカタログ。ボイスでは「ウットゥー」などと読み上げられる。キャラクタープロフィールやボイス等の閲覧が可能。
    • 分類は通常の「神秘学家」の他、人間と神秘学家の間で産まれた「混血種神秘学家」、物体に人格が発現した「意識覚醒者」、人知の理から外れている「超自然者」、特殊な病から生還した「感染種神秘学家」の5種類に区分されている(とはいえ実際の分別はかなり曖昧で、人外の特徴があっても大抵は神秘学家に振り分けられる)。また“あまりよく知らない友人”として神秘術を扱わない人間を紹介することもある。

  • 雨の雫
    • 神秘学会では非常に高価な貨幣。本作における最も貴重なアイテム。180個集めるごとに、召喚に使うウサギを象った糸「モノロー」と交換できる。無償で配布される雨の雫の他に、有償限定の「純雨の雫」も存在する。
    • 公式Discordサーバーなどで発表される交換コードを設定画面から入力することでも、雨の雫や各種素材を無償で獲得できる。

団体・組織編集

  • 聖パブロフ財団 / ST. PAVLOV FOUNDATION / 圣洛夫基金会
    • 大規模な神秘学家管理機構。世界各地に支部を構えている。白黒の菱紋章は揺るぎない秩序、そして人類の平和と福祉への絶対的貢献を表している紹介文)。
    • ヴェルティやソネットが所属する機構。人類至上主義を標榜し、平和の名の下に活動しているが、謎も多い。神秘学家にとっては“最高の待遇”を得られる場所ではあるものの、未登録の神秘学家を見つけると追い回して登録を迫るため、非協力的な神秘学家と揉め事を起こす場合もある。

  • 最前線学校
    • 世界中から素養のある子供を集め、神秘学家の育成や輩出を行う機関。生まれ育った環境から引き離され、監視塔のある学院で外界から隔絶された生活を送るため、不満を溜め込む子供もいる様子。卒業生は財団本部スタッフや各国の事務局員、調査員や部隊兵といった道へ進み、財団の理念を遂行している。
    • 引き取り時点での最年少記録は、生後1ヶ月だったというヴェルティ。

  • ラプラス計算科学研究センター
    • 神秘術と科学技術を掛け合わせた研究開発を行なっている組織。
    • 医療施設に当たるラプラスリハビリセンターが存在し、精神に異常を来した神秘学家の治療を行なっている。

  • ローレンツ研究所
    • 神秘術を主体とする独自のアプローチで「ストーム」を研究してきた一派で、計算科学研究センター内部で確立された一種の秘密結社。各地に拠点を持ちながら、隠密主義ゆえにメンバーの数すら不明瞭で、外部の者にとっては容易に接触できない集団となっている。

  • ゼノミリタリーアカデミー
    • 軍学校の性質を強く持つ養成組織。財団や最前線学校とは緊密な関係にある。

[リバース: 1999]Do not go gentle in

  • マヌス・ヴェンデッタ / Manus Vindictae / 重塑之手
    • 近年突如現れた神秘学家の組織。その実態は謎に包まれている。漆黒の仮面とて、彼らの憎しみを隠すことはできない紹介文)。
    • 神秘学家のみに価値を認め、神秘学の栄光の時代を目指し、人間への憎しみを露わにしている。彼らが掲げる過激思想は狂気的ですらあるが、その一端は論理や理性よりも直感や洞察を重んじる神秘学家という種族の特性に由来するものである事が示唆されており、神秘学家と人間との間に生まれる混血種すら敵視するスタンスから、人類至上主義を掲げる聖パブロフ財団にとっては仇敵。
    • 作中では「再構築の手」とも訳され、人間の上位種として世界を“正しく作り変える”べく、歴史上で発生する「ストーム」の記録に基づき、混乱を引き起こして戦略的な利を得ようと暗躍している。ギャングであるシュナイダーや、人間社会に諦観を抱くドルーヴィスⅢといったはぐれ者を引き入れ、神秘学家を迫害する人間の殺戮や敵対者の追撃などを行わせている。

  • アペイロン教団
    • エーゲ海に浮かぶ孤島で独自に育まれたコミュニティ。住民は376など“数字”を真名とし、無限定者(アペイロン)なる存在を信奉するなど、古代ギリシャのピタゴラス主義をほとんどそのまま受け継いでいる。外界を「現象界」と呼び、神秘学家でない人間は“虚数”、教義にそぐわない者は“無理数”とレッテルを貼り排斥する傾向にある。
    • 島全体が「ストーム」による時間逆行を免れている希少な領域でもある。教団内では「ストーム」のことを「エマネーション」と呼称し、穢れた現象界が真理の天上世界へと回帰するための“救い”と見做している。

ゲームシステム編集

  • 洞察
    • レベル上限の解放を指す。各キャラクターは素材とゲーム内通貨「咬噛銭貨(こうがみせんか)」を消費し洞察することで、「伝承」というパッシブスキルを獲得する。「伝承」の内容はキャラクターごとに特色が異なり、バトルに大きく影響を及ぼす。✦4以下のレアリティは2回、✦5以上のレアリティは3回まで洞察が可能。✦4以上のレアリティのキャラクターは、洞察2に達することでコスチューム差分が追加される。
    • レベル上限は30から始まり、洞察をするたびに上限が10ずつ増える。洞察1-40で70相当、洞察2-50で120相当、洞察3-60で180相当となる。一種のデノミを兼ねているとも言える。

  • 共鳴
    • 上記の洞察を進めることで解放される機能。方眼紙状のマップにポリオミノを配置することでパラメータを底上げできる。通常の素材と「一瞬の胸騒ぎ」「片時のざわめき」など専用の素材を消費することで共鳴レベルが上昇し、マップ面積が広がる。コストはそれなり以上に嵩むが、見返りは大きい。バトルの難易度が高いと感じたら共鳴レベルを上げることが重要である。
    • 洞察1でレベル5、洞察2でレベル10、洞察3でレベル15が上限となる。とはいえ満足に運用する分にはレベル10までで十分で、レベル11以降は要求素材が重すぎることも含めやり込みの範疇。
    • Ver.2.0からは「変調」機能が実装され、共鳴レベル10に到達することで解禁される。一番大きいポリオミノである「メイン思念」のパラメータ傾向を変更し、より性能を最適化させることができる。
      • ただしレアリティが✦5以上の場合、新しい変調の開放には洞察3並に貴重な素材と高額な咬噛銭貨を要求される。ご利用は計画的に。

推しはいくらでも育てたいので


  • 心相
    • 外付けで装備する補助強化アイテム。キャラクターと同じくパラメータとレベル、そしてレアリティが設定されており、「インスパイア」なる強化用心相で“刻印”することでレベルを上げ、「ポラライゼイション」なる専用素材でレベル上限を突破する。最大レベルは60。
    • ✦5以上の心相はランダム形式での排出はなく、ショップの「心相観測」での交換かイベントの報酬でのみ入手可能。また✦5以上の心相は同一のものを重ねて“増幅”することで、5段階まで性能が強化される(増幅専用の万能心相も存在する)。

  • 塑造
    • いわゆる狭義の限界突破。入手キャラクターの重複時に代替として用意される「肖像」を使用し、スペルや伝承の効果を向上させる。全キャラクターに最大5段階まで設けられおり、塑造の特定段階で使用感が劇的に変化するキャラクターも多い。

  • ダメージタイプ
    • 各キャラクターの攻撃方法は「リアルダメージ」と「メンタルダメージ」のどちらかに分類されている。他作品における「物理攻撃」と「特殊攻撃」のようなものだと認識して差し支えない。もちろん防御力にもリアルとメンタルの2種類が存在するため、敵のダメージタイプと防御力に応じてステータス分類を選べば有利に戦える。
    • また一部の攻撃は「ジェネシスダメージ」という、相手の防御力を無視する固定ダメージを含むことがある。硬い敵にもダメージを通しやすいが、味方側が喰らう分にも防御力で減衰できず厄介な代物となる。

  • 調律
    • タイムキーパー自身の神秘術として、バトル中に発動できる特殊なスペル。ターン経過やスペル使用で貯まるMPをコストに、手札のスペル内容をシャッフルしたり任意のスペルのランクを上げる特殊なカードを生成したりと、行き詰まった戦局を打開する力を秘めている。

  • 単品
    • 各キャラクターが身に付けているアイテムを紹介するページ。バトルやウィルダネス、ホーム画面で絆を深めることで解説されるアイテムが増え、雨の雫も獲得できる。また限定コスチュームを獲得するとそのコスチュームにまつわるアイテムも紹介される(解放タイミングは通常の単品と同一で、雨の雫が水増しされたりはしない)。

  • 文化
    • 各キャラクターにまつわる小話が記されたページ。単品と同じく絆を深めることで解禁される小話が増え、雨の雫も獲得できる。絆が80%に到達した時に閲覧できる小話は「パンドラ・ウィルソン」なる取材記者との対談形式のもの。


キャラクター編集

ようこそ、歓迎するよ

リバース:1999の登場キャラクター一覧を参照。


コンテンツ編集

常設編集

  • メインストーリー
    • 物語の本編。ヴェルティや彼女を取り巻く人々の軌跡を追う。節目には進行中のストーリーに関連する「小道」が敷かれ、詳細を補足してくれる。バトルが発生する回は細胞活性(スタミナ)の消費が求められるが、敗北・退出しても消費した分は100%返ってくるため安心。
    • クリアしたバトルはフルオート機能の「行動再現」を利用することで、育成素材の周回ができる。また一度クリアしたバトルでは高難度の「デンジャラス」モードが解放され、プレイヤーに有利にも不利にもなる特殊なルールが追加される。
    • Ver.1.9からは低難易度かつ細胞活性の消費なしの「メルヘン」モードが第4章以降に追加され、育成が進んでいない新規プレイヤーや、推奨レベルの高いバトルを突破できず止む無く挫折したプレイヤーもストーリーに追い付けるようになった。

  • 映像
    • 後述する期間限定のイベントストーリーとキャラエピソードイベントを常設化したもの。解放にはウィークリーミッション達成で入手する「現像液缶」を2つ使う必要がある。Ver.1.9から順次解禁され、新規プレイヤーも閲覧することで報酬を獲得できる。

  • キャラクターストーリー
    • 各神秘学家にまつわる個別のエピソード。Ver.1.4から順次追加され、1バージョンにつき2名がピックアップされる。切り口は主にスーツケースに来る前の過去の経験と、スーツケースに来た後の他の神秘学家を巻き込んだ騒動の二つに大別される。
    • 解放には前述の「現像液缶」が1つ必要。Ver.2.0からの新規エピソードは次バージョンで常設入りするまで、現像液缶の消費なしで閲覧できる。
    • 新規エピソードが配信されて暫くの期間は「追体験」が用意され、細胞活性の消費に応じて入手する「顕現の箱」を使いキャラクターを派遣することで報酬を獲得できる。(Ver.1.7以前は専用のバトルステージが設けられていたが、不評が多く差し替えられた。)

  • 資源・洞察ステージ
    • いわゆる稼ぎ用のバトルステージ。レベルアップで使う「ダスト」、育成に幅広く使う「咬噛銭貨」、ウィルダネス(後述)の拡張に使う「ケルンベイビー」、心相観測(後述)での交換に使う「規律影像」、そして洞察に必要な「本源の書」を入手できる。
    • こちらもストーリー同様全ステージで「行動再現」が利用できる。

  • 第三の門
    • Ver.1.4で実装された謎解きコンテンツ。広大な「旧跡」内を移動し、本棚を押したり氷の床を滑ったりと様々なパズルを解きながら進んでいく。道中の数箇所のポイントでバトルが発生することもあるが、洞察3に到達したパーティなら余裕を持って突破できる難易度である。
    • マップの所々には「往日の記録」が眠っており、記録を追うことで過去に葬られた歴史を掘り起こすことができる。更に報酬と交換できる宝物や、報酬が直に入った宝箱も各地点に設置されている。細胞活性を回復する合間に攻略しておくと良い。
    • 解放には第5章『洞窟の囚人』の序盤まで到達する必要がある。挑める「旧跡」は2~3バージョンごとに追加される。

  • 人工夢遊
    • 複数のバトルステージに挑むコンテンツ。色々な場所をモチーフにした「夢境」を探索することで、共鳴素材の交換に使う「夢境流体」と雨の雫を獲得することができる。「夢境」の段階が進むと“覚醒”のルールが適用され、一度バトルに参加したキャラクターは次のステージで使用不可になる。高難度では十分に育成したキャラクターが8名は必要。
    • 夢遊のエリアには「浅眠域」と「深眠域」の二つがあり、浅眠域は専用の物語が用意された5つのバトルステージに連続して挑む夢境が合計10段階、深眠域は半月ごとにバトル内容とルールが更新される夢境(2ステージ、ストーリーなし)が合計6段階で構成されている。特に5・6段階の深眠域は上級者も舌を巻くほどの超高難度であり、エンドコンテンツの一つとなっている。

  • 局外の演繹
    • Ver.1.9で追加された大型常設コンテンツ。聖パブロフ財団の委託契約チーム隊長センメルワイスを主人公として、「ストーム」の迫り来るウィーンを巡る『黄昏の旋律』に挑戦できる。
      • 時系列としては第6章『星は光りぬ』と並列した外伝的物語。「局外の演繹」自体は第3章クリアで開放されるため、ネタバレに注意。
    • ゲーム内容は毎回異なる分岐を選択しながら障害を突破する、いわゆるローグライクモード。まずステージ全体の難易度と、普段の調律と異なる「触媒」を選択した後、道中で入手する特殊効果を秘めた「造物」を収集・購入・交換・合成することで、パーティを段階的に強化できる。「枝葉の成長」という文字通りのスキルツリーも用意され、周回プレイで枝葉を集めることで次の挑戦への礎となる。
    • またパーティメンバー以外のキャラクターも「アシスト」として同行させることができ、スペルだけを貸して支援してくれる。時には低レアリティのキャラクターのスペルに有用な活路を見出すこともある。
    • リザルトで獲得する「黄金の印」を報酬と交換し、コンプリートすることで限定のキャラクターを入手できる。更に一か月ごとに新しい報酬ラインナップと限定アイテムが入荷される。
    • Ver.2.1からは追加コンテンツ「月相の楽章」を導入し、「悪兆」という縛り要素を選択することで、よりハードコアな演繹に挑むことが可能になる。更なる「触媒」や「造物」、「本能」なる新たなバフ要素、そして道中のステージポイントも新規に複数追加され、今までとまた違った新鮮な体験を味わえる。

  • ウィルダネス
    • 「未開の荒野」を意味する、スーツケースの奥に広がっている空間。ショップの「ウィルダネス構想」から「荒原の牙貝」を消費し地形や建築物を購入することで、街を造ったり森を広げたり入手したキャラクターを配置したりと自由なエディットが可能。フレンドのウィルダネスに訪問することもできる。
    • 「ダスト」と「咬噛銭貨」を放置で収穫できる施設や、下級素材を消費し上級素材を生成する「ウィルダネス合成」の機能も利用できる。施設は資源ステージの一つ「豊作の候」で入手する「ケルンベイビー」「ケルン夫人」を消費することで拡張する。

  • メール
    • 運営からの配布報酬が送られてくるページ。これだけなら特に何ということはないが、実はプレイヤーが回収し損ねた報酬もここに送られてくる(しかも専用のメッセージ付き)。デイリーミッションや人工夢遊のウィークリーミッション、上限から溢れた意志解析のドロップ心相といったものまで30日間保管してくれる。

  • ミッション
    • 毎日更新されるデイリーと、月曜更新のウィークリーの2種類が存在する。デイリーの回収は「徹底解析」という意志解析の2回無料分と、資源ステージの4回分を行動再現で周回すれば、ほとんど埋まるほどに軽い。3日間のデイリー全回収で1個分の「モノロー」と交換できる。

  • たてがみ銀行
    • いわゆる「ショップ」ページ。有償・無償に拘わらず様々な物品を提供してくれる。上述の「ウィルダネス構想」の他、召喚で貯まった「ロストボイス」を交換するボイスショップ、先述の心相を「規律影像」と交換する心相観測、共鳴に必要な素材を「夢境流体」と交換する夢の記述など、どれを取ってもタイムキーパーに欠かせない取引先である。

  • ムードマシーン
    • Ver.1.9で実装されたサウンド機能。ストーリー内で流れた楽曲の一部を鑑賞できる。ホーム画面でのBGMとして設定することも可能。

期間限定編集

  • イベントストーリー
    • バージョンアップデートで上映される特別な物語。本編とはまた異なる登場人物たちが織り成すドラマを見届ける。シナリオによってはヴェルティ本人やマチルダといった既存のメンバーも助演として登場する。
      • 過去バージョンのイベントストーリーは「再上映」として、開催中イベントの後半期間に復刻されることもある。
    • イベントステージには第1章クリア後に入場可能となる。閲覧するだけならパーティ平均レベルが洞察1に達していれば突破可能。最後の大ボス戦は相応に強力な代わりに「バランスモード」が適用され、未育成でも全所持キャラのレベルが洞察3-20(✦4以下は洞察2-50)まで引き上げられる。
    • イベント中は専用のミッション報酬の他、バトルで効果を発揮する特殊なギミックが用意され、パーティの助けになる(特にギミックがない場合もある)。また開催から一週間経過すると「クライシス」を冠する高難度の「探索モード」が解禁され、雨の雫の回収が可能になる。
      • ただし報酬の全回収にはかなりの数のステージ周回が必須になる。戦力が整わない内は無理に総取りしようとせず、なるべく入手機会の少ない貴重な報酬から回収しておくこと。
      • 最も効率が良い大ボスステージの4倍行動再現でも20回以上は通わなければならず、細胞活性も大量に必要になる。苦目キャンディを消費してさっさと済ませるか、期間をフルに使ってじっくり進めるかはプレイヤー次第。周回の過程でプレイヤー経験値もどんどん貯まるため、逆手に取ってプレイヤーレベルを上げる恰好のチャンスでもある。

  • キャラエピソードイベント
    • イベントストーリーで登場・活躍した新規✦6キャラクターにまつわる物語。イベントストーリー開始以前の過去が掘り下げられたり、イベントストーリー終了以降の後日談が語られたりと、より解像度を高める仕掛けとなっている。
    • 付属するミニゲームはパズルだったりアドベンチャーだったりと形式は様々。直近では過去を回想する“記事”と、新規✦6キャラクターの性能をお試しで体験するバトルステージ「画角の外」の“考察”に分けられている。

  • ほえほえジュークボックス
    • バージョンに連動して設けられる、いわゆるシーズンパス。専用のミッションを達成することで「デシベル」を獲得し、1000ポイント貯まるごとにレベルアップして報酬を入手できる。デイリーとウィークリーのミッションは一週間(月曜開始)の上限が10000ポイントに定められている。
    • 有償で「コレクターズエディション」または「デラックスエディション」にアップグレードすることで報酬が豪華になり、更にデシベルレベル30に到達で限定のキャラクター用コスチュームを入手できる。

  • UTTU閃光集会
    • バージョンの後半期間に開催される、神秘学家のための祭典。イベントストーリーに登場したキャラも参加し、ここ限定の会話が聞けたりするなど、「番外編」としての性質も含まれている。また低レアリティのキャラクター用コスチュームも報酬で入手できる。
    • ゲーム内容としては人工夢遊のような、多数のバトルステージ群に挑むものとなっている。この集会では「名士カード」「閃光カード」という専用のアイテムを装備することで、パーティ全体が強力な恩恵を得ることができる。各自のスタイルに沿ったカスタマイズを模索するのも楽しみの一つ。
    • Ver.1.7以降では「UTTU焦点コラム」という名称に変わり、イベントストーリーに関連した内容の記事を閲覧する形式となった。バトル面ではターン数を切り詰めるタイムアタック的要素が強くなり、名士カードと閃光カードの効果も一新されている。

  • たてがみ手配書
    • Ver.1.4で実装されたバトルステージ群。今までのストーリーで登場したボス敵に挑む高難度コンテンツ。ボスに与えたダメージ量がスコアとして記録され、進行に応じて「信託証券」を獲得する。証券は手配書ページ内にある「たてがみ信託」にて報酬と交換できる。
    • 難易度は「イージー」「ハード」「エンドレス」の3種類。ハードまではボスの仕様を把握するチュートリアルのようなもので、パーティが全滅するか30ターン経過するまでダメージを加え続けるエンドレスモードが本番。ダメージが重なるにつれ苛烈でタフになるボスの攻撃を掻い潜り、30ターンの間で如何に効率よくダメージを稼ぐことができるかがハイスコア更新の要となる。
    • 最高評価のSSSとなる85万ダメージがおおよその目標だが、理論上の最高スコアを目指すべく日々猛者が挑み続けている。
    • Ver.2.1からは更に「スペシャル」モードが実装され、文字通り特別仕様のボスに挑める。このモードでは一部のキャラクターがピックアップされ、特別な強化が施される。しかもピックアップされたキャラクターはサポートメンバーとして未入手でも最大レベルで貸し出されるため、気軽に採用することが可能。

1.6たてがみ手配書


  • 次バージョン予告イベント
    • バージョン更新直前の5日間に実施される、ログインボーナスを兼ねた小イベント。次の更新バージョンの舞台にまつわるテキストを閲覧し、雨の雫を含んだ報酬を獲得できる。同時期にはブラウザ上で行うWebイベントも催され、アップデートに先んじて楽しむことができる(参加にはプレイヤーIDの入力が必要)。
    • これらのイベントが始まる頃にはUTTUイベントは終了し、イベントストーリーのステージにも入場できなくなる。報酬は後回しにせず早めに回収しよう。またアップデート当日の午前5時~10時はメンテナンスが入ってログインできなくなるため、前日の夜に細胞活性を使い切っておくことを忘れずに。

関連イラスト編集

リバース:1999イラコンFARippleOFF TO THE NEXT ERAゼロの証明/The proof of zero

アビーロードOff The Storm无题1st anniversary


関連動画編集

Official Reveal Trailer | Reverse: 1999


『リバース:1999』ティザーPV第2弾英語版


『リバース:1999』事前登録PV「雨が来たる」


『リバース:1999』10月26日配信決定PV


『リバース:1999』配信記念PV「雨が来る」英語版


『リバース:1999』配信記念ソング「The Gleaming」


『リバース:1999』配信記念アニメPV


『リバース:1999』一周年振り返りPV



各種リンク編集

タグ編集

  • リバース:1999 / リバース1999 / 重返未来1999 / REVERSE1999 / Reverse1999 / 리버스1999
    • 上記の通り非常に表記揺れが多く、完全一致で検索すると該当する作品が埋もれてしまうことがある。閲覧する際は「1999」とキャラクター名で部分一致検索してしまうのが一番手っ取り早い。一部の無関係な作品を弾きたい場合は、タグをOR検索するか「-年」で除外検索すること。
    • イラストや小説のタグにコロンのない「リバース1999」も確認されるが、できる限り正式な表記である「リバース:1999」を作品につけることをおすすめする。(主に海外の作品で)タグが付いていない作品には、閲覧者が積極的にタグを加えるようにすること。

users入り編集


外部リンク編集


関連記事

親記事

重返未来1999 ちょんふぁんうぇいらいいーじょうじょうじょう

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 6204777

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました